2009年 日本
監督:木村大作
出演:浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオル、宮崎あおい、井川比佐志、夏八木勲、役所広司、小市慢太郎、モロ師岡、螢雪次朗、仁科貴、蟹江一平、安藤彰則、橋本一郎、本田大輔、笹野高史、國村隼、小澤征悦、田中要次、鈴木砂羽、タモト清嵐、石橋蓮司、新井浩文、井川比佐志
物語自体は、いたってシンプルですね。明治の末期、日本地図を完成させるために陸軍参謀本部陸地測量部(現・国土地理院)が行った北アルプス・立山連峰での山岳測量プロジェクトのうち、特に未踏峰とされてきた剱岳への登頂と測量作業を扱った作品です。
日本山岳会との初登頂競争がアクセントというか、ちょっとしたドラマの盛り上げ役なんですが・・・そういう設定にしておきながら、あまりそこに拘って撮っていない感じはありました。それは、主人公の柴崎芳太郎の気持ちと一致していますね。
じゃあ、自然との闘いの物語なのかといわれれば・・・それはまあそうなんでしょうか・・・でも、なんだか、実はそこにも拘っていない感じはするんですよね。少なくても、自然に対立する気持ちは皆無みたいなんですよね。たとえ厳しいシーンでも、なんだか美しく撮れているし・・・基本的には、自然に寄り添っていますよね。だから・・・行者さんが、一番、この映画の精神を反映した人物なのかも。
とにかくね・・・あまり煽ってこない映画なんですよ。淡々とした記録映画ってイメージでもなく・・・なんていうのかなぁ~、すごく厳しい画だとかシーンが続いても、どこか根っこに明るさとか大らかさを感じるんですよね・・・どうしてだか分からないんですが。
役者さんは・・・浅野さんは、相変わらず下手うまっていうか・・・何が良いんだか分かりませんが、不思議な味わいがある人なんですよね(^^;。香川さんは・・・最近は、ドラマ見ても映画見ても、どこででも香川さんに出会いますが・・・消耗してしまわないようにしてくださいね。決して器用な方ではないと思うので・・・でも、末永く頑張って欲しい役者さんではあるので・・・。あっ、わたしは、ボクシングファンの顔の香川さんが、一番好きです(爆)。松田龍平さんは・・・お洒落だとか、カッコいいだとか、そっち方面にいない松田さんは大好きですよ(爆)。雪に埋められて・・・ご苦労様でした(^^)。で・・・やっぱり、すごい存在感だなって思ったのは、役所さんと夏八木さんですよね。圧倒的な自然の映像の前で・・・お二人の存在がなければ、完全に人間たちは押されっぱなしだったと思いますもの、はい(^^)。
それから・・・宮崎あおいさんの役が、わたしにとっては残念の極みでした。ほんと、はぁ~・・・いつまで、こういう日本女性像にシガミ付くつもりなのかな、日本男子たちはっ!!
『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/
監督:木村大作
出演:浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオル、宮崎あおい、井川比佐志、夏八木勲、役所広司、小市慢太郎、モロ師岡、螢雪次朗、仁科貴、蟹江一平、安藤彰則、橋本一郎、本田大輔、笹野高史、國村隼、小澤征悦、田中要次、鈴木砂羽、タモト清嵐、石橋蓮司、新井浩文、井川比佐志
物語自体は、いたってシンプルですね。明治の末期、日本地図を完成させるために陸軍参謀本部陸地測量部(現・国土地理院)が行った北アルプス・立山連峰での山岳測量プロジェクトのうち、特に未踏峰とされてきた剱岳への登頂と測量作業を扱った作品です。
日本山岳会との初登頂競争がアクセントというか、ちょっとしたドラマの盛り上げ役なんですが・・・そういう設定にしておきながら、あまりそこに拘って撮っていない感じはありました。それは、主人公の柴崎芳太郎の気持ちと一致していますね。
じゃあ、自然との闘いの物語なのかといわれれば・・・それはまあそうなんでしょうか・・・でも、なんだか、実はそこにも拘っていない感じはするんですよね。少なくても、自然に対立する気持ちは皆無みたいなんですよね。たとえ厳しいシーンでも、なんだか美しく撮れているし・・・基本的には、自然に寄り添っていますよね。だから・・・行者さんが、一番、この映画の精神を反映した人物なのかも。
とにかくね・・・あまり煽ってこない映画なんですよ。淡々とした記録映画ってイメージでもなく・・・なんていうのかなぁ~、すごく厳しい画だとかシーンが続いても、どこか根っこに明るさとか大らかさを感じるんですよね・・・どうしてだか分からないんですが。
役者さんは・・・浅野さんは、相変わらず下手うまっていうか・・・何が良いんだか分かりませんが、不思議な味わいがある人なんですよね(^^;。香川さんは・・・最近は、ドラマ見ても映画見ても、どこででも香川さんに出会いますが・・・消耗してしまわないようにしてくださいね。決して器用な方ではないと思うので・・・でも、末永く頑張って欲しい役者さんではあるので・・・。あっ、わたしは、ボクシングファンの顔の香川さんが、一番好きです(爆)。松田龍平さんは・・・お洒落だとか、カッコいいだとか、そっち方面にいない松田さんは大好きですよ(爆)。雪に埋められて・・・ご苦労様でした(^^)。で・・・やっぱり、すごい存在感だなって思ったのは、役所さんと夏八木さんですよね。圧倒的な自然の映像の前で・・・お二人の存在がなければ、完全に人間たちは押されっぱなしだったと思いますもの、はい(^^)。
それから・・・宮崎あおいさんの役が、わたしにとっては残念の極みでした。ほんと、はぁ~・・・いつまで、こういう日本女性像にシガミ付くつもりなのかな、日本男子たちはっ!!
『OBERON日記』
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