気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ユリカモメの大群に思う

2023年01月05日 | カモメの仲間

正月三日の朝、近くの都市公園へカメラを提げて探鳥散歩に行きました。

広大なボート池を我が物顔に飛び回るユリカモメ(百合鴎)の大群に圧倒されました。
「数取り機」を購入したので、ユリカモメの数をざっと数えると200羽ほども!!

この数年、京都や大阪など各地で、ユリカモメの数が減ったと聞きますが、
いるところにはいるのだと実感出来て、新年早々、安堵感が広がりました。






カモメ=海辺の鳥というイメージですが、特にユリカモメは海から離れた内陸の川や池でも普通に見られます。
今回の都市公園の大群もそうですが、人の集まる場所で餌をもらえると知ってユリカモメたちは集まってきます。

野鳥など野生動物への餌付けは、長らく手軽な娯楽の一つ、善い行いという風潮がありましたが、
近年~特に鳥インフルエンザの感染拡大が世界的な問題となっている今、改めなければいけない悪しき慣例と言えるでしょう。

なぜ野鳥への餌付けがダメなのか、主な理由をリンク先から引用させていただきました。

〇自分でエサを探す能力が失わてしまいます。特に幼鳥など
〇基本的に、人間の食べ物は味の濃さなど鳥の体に合わないので健康を損います。ペットの鳥でも同じです。
〇人間への警戒心が薄れ、食べ物欲しさに、街中や道路に出てきて交通事故あう事も多いです。
〇生態系のバランスが乱れる可能性がある
 渡り鳥は餌付けで引き止められて、本来渡るべき時期を逃してしまうケースもあります。


◆野生動物への餌付けと問題点について
https://sapporo-nature-times.com/wildanimalsfeed/


















ユリカモメ (百合鴎) Black-headed Gull  全長約40cm
チドリ目カモメ科カモメ属


◆e-Bird  ユリカモメ
https://ebird.org/species/bkhgul?siteLanguage=ja


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (8)
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