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ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

自己主張

2013-01-24 00:51:34 | Weblog
どうやらアパートの隣に、日本人男性と中国人女性が引っ越して来た。
壁越しのうなるような音でも、日本語のイントネーションだとわかる。
やはり中国語とは、全然違う。

どうやら男性は中国語ができないらしく、夜になると、中国語の練習が始まる。
まだ単語レベルの発音と四声を練習している。
目標は、中国語の歌をうたうことにあるようだ。

ここまでわかってしまうくらい壁がうすいことは、
あまり日本ではないことだから、日本人は考えないんだけど、
そろそろ気づいてもいいころだろうと思い、今日は壁をたたいた。

隣室より「あれ、聞こえた?」と聞こえて来た。
イントネーションだけで、ここまでわかるのだから、やはり日本人同士だ。
はい、ばっちり聞こえています。

私にもウキウキと中国語の発音を勉強していた頃があった。
覚えると嬉しいし、伝わると満足する。
でも、だんだんと、面倒になるものだよ。

今日は久しぶりに日本の大企業を訪問し、
日本の企業戦士さんたちと話をしたのだけど、
やっぱり、日本人って、ちょっと変わってる。
なんで会社のために、あんなに機械になれるのか、
機械になることが美徳だと信じられるのか、すっごく不思議。

でも、鬱の人が増えているんでしょう。
滅私奉公しているのに、自分が必要とされないジレンマなのかな。

中国人的な発想だったら、
滅私奉公するってことは、自分がないのと同じだから、
そりゃ誰も振り向いてくれないでしょ。
誰も自分の痛みをわかってくれない!って言うけど、当然じゃん、となるだろう。

難しいところだなあ。