映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『エレクション』

2010-05-07 19:12:07 | Weblog
2005年 香港
監督:杜峰(ジョニー・トー)
出演:任達華(サイモン・ヤム)、張家輝(ニック・チョン)、梁家輝(レオン・カーファイ)、古天樂(ルイス・クー)、林 雪(ラム・シュー)、張兆輝(チョン・シウファイ)、林家棟(ラム・カートン)、邵美(マギー・シュウ)、王天林(ウォン・ティンラム)、譚炳文(タム・ビンマン)、姜大衛(デヴィッド・チャン)

ストーリーは、公式HPに掲載されていたものを添付しておきます。

ジョニー・トーだ!エレクションだって!!どんな映画だろう・・・って、わくわくしながら見たら『黒社会』だったです(^^;。けど、既見だからといって、途中では止められないw@rよねぇ~(^^)。

なんだけど・・・実は、そんなに評価はしてないの『黒社会』(^^;。サイモン君、カッコいいけど、いつも通りだし・・・せっかくの古天樂くんが、いまいち輝いてないし・・・こういうレオン・カーファイさん、好きじゃないんだもん(爆)。

話も、ありきたりな黒社会抗争から始まり、サイモン&カーファイの手打ちの後の妙にほのぼのシーンになって・・・なかなかイイんじゃない!って思ってたら、そのまま「へっ?」って終わっちゃうんだもん。

香港のノアールを愛するものとして、今やジョニー・トー監督は期待の星なわけですから、これじゃ満足はできませんよね。けど・・・それでも、文句言いながら見る。何度も見る。それがファンのサガなのでありますよねぇ(^^;。

【公式HPより】
 構成員50,000人を数える、香港で最大の組織、<和連勝会>では、2年に一度、上級幹部によって新しい会長を選ぶ選挙が行われている。今回の候補は二人――冷静で組織に忠実、年長者を敬うロクと、短気で周囲との衝突も多いが、有無をいわせぬ強引な強さのあるディーだ。
 世襲制で会長を選ぶ組織もあるなかで、公平に選挙制をとる<和連勝会>。しかし公正さが第一といっても、裏ではさまざまな策略がめぐらされていた。ロクが、選挙に勝てたら縄張りの拡大を約束すると幹部に提案する一方で、ディーは、なり振りかまわずに賄賂を使った買収工作を始めた。
 幹部の中でも最も尊敬されているタンは、ディーのやりすぎた手法に対し「信頼に欠ける選挙など全く無意味だ。組織には調和が大切だ」と幹部たちを諭す。そして選挙の結果、選ばれたのはロクだった。
 派手な祝賀会も準備していたディーは、この知らせを耳にするとすぐさま報復に出た。賄賂の額が少ないと言ってディー派につくことを拒んだロング・ガンと、彼に渡すべき賄賂を賭けでスッてしまったサムを拉致し、木箱に詰めて丘の上から転げ落として、瀕死の重傷を負わせたのだ。
 さらには、現会長のチョイガイに向かって、会長に選ばれたものだけが手にできる<竜頭棍>をロクに渡すな、と脅した。言うなりになったチョイガイだったが、混乱を怖れ、部下の運転手ミンに<竜頭棍>を中国本土・広州に運ばせてしまう。
 その頃、香港警察のホイ警視は、「ひとつの組織をつぶしてもすぐに新しい組織ができる。各組織の力が均衡するようにしておきたい」と考え、組織犯罪の名目で、<和連勝会>の幹部を片っ端から逮捕していく。
 幹部たちは塀の中でもおとなしくしているわけがなかった。ロクは部下のアウを使って密かに<竜頭棍>を探させ、ディー側も塀の外の妻が捜索に動き出していた。広州では、ソー、ダイタウ、トンクンらが、それぞれのボスの命令で<竜頭棍>を追いかけたが、お互いが敵なのか味方なのかさえ、わからない。
 ようやく<竜頭棍>は広州から香港まで到着する。しかしここでも、若く血気盛んなフェイとジミーを中心に、激しい争奪戦が起こっていた。
 最後に<竜頭棍>を手にし、会長となるのは誰なのか――。
http://eiga.com/official/election/introduction.html

『OBERON日記』
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『虹の女神』

2010-05-07 18:38:17 | Weblog
2006年 日本
監督:熊澤尚人
出演:市原隼人、上野樹里、蒼井優、酒井若菜、鈴木亜美、小日向文世、田島令子、佐々木蔵之介

ストーリー、説明しにくいです。特に、ややこしいわけじゃなく、むしろ単純なんだけど、筋を説明してしまうと、一番大切な映画の雰囲気を消してしまう気がするんですよね。

実際、ベースの筋立てはとにかく陳腐ですよ。彼のこと大好きだけどそれを表には出さず、彼の恋の取り持ちなんかまでしゃう上野樹里ちゃん演じるあおいちゃんと、あおいちゃんのこと本当は誰よりも好きなんだけどそんな自分の気持ちに気づきさえしない市原隼人くん演じる智也くんの、切ないラブストーリーっていう奴が一つ。映画づくりなんて堅気じゃないことに捕まっちゃった若者のイロイロがもう一つ。その二つが両輪になってる、超青春な物語。

でも、けっこう、さりげない台詞に・・・「ああ~、青春だぁ~」と、若き日の自分を思い出して甘酸っぱい気持ちになっちゃったりもして・・・意外に、入り込んで見たんですよね。樹里ちゃん、好きだしね(^^)。市原くんも『ROOKIES』より、こっちの方が好きだったし(^^;。

それから・・・大学生のあおいちゃんが撮った映画ってのが、なかなか曲者でね。大学生が撮っている安物っぽさっていうのもチャンとありつつ・・・こそっと良くできてたりするのがねぇ~・・・なかなかヤルじゃんって感じなんですよ(^^;。しかも、あおいちゃんの撮った映画の中の樹里ちゃんと、あおいちゃんの樹里ちゃんの違いっていうのがね・・・すごく好いのですよ、ええ好いのです。

ただね・・・あおいちゃんが飛行機事故で亡くなったところから始まってるでしょ。だから、あおいちゃんの恋が成就することがないのが確定してしまっていたのが残念です。こういう恋のお話って、ふつーに「叶えてあげて」って願いながら見たいもの、でしょ(^^;。

あっ・・・相田翔子さんが、ダークホース的に好かった!でも、どんな役かは、ご自分の目で確かめてくださいってことにしておきます(^^)。

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『ROOKIES 卒業』

2010-05-07 18:20:22 | Weblog
2009年 日本
監督:平川雄一朗
出演:佐藤隆太、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之、村川絵梨、山本裕典、石田卓也、綾瀬はるか、渡部篤郎、武田航平、天野ひろゆき、能世あんな、平山広行、浅野和之、吹石一恵、大杉漣、伊武雅刀

興味ない人には全く興味ないだろうし・・・興味のある人には説明は不要でしょうし・・・ある意味、他人の感想も不要だと思うので、とりあえず「見ました」ってことの記録ってことで(^^;。

わたしは、もちろん興味ある人ですよ(^^)。テレビドラマ、毎週、楽しみに見てましたから。で、映画は、そのドラマの持っていたものを、ちゃんとそのまま反映していたから、ドラマファンは納得したのではないですかね。

ただ・・・おばさんの場合、テンションの維持が難しくて・・・正直、すでにちょっと心が離れてしまっている自分を思い知りましたね。映画が悪いのではなく、わたしの方がモチベーションの維持ができなかったなって(^^;。

それからね・・・なんていうか・・・この映画は、観客を楽しませるものというより、ニコガク野球部の皆のものだなって思いました。で・・・それで良いって思いました。だから、彼らが燃え尽きられればそれでいい・・・観客として、それを心から応援したい・・・そんなタイプの映画だなって。つまり、ドラマの時点で、そこまで作り上げてたんですね、彼らは・・・すごいことですね(^^)。

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