ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

向いてない

2013-01-06 23:50:21 | Weblog
会社員に向いていないなあ、と思う瞬間。

「忘年会をやるので、率先して盛り上げるように。
 今回は、食事の会場にカラオケがあります!」

そう言われ、会社を辞めたいくらいに憂鬱になった。

中国人の宴会は、大学のサークルのノリなので、
日本の会社の宴会以上に憂鬱だ。

なぜ、盛り上がることを強要されないといけないのだろうか。
やれと言われたら、やらないことはないけれど、
同時に楽しめ!と言われると、
感情にまで介入してくるんじゃねー!!!
そんなら、やれと言われても絶対にやらん!という気分になる。

やりたい人だけやればいいのになあ。
そもそも、仕事ではやりたくないこともやっているわけなんだから、
結構限界なんだけどなあ。

中国人の大好きな話題は、独身の若い人をつかまえて、
「社内で選ぶとしたら誰?」とか、
「これまで何人とつきあった? どこまでいった?」など、
まあ、そういう話でみんなで突っつき合って、
「わっはっはっは!」と楽しむのが定番のようなんだけど、
正直言って、楽しそうなふりをしながら話を聞くのも、
結構な労働なんだよなあ。

そんなに興味ないし。

あ~、引きこもって読書がしたい!

出た

2013-01-06 00:25:01 | Weblog
本日無事にボーナスが振り込まれたので、
予定通りMacBook Pro Retinaディスプレイモデルを買うことにする。

よし、よくやった、自分。

さて、会社で評価制度を見直しているので、
自然と社員同士の話題も、それを意識したものになることが多い。

みんなの意識として共通して言えるのは、
「中国に来て働く日本人は、管理職になることが大前提。
 それに足るスキルと意識があって、初めて海外で働ける」ということ。

もし、一般職員でゆるく働きたいのなら、日本国内に留まるべきだ。
そういった一種の甘えがゆるされるのは、そこが自分の国であるときだけ。
海外に出たら、そうはいかない。
わざわざ海外で働く場合、労働によって生み出される価値を、
しっかりと目に見えるものにしていかなければならない。

「いやいや、私、ゆっくりやりたいのです」と言うのなら、
それはそれでOKだけど、中国人の一般職と同じ給与だと言われても文句が言えない。
そして、これまで駐在員は「神」のような扱いだったけれど、
相当な大企業でない限り、もうそんないい生活はさせてもらえなくなった。

中小企業の駐在員の場合、
借りるマンションのランクが現地採用並みなんていう話もザラだ。
そして現地採用の場合、外国人は中国の社会保障で守られることもないのだから、
そのぶんのリスクは、自分で負う覚悟が必要になる。

一番気の毒なのが、日本人と結婚した中国人。
日本人の旦那さんが日本でリストラにあったりして中国に一緒に来て、
中国人の奥さんの国籍が日本になっている場合、
その女性は、中国の社会保障が受けられないけれど、人格形成の背景は中国。
そして、たいていは日本でそれほどいい仕事をさせてもらった経験もない。
日本国籍だと言うだけで、給与テーブルは日本人と同じだけれど、
それだけのパフォーマンスもできない。
ということで、国籍だけ日本の中国人は、査定のときにだいたい厳しく見られてしまう。

いろいろな国の人が働く会社は、人事や評価制度も難しい。
でも、終身雇用なんて考え方がそもそもないところから始まるわけなので、
日本よりは、実効性の高い制度になりそうな気がする。