2008年 米
監督:トム・ティクヴァ
出演:クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール、ブライアン・F・オバーン
国際メガバンクIBBC銀行の不正を暴こうと捜査する、インターポール捜査官のサリンジャーとニューヨーク検事局のエレノア。しかし、彼らが接触した内部告発者や関係者は、次々に不審な死をとげる。はたして、彼らは、核心に迫ることができるのか・・・というようなお話。
個人的にクライヴ・オーウェンの濃い容姿が苦手で(^^;、困ったなぁ~と思っていたのですが・・・見ているうちに慣れました。ナオミ・ワッツ、可愛いし(^^)。
及第点はある映画だと思うんですが・・・巨悪を追求しているわりには、なにか浅い感があるんですよね。特に、まとめ方が思いのほかアッサリしていて・・・えっ?ってなります(^^;。
建物がでかいとか、部屋が広いとか、天井が高いとか・・・そういう部分で巨像のスケールは感じるんですが、それを支配している人物に重みは感じられないし・・・捜査していく中で、調べても調べても、暴いても暴いても、むしろ核心から遠ざけられていくような気がする空しさとか、にもかかわらず増していく底なし沼にズブズブと沈んでいくような圧迫感とか・・・そういうものが描かれてなくて・・・
きっと、単純ではあるけど、はっきりと分かる存在感のある悪役キャラを登場させていれば、観客は安心できるんでしょうけど・・・そういう人物を設定しなかった難しさが見えちゃいましたかね。きっと、わざとそうしたんだと思うんですけどね。
というわけで、悪くはないんですが、今一歩って感じでありました。
『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/
『生声日記』
http://v-diary.at.webry.info/
監督:トム・ティクヴァ
出演:クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール、ブライアン・F・オバーン
国際メガバンクIBBC銀行の不正を暴こうと捜査する、インターポール捜査官のサリンジャーとニューヨーク検事局のエレノア。しかし、彼らが接触した内部告発者や関係者は、次々に不審な死をとげる。はたして、彼らは、核心に迫ることができるのか・・・というようなお話。
個人的にクライヴ・オーウェンの濃い容姿が苦手で(^^;、困ったなぁ~と思っていたのですが・・・見ているうちに慣れました。ナオミ・ワッツ、可愛いし(^^)。
及第点はある映画だと思うんですが・・・巨悪を追求しているわりには、なにか浅い感があるんですよね。特に、まとめ方が思いのほかアッサリしていて・・・えっ?ってなります(^^;。
建物がでかいとか、部屋が広いとか、天井が高いとか・・・そういう部分で巨像のスケールは感じるんですが、それを支配している人物に重みは感じられないし・・・捜査していく中で、調べても調べても、暴いても暴いても、むしろ核心から遠ざけられていくような気がする空しさとか、にもかかわらず増していく底なし沼にズブズブと沈んでいくような圧迫感とか・・・そういうものが描かれてなくて・・・
きっと、単純ではあるけど、はっきりと分かる存在感のある悪役キャラを登場させていれば、観客は安心できるんでしょうけど・・・そういう人物を設定しなかった難しさが見えちゃいましたかね。きっと、わざとそうしたんだと思うんですけどね。
というわけで、悪くはないんですが、今一歩って感じでありました。
『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/
『生声日記』
http://v-diary.at.webry.info/