窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・日本の我々一般人の実質上の年間許容量は10m・Svでアメリカと同等の模様です。

2011-03-21 01:31:16 | Weblog
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・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
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・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

事故評価はスリーマイルを超えて、チェルノブイリの一歩手前の惨状です。

ちなみに日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

・・3月20日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷

3号機・・・建屋上部爆発により損傷。
    ・・・消防庁放水車による注水の結果、800μ・Svの放射線の減少を確認。

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、使用ずみ燃料保管プール温度上昇中
    ・・・自衛隊によるよる注水

5号機、6号機・・・非常用電源で冷却用ポンプが再稼働。
         ・・・プール温度65~68℃から、5号機38℃、6号機41℃と低下。

1~6号機に外部電源からの電力供給ができるように対策中。

1~2号機の工事は完了の模様。

・・放射線状況

・・・発電所敷地境界
                 
正門でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)

西門(原子炉から1.1Km西方か)・・・17日  309~292μ・Sv/H
                        18日  271μ・Sv/H
                 両日ともに北西の風の条件下、つまり風上でこの値

3号炉から北西500m地点・・・放水前3443μ・Sv、放水後2625μ・Sv(20日)

・・・20km~30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         北西25Km地点 

17日午後2時   ・・・167μ・Sv/H        北西30km地点

18日午前10時  ・・・150μ・Sv/H        北西30km地点

19日         ・・・136μ・Sv/H        北西30km地点

20日         ・・・110μ・Sv/H        北西30km地点

・・・20km~30kmエリアでの15日15時からの推定積算放射線量

20日終了時点   最大推定値・・・15555μ・Sv (15.6m・Sv)
             平均推定値・・・ 7778μ・Sv ( 7.8m・Sv)

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv(建前)、自衛隊員で20m・Sv、
消防署員は30m・Sv,原発作業員は通常は50m・Sv、今回特例で250m・Sv
そして80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

19日になってついに保安院が発表しました。

保安院によると「1m・Svは理想」だそうで、「守るべき基準」ではないそうです。

国の原子力安全委員会の指針によれば「10m・Sv~50m・Svは屋内退避」、
「50m・Svを超えそうな場合は避難」となっています。
(18日中日新聞朝刊参照)

天候

昨日は午前中は西風、昼から南東の風で夕方から雨模様の様です。

今日は雲り・雨の予報で、ほとんど無風に近いようです。

雨には放射性物質が溶け込んでいる可能性がありますので、昨日に引き続き
ご注意願います。

コメント

屋内退避した場合の放射線は10分の1になるとTVで2回聞きましたので、
とりあえず先生方の言葉を信じて話を進めましょう。(裏とり検証は後日)

さて、10m・Svを超えると屋内退避の対象となるのですから、現在は30km地点が
10m・Svになるだろうとの計算結果でしょう。

そして30.1kmの人は屋内退避しなくてもいいのですから、10m・Svが実質上の
日本での我々一般人の年間許容量ということになりますね、枝野さん。

ちなみに、アメリカの計算ではこれが80kmですので、残念ながら計算結果が
合いません。


他方、放射線量は20km地点では50m・Svとなります。

ですので、20km以内の人は全て退避しないといけませんし、それより外の人は
屋内退避です。

原子力安全委員会の指針でそう決めていますからね。


20.1kmの人はほぼ50m・Svの放射線を屋内退避ですごさなくてはいけません。

でもこの人も10m・Sv以上の放射線を浴びてはいけないので、外にいる時間を
制限する必要があります。

24時間、家の中にいれば外が50m・Svでもその10分の1の5m・Svで済みますが
お買い物もありますしそうもいきませんよね。

それで、何時間外にいられるかを計算すると、2時間39分となります。

これは道を歩いている時間の合計で、スーパーの中はカウント外ですよ、皆さん。


車で移動の場合は1割増しの2時間55分です。

車は内部被ばくは防げても、外部被ばくを防ぐ効果はあまりないようですね。

でも、車が使えるならそれに越したことはありません。

線量計を配ってもらえない退避住民はこうやって「時間の目処を見積もる」しか
ありませんものね、枝野さん。

そして、20kmから離れて30kmに近ずくにつれて外にいられる時間が増えていき、
30.1kmでは終日外にいてもよろしいと、そういう訳ですか枝野さん。


さてそれでは次に北西に60~70km離れた福島市の状況を見てみましょう。

データは福島市役所のモニタリング ポストの値を使用。

15日・・・24μ・Sv/H

16日・・・20μ・Sv/H        

17日・・・13μ・Sv/H     

18日・・・11μ・Sv/H 

19日・・・9.5μ・Sv/H     

20日・・・9μ・Sv/H     

・・・福島市での15日17時からの推定積算放射線量

20日終了時点   累積での推定値・・・1507μ・Sv (1.5m・Sv)

どうやらたてまえの1m・Svはとうに超えています。るし、

次はTVでよくやる全世界の自然界放射能(バックグラウンド)の平均値2.4m・Sv
をいつ超えるかが当面の焦点ですね。


本当に注意が必要なのは、原発からの放射能流出がこのままあと1か月程継続
すると積算値が10m・Sv程になり「福島市は安全だ」とは言い切れなくなると
いうことです。

そうなってから「屋内退避」を発令しても遅いのですから、たぶんモニター数値を
積算しながらあと1~2週間で「屋内退避」の判断をすることになりますね。


日本の実質上の年間許容量が10m・Svであるとしても、それほどおかしな値
ではなく、国際的にも多分妥当なところでしょうか。

でも、それならそれで10m・Svぐらいはぜひとも守りたいものですね。

菅さん、的確な判断と指示をよろしくお願いします。

そうしないとアメリカからはもちろん、世界中からバカにされてしまいますよ。

PS

・・注意情報・・

原発から114号線沿い、北西30km~32km付近の放射線量が特異的に
高くなっているようです。

文科省発表資料参照してください。

Yahooのトップページに官邸へのリンクがあり、そこから資料にアクセスできます。


もうすでに累積の放射線量が10m・Svを超えている可能性があります。

ですので、この付近の住民の方は避難されるのが妥当かと思われます。

福島県の対策本部の方、よろしくご検討願います。


本当はこういうことは国が責任をもって指示を出す必要がありますね。

枝野さん、どう思われます?

PPS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・25県54カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
徳島、山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)、千葉(養鶏場2か所)

今回、千葉の養鶏場(2例目)のH5N1の感染確定です。

それから、どうやら食べた物にウイルスが付着していると感染が起きる事が
確認されたようです。

限度を超えると人でも発症するということだと思います。

グレーゾーンでの行動の参考になさって下さい。

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・トップ 10  ランキング、一般人の年間許容量1m・Svは「たてまえ」でした。

2011-03-20 02:53:01 | Weblog
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・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
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・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)・2つの県が警報、22の県が注意報レベル継続。             
 ・第10週( 3月 7日~13日)・4つの県が警報、25の県が注意報レベル継続。                    
 ・第11週( 3月14日~20日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
   A(H1)pdm     72    58    55    43    30    23
   A(H3)         20    30    30    48    50    52
   B              8    12    15    14    20    25

 第10週も新型が減少しました。

 新型が23%に減少、A香港型は52%に増加です。

 B型も増加して25%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     64
   A(H3)         29
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
  2011年定点データ 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人   (51.2万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・19日                      1.45人               6.2万人
  ・20日                      1.42人               6.1万人
  ・第11週( 3月14日~20日)    10.55人    52123人   45.3万人

 ・定点あたり報告数の順位(トップ10)

            2月27日      3月 6日      3月13日

     1      愛知          山口          山口
     2      山口          愛知          大分
     3      大分          大分          愛知
     4      富山          三重          三重
     5      三重          富山          岐阜
     6      福岡          岐阜          福岡
     7      岐阜          福岡          富山
     8      神奈川         長野          広島 
     9      新潟          広島          長野
    10      埼玉          新潟          埼玉
            
・コメント

 1位  山口   43.96人        
 2位  大分   37.67人         
 3位  愛知   35.64人         
  ・・・
 10位 際玉   20.28人          

 1位は山口で2週連続です。

 2位は大分で3位から上昇です。

 3位の愛知は2位から下降です。


 1位から4位まで定点30人超えで、警報発令レベルです。

 5位から29位までが定点10人超えで、注意報発令レベルです。

 30位から47位までは定点10人を切りました。


 福岡、愛知、富山、山口、大分、三重、岐阜、の7県がご常連です。

 これはまえの週よりも1県の減少です。

・高位エリア

恒常的に高位にいる県の推移状況
             (恒常的に高位・・・3週間以上連続して15位以内)

          8週           9週          10週 

北海道エリア ーーー        ーーー           ーーー

東北エリア  ーーー         ーーー          ーーー

関東エリア 埼玉、神奈川     埼玉、神奈川     埼玉、神奈川  

甲信エリア  新潟、長野     新潟、長野       長野  

北陸エリア  富山         富山           富山、石川

東海エリア  愛知、三重、岐阜  愛知、三重、岐阜  愛知、三重、岐阜

近畿エリア  ーーー        ーーー           ーーー

中国エリア  山口          山口、岡山       山口、岡山、広島 

四国エリア  ーーー        ーーー           ーーー  

九州エリア  福岡、大分      福岡、大分      福岡、大分          、         

沖縄エリア  ーーー         ーーー           ーーー

合計      11県          12県          13県

          8週           9週          10週 

コメント

高位エリアは前回より1つ増加の13県です。

広島、石川が入り、新潟が抜けました。

PS

・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

事故評価はスリーマイルを超えて、チェルノブイリの一歩手前の惨状です。

ちなみに日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

・・3月19日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷

3号機・・・建屋上部爆発により損傷、使用ずみ燃料保管プール温度上昇中
    ・・・消防庁放水車による注水を実施

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、使用ずみ燃料保管プール温度上昇中

5号機、6号機・・・非常用電源で冷却用ポンプが再稼働。

1~6号機に外部電源からの電力供給ができるように対策中。

1~2号機の工事は完了の模様。

・・放射線状況

・・・発電所敷地境界

発電所正門のモニタリング ポストでのピーク値・・・10000μ・Sv/H(16日)
                 
この場所でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)

西門(原子炉から1.1Km西方か)・・・17日  309~292μ・Sv/H
                        18日  271μ・Sv/H
                 両日ともに北西の風の条件下、つまり風上でこの値


・・・20km~30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         25Km地点 

17日午後2時   ・・・170μ・Sv/H        北西30km地点

18日午前10時  ・・・150μ・Sv/H        北西30km地点

19日         ・・・19μ・Sv/H         北西40km地点

・・・20km~30kmエリアでの15日からの推定積算放射線量

19日時点   最大推定値・・・17976μ・Sv (18.0m・Sv)
          平均推定値・・・ 8988μ・Sv ( 9.0m・Sv)

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv、自衛隊員で20m・Sv、
原発作業員は100m・Sv、そして80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

但し保安院によると「1m・Svは理想」だそうで、「守るべき基準」ではないそうです。

国の原子力安全委員会の指針によれば「10m・Sv~50m・Sv/Y」は屋内退避、
50m・Sv/Yを超えそうな場合は避難となっています。
(18日中日新聞朝刊参照)


19日になってついに保安院が「ゲロ」しました。

やっぱり年間許容量1m・Svは「たてまえ」でした。

もう少し言うと「国民をだましていた。」様にもみえますね、谷垣さん、菅さん。

NHKの解説委員さんや朝日新聞さんもだまされていたみたいですよ。

「これだから政治家は信用できない。」と言われて、どうお答えになるのでしょうか。

天候

昨日は高気圧におおわれて、南西の風が吹きました。

今日は午前中は西風、昼から南東の風で夕方から雨模様の様です。

雨には放射性物質が溶け込んでいる可能性がありますのでご注意ください。

コメント

枝野さん、「直ちに健康に影響がない」レベルというのは50m・Sv以下のことですか?

一般人が自衛隊員より被ばく量が大きくてもいいというのは困りますね。

まさか100m・Svではないですよね?

原発の作業員じゃないですよ、我々は。

いずれにしても「線量計」を配布してもらわないと、「100m・Sv以下」と言われても
管理できませんよ、枝野さん。


それから、「放射性物質で汚染された牛乳」を1年間飲んでも「CT一回分」だとか、
CTは健康管理に役立つのですが、「汚染牛乳」は何の役に立つのですか?

専門家の先生方の今までの論法はいつもそうです。

役にも立たず、健康に悪いものをさも「何でもないよ。」というのは、「詭弁」でしか
ありませんよ、枝野さん。

これではとても「国民の安心・安全を守る内閣」とは思えませんがねえ、菅さん。


さて保安院さん、「外出時は車で」と言われてもガソリンないんですけどね。

今日あたり外出したいんで、ガソリン届けてもらえませんか?


そうそうNHKさん、「帰ってきたらシャワーをあびろ」といわれても断水してますよ。

お湯、持ってきてもらえませんか?

コメント
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・第10周は定点16.81人で、日本の年間放射線許容量は50m・Sv!!

2011-03-19 01:03:48 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)・2つの県が警報、22の県が注意報レベル継続。             
 ・第10週( 3月 7日~13日)       
 ・第11週( 3月14日~20日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
   A(H1)pdm     72    58    55    43    30    23
   A(H3)         20    30    30    48    50    52
   B              8    12    15    14    20    25

 第10週も新型が減少しました。

 新型が23%に減少、A香港型は52%に増加です。

 B型も増加して25%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     64
   A(H3)         29
   B              7

 ・定点状況推移(人)
                5週    6週    7週   8週    9週  10週
  2011年定点データ 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85 16.81

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人
 ・第10週( 3月 7日~13日)    16.81人    79174人   (51.2万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・19日                      1.45人               6.2万人
  ・20日                      1.42人               6.1万人
  ・第11週( 3月14日~20日)    10.55人    52123人   45.3万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1051.7万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      678.3万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2753.2万人  100人に21.6人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第11週( 3月20日)               1057.8万人  

・入院状況(第10週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      404人( 3月13日現在)    重症化率  0.0040%
 ・重症化(新型分)    235人( 3月13日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   149人( 3月13日現在)     致死率   0.0015%


 重症化率(%) 
     5週     6週     7週     8週      9週    10週
  0.0041  0.0042  0.0043  0.0043  0.0041  0.0040

 致死率(%)
     5週     6週     7週     8週      9週    10週
  0.0014  0.0013  0.0015  0.0015  0.0015  0.0015

 第9週は重症化率は少し減少、致死率は前の週と同じでした。

 今回は累積患者数が1010万人程度です。

 重症化率、致死率ともにほぼ収束の模様です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%

       今シーズン(10週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0040%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0015%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。


 以下、厚生省発表の今シーズン第10週までの死亡の内訳です。

   A(H1)pdm     49人
   A(H3)         14人
   亜型不明       13人              
     B           1人
   ウイルス情報なし  72人              

 さて、情報なしが72人、検査をしてもウイルス君の型が特定できないのが
 13人と言う訳です。

 この85人の中にH5N1で亡くなった人が絶対にいないとは断定できません。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 8週( 2月21日~27日) 12.24人   15.75人   ー22.2%
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 13.38人   13.85人    ー3.4%
 ・第10週( 3月 7日~13日) 11.92人   16.81人   ー25.6%

 今回の定点合計報告数は79174人で、当ブログ予報は58890人でした。

 今回予報誤差はー25.6%になり、予報誤差範囲を超えました。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.2%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は49万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が8割弱で、
 新型が2割強の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は52%、B型は25%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2753.2万人で、
 これまでに100人に21.6人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1864万人で、100人に76.6人が感染したことになります。

 成人は887万人で、100人に8.6人が感染したことになります。


 第10週はなんと今までの減少傾向から反転して上昇になりました。

 確かに気温が寒い時もあったのですが、なかなか素直には減少してくれませんね。

PS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・25県54カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
徳島、山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)、千葉(養鶏場2か所)

今回、青森のハヤブサのH5N1の感染確定です。

PPS

・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

事故評価はスリーマイルを超えて、チェルノブイリの一歩手前の惨状です。

ちなみに日本の原子力保安院の評価ではレベル5です。(3・18現)

・・3月18日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷

3号機・・・建屋上部爆発により損傷、使用ずみ燃料保管プール温度上昇中
    ・・・自衛隊放水車による注水を実施

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、使用ずみ燃料保管プール温度上昇中

5号機・・・使用ずみ燃料保管プール温度上昇中、予想温度68℃

6号機・・・使用ずみ燃料保管プール温度上昇中、予想温度65℃

1~6号機に外部電源からの電力供給ができるように対策中。

・・放射線状況

・・・発電所敷地境界

発電所正門のモニタリング ポストでのピーク値・・・10000μ・Sv/H(16日)
                 
この場所でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)

西門(原子炉から1.1Km西方か)・・・17日  309~292μ・Sv/H
                        18日  271μ・Sv/H
                 両日ともに北西の風の条件下、つまり風上でこの値


・・・20km~30kmの屋内退避エリアでの推移(官房長官及び文科省発表)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H         25Km地点 

17日午後2時   ・・・170μ・Sv/H        北西30km地点

18日午前10時  ・・・150μ・Sv/H        北西30km地点

・・・20km~30kmエリアでの15日からの推定積算放射線量

18日時点   最大推定値・・・17520μ・Sv (17.5m・Sv)
          平均推定値・・・ 8760μ・Sv ( 8.8m・Sv)

ちなみに年間許容放射線量は、一般人で1m・Sv、自衛隊員で20m・Sv、
原発作業員は100m・Sv、そして80km退避勧告のアメリカ国民は10m・Sv。

天候

昨日は冬型がゆるんで、風が穏やかになりました。

今日は高気圧におおわれて、南西の風が吹く模様です。

原発の北側のエリアは風と放射線量に要注意ですね。

PPS

国の原子力安全委員会の指針によれば「10m・Sv~50m・Sv/Y」は屋内退避、
50m・Sv/Yを超えそうな場合は避難となっている模様です。(18日中日新聞朝刊)

つまり政府は我々国民に50m・Sv/Yまでの放射線を許容していることになりますね。

これはアメリカの許容量10m・Sv/Yの5倍の値です。


これには驚きました!!

2回の原爆の炎にさらされた国民の苦労を全然政府は反省していませんね。

国民が浴びる放射線に対する規制が5倍も甘いのですよ、菅さん。

時の政府と業界団体と専門家の先生方の協力のたまものですか、谷垣さん。


それで納得できました。

日本では我々国民は50m・Svまでは屋内退避でがんばらなければいけない
のですね、菅さん。

妊婦も赤ちゃんも大人も子供も。

NHKの解説委員さんが言っている「一般人は年間で1m・Sv」というのは単なる
たてまえだと。

放射線の専門家の先生方が「50m・Svは屁でもない。」という訳ですね。

現実に20km~30kmエリアでは19日には最大推定値で20m・Svを超えそう
ですものね。


昨日もNHKでやってました。

解説委員さんが「年間1m・Svが許容量」といっている番組のなかで、専門家の
先生が「1か月間に渡って150μ・Sv/Hの放射線を浴びると累積で100m・Svと
なるが、DNAの補修機能があるので全く問題ない。」と

もはや番組のなかで自己矛盾を起こしていますよ、NHKさん。

そして専門家の先生方は「20~30km圏内では50m・Svから100m・Svの
放射線被ばくはありうる。」と言外に言ってますね。


他方、アメリカの退避距離80kmにある白河市では3~4μ・Sv/H。(17日データ)

これですとアメリカの許容量10m・Svに到達するのは4か月後。

1か月程度なら白河で安心して様子見していられそうですね。


菅さん、国民の危機感をあおって積極的な行動を促す前にやる事がありそうですよ。

本当に国民の安心・安全を守るつもりがあるならばですが。

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・ウイルス サーベイランス ランキング、アメリカは自国民に80km以内からの退避勧告発令。

2011-03-18 01:53:24 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)・2つの県が警報、22の県が注意報レベル継続。             
 ・第10週( 3月 7日~13日)       
 ・第11週( 3月14日~20日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
   A(H1)pdm     78    72    58    55    43    30
   A(H3)         17    20    30    30    43    50
   B              5     8    12    15    14    20

 第9週も新型が減少しました。

 新型が30%に減少、A香港型は50%に増加でついに新型を抜きました。

 B型も増加して20%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     65
   A(H3)         29
   B              6

 ・定点状況推移(人)
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
  2011年定点データ 31.88 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 7週( 2月14日~20日)    16.35人    80667人     78万人
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第10週( 3月 7日~13日)    11.92人    58890人   51.2万人

  ・18日                      1.48人               6.4万人
  ・19日                      1.45人               6.2万人
  ・第11週( 3月14日~20日)    10.55人    52123人   45.3万人


・各県別ウイルス サーベイランス実施状況+HPのアクセス感評価
      (サーベイランス対象、AH1,AH1pdm、AH3、B)
      (そろそろH5N1もお仲間に入れるべきでしょう、厚生省さん。)

ランク A+ ーーー ランクAを超えて何か優れた点がある。

愛知    PCR検査、累積実施中。簡易検査報告あり。(2.22現)

三重    PCR検査、累積実施中。簡易検査報告あり。(3.15現)

富山    累積報告で実施中。簡易検査報告もあり。(2.16現)

香川    PCR検査報告スタート。簡易検査も報告あり。(2.22現)    

山口    PCR検査実施中。簡易検査報告もあり。(2.22現)

熊本    累積報告で実施中。簡易検査報告もあり。(2.13現)


ランク A  ーーー ウイルス情報あり。

北海道   PCR検査報告実施中。(3.1現)

青森    PCR検査報告実施開始。(3.15現)

岩手    PCR検査報告j実施中。(3.6現)

宮城    PCR検査報告実施中。(3.1現)

群馬    PCR検査報告実施中。(2.22現)

埼玉    PCR検査報告実施中。(2.13現)

千葉    PCR検査報告実施中。(3.1現)

東京    PCR検査報告実施中。(3.1現)

神奈川   PCR検査報告、ようやくスタート。(2.13現)

長野    PCR検査報告実施中。(2.22現)

大阪    PCR検査報告実施中。(2.22現)

兵庫    PCR検査報告実施開始。(3.15現)

福井    PCR検査報告、ようやくスタート。(2.13現)

石川    PCR検査報告実施中。(3.6現)

鳥取    PCR検査再スタート。(3.15現)    

島根    PCR検査報告実施中。(2.22現)

広島    PCR検査報告実施中。(2.22現)    

愛媛    PCR検査報告実施中。(2.13現)

高知    PCR検査報告実施中。(2.22現)

福岡    PCR検査報告実施中。(3.15現)

佐賀    PCR検査報告実施中。(3.15現)

沖縄    PCR検査報告実施中。(3.6現)


ランク Aー  ーーー ウイルス情報あり。ただし直近情報不明か情報不十分。

山梨    PCR検査報告実施中。(3.15現)

新潟    PCR検査報告実施中。(3.1現)

茨城    PCR検査、月別累積で実施中。(3.1現)

長崎    PCR検査実施中。(3.1現)


ランク B+  ーーー ウイルス情報あるも管易検査結果のみで不十分

山形    簡易検査のみ情報あり。(3.6現)

福島    累積で実施中。ただし簡易検査のみ。(3.15現)

静岡    週報ファイルに簡易検査の情報あり。(3.15現)

岐阜    実施中 但し簡易検査のみのリアル タイム モニター。(3.6現)

岡山    リンク先にしか情報なし。一般向けになっていない。(3.6現)


ランク B ーーー 定点情報あり。ウイルス情報なし。  

秋田    情報なし。(2.13現)

栃木    情報なし。HPが迷宮。(3.1現)

和歌山   情報無し。(3.6現)

滋賀    情報なし。(2.22現)

京都    情報なし。(3.6現)

徳島    情報なし。(3.15現)

大分    情報なし。(2.13現)

宮崎    情報なし。(3.15現)

鹿児島   情報なし。HPが迷宮。(3.1現)


ランク C

ーーー

コメント

ランクA+とAは情報入手可     ーーーーー  30県

ランクA-とB+は不十分な情報入手可  ーーー  8県

ランクB、Cは情報入手不可       ーーーー   8県


 ・ウイルス サーベイランス実施状況推移(占有率%)
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
ランク  A+&A      59    64    70    67    65    61
     Aー&B+     23    22    15    17    17    20
     B&C        18    13    15    15    17    20

三重がランクAからランクA+に上がりました。

山梨がランクAからランクA-に下がりました。

宮崎がランクAからランクBに下がりました。

ランクA&A+が減少傾向継続で、ほぼ6割に落ちてしまいました。

ピークを過ぎてももう少し頑張って欲しいものですね。

PS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・25県54カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
徳島、山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)、千葉(養鶏場2か所)

今回、千葉の別の養鶏場でH5N1の感染疑い例発生です。

千葉県では2例目となります。

PPS

・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

事故評価はスリーマイルを超えて、チェルノブイリの一歩手前の惨状です。


発電所正門のモニタリング ポストでのピーク値・・・10000μ・Sv/H
                 
この場所でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)

・・3月17日状況・・

1号機・・・建屋上部爆発により損傷

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷

3号機・・・建屋上部爆発により損傷、使用ずみ燃料保管プール温度上昇中
    ・・・ヘリコプターおよび放水車による給水を実施

4号機・・・建屋側面と上部爆発により損傷、使用ずみ燃料保管プール温度上昇中

5号機・・・使用ずみ燃料保管プール温度上昇中、63℃

6号機・・・使用ずみ燃料保管プール温度上昇中、60℃

20Km地点での推定積算放射線量
       想定最大値・・・8928μ・Sv
       想定平均値・・・4964μ・Sv

60Km北東の福島で18.9μ・Sv観測・・・福島推定積算放射線量712μ・Sv

天候

冬型で北西ないしは西の風、前の夜から朝にかけ降雪あり。

このために陸地から海に向かって放射性物質が流されているものと思われる。

関東エリアの測定ポイントデータが平常値なのは冬の季節風のおかげですね。

寒いのは困りますが、放射性物質が流れてくるのも困りますものね。

18日から冬型が解消され、風向きも季節風が止むとの予報。

20Km以降の退避エリアでは今後の風向きに要注意です。

トピックス

アメリカは独自に自国民むけに80Km以内からの退避勧告を行う。

これはアメリカ軍にも適用されているようです。

ちなみに、アメリカでは一般人の年間許容放射線量は10m・Svで日本の値の10倍。

日本では一応年間1m・Sv。

それなのに、退避距離は20Km。

このあたり、非常に矛盾を感じますね、枝野さん。

日本は紙の上の数値は厳しくても運用が「ザル」ですか。

そういえば昨日のTVではどこかの専門家が20km退避エリアに関連して、「3か月
いても累積放射線量は50m・Sv。大したことない。」とのご発言。

開いた口がふさがりませんでした。

そこまで政府に迎合しないといけないものなのでしょうかねえ。


放射線スクリーニングについて。

外部被ばくにしろ、内部被ばくにしろ、放射性物質を持ち歩いているかどうかを
確認するのが、スクリーニング測定。

たとえば家の中にずっといて、放射性物質とは接触していないが、放射線は
浴びている場合などは、測定をしても「異常なし」となります。

どれだけ多くの放射線を浴びてもそうなります。

ですから、原発の従業員などは胸に累積放射線量を検出する為のバッチを
つけているのですね。

スクリーニング測定はあくまで「今は放射性物質を持ち歩いていません。」という
保障にしかなりませんので、以上ご注意ねがいます。
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・福島原発事故はレベル6でスリーマイルを抜きました。

2011-03-17 02:25:15 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・福島原発事故関係情報・・

原子力事故レベルではレベル6相当・・・・アメリカ シンクタンクの評価(3.16現)

ちなみに、スリーマイル事故はレベル5、チェルノブイリ事故はレベル7(最悪)

事故評価はスリーマイルを超えて、チェルノブイリの一歩手前の惨状です。

・・3月16日状況・・

発電所正門のモニタリング ポストでのピーク値・・・10000μ・Sv/H
                 
この場所でのこれまでの観測されたピーク値・・11900μ・Sv/H
(3号機で400000μ・Sv/Ht程度の時に正門では11900μ・Sv/H程度の模様。)


1号機・・・建屋上部爆発により損傷

2号機・・・原子炉圧力抑制系損傷

3号機・・・建屋上部爆発により損傷、使用ずみ燃料保管プール温度上昇中
    ・・・白煙を確認中

4号機・・・使用ずみ燃料保管プール温度上昇中


60Km北東の福島で18.9μ・Sv観測・・・福島推定積算被ばく量712μ・Sv

関東エリアでは前日は通常の100倍程度が観測されていたが、本日は測定値が
平常値に戻っている。

天候

冬型で北西ないしは西の風、前の夜から朝にかけ降雪あり。

このために陸地から海に向かって放射性物質が流されているものと思われる。

関東エリアの測定ポイントデータが平常値なのは冬の季節風のおかげですね。

寒いのは困りますが、放射性物質が流れてくるのも困りますものね。


半径20Kmでの放射線量は依然として不明です。

この距離の円周上に多数のモニタリング ポストを設置する必要があります。

その上で、測定値はリアルタイムで公開すべきでしょう、枝野さん。

昨日、今日は冬型ですので、天候は味方してくれていますが、季節風がとまって
海から風が吹いてきたら、状況は悲惨なものになる可能性がありますよ。

しょせん放出先は「風任せ」なのですからね。


こんな状況ですから30Km以上先が本当に安全かどうか、グレーですね。

残念ながら今のところは「距離を稼ぐ」しかなさそうです。

菅さん、避難エリア拡大のタイミングを間違えないようにして下さいね。

「住民の安心・安全」、マジでその判断にかかっていますので。


それから、ヨード剤は医師の処方が必要です。

うがい薬をその代りに飲むのは止めましょう。

「百害あって一利なし」ですので。

PS

その後、20Km~25Kmでの放射線強度データの発表あり。(いずれも最大値)

15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
            ・・・300μ・Sv/H(車内)   

16日午後??時 ・・・80μ・Sv/H        25Km地点 

いずれも文部科学省のモニター車による測定値。


さて、いろいろと問題があるデータです。

330μ・Svという高い値を観測しながら12時間以上も発表しなかったとか、
こんなに高い値でも「避難エリアを拡大しない」という政府の判断とかね。

3時間も外にいれば、一般の人が1年間に許容されている放射線量をあびてしまう
程の強さですね、枝野さん。


特に指摘しておきたいのは、車の中で計っても10%しか放射線強度が落ちない
という点です。

普通の住宅などより密閉度が高い、鉄とガラスの容器内での測定ですよね。

放射線物質の浸透度が高いのか、それとも出ている放射線の透過力が強いのか
いずれにしてもあまりうまく遮蔽できないようです。


さて20Kmから30Kmは屋内退避の対象ですが、はたして家の中にいれば
330μ・Svという放射線強度がゼロになるのでしょうかねえ。

車の場合ではわずか10%しかカットできないのに、それより密閉度が低くそして
木とガラスとトタン屋根でできている一般住宅でどれぐらいカットできるのでしょうか?

核シェルターならいざしらず、普通の日本家屋ですよね、退避している所は。


仮に10%カットできたとしても、15日では300μ・Sv、16日では72μ・Svを
最悪の場合は24時間継続して浴びていることになりますね、。

その場合はこの2日間で積算しますと8928μ・Svとなります。

年間許容量の1000μ・Svのなんと9倍ですよ、菅さん。

さあ、これでもまだ「屋内退避で大丈夫」と言い切れるのですか、枝野さん。

風向きが西風でこれですから、東風に変わったらもっとひどくなりますよねえ。


今後はぜひとも東京でなく、原発から20Km地点で、どこかの住宅を借りられて
専門家の方々ともども政府の対策会議を開かれるとよろしいかと思います。

「ただちに健康被害が発生する値ではない」そうですからやれますよね、菅さん。

やっぱり現場で打ち合わせをしないと本当の対策はできませんものね。

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・今シーズンの患者数1030万人超え、福島原発の子供だましの情報操作。

2011-03-16 01:07:54 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)・2つの県が警報、22の県が注意報レベル継続。             
 ・第10週( 3月 7日~13日)       
 ・第11週( 3月14日~20日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
   A(H1)pdm     78    72    58    55    43    30
   A(H3)         17    20    30    30    43    50
   B              5     8    12    15    14    20

 第9週も新型が減少しました。

 新型が30%に減少、A香港型は50%に増加でついに新型を抜きました。

 B型も増加して20%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     65
   A(H3)         29
   B              6

 ・定点状況推移(人)
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
  2011年定点データ 31.88 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 7週( 2月14日~20日)    16.35人    80667人     78万人
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第10週( 3月 7日~13日)    11.92人    58890人   51.2万人

  ・16日                      1.53人               6.6万人
  ・17日                      1.51人               6.5万人
  ・第11週( 3月14日~20日)    10.55人    52123人   45.3万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1032.6万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      672.4万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2747.3万人  100人に21.6人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第11週( 3月20日)               1057.8万人  

・入院状況(第9週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      392人( 3月 6日現在)    重症化率  0.0041%
 ・重症化(新型分)    234人( 3月 6日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   142人( 3月 6日現在)     致死率   0.0015%


 重症化率(%) 
     4週     5週     6週     7週      8週     9週
  0.0035  0.0041  0.0042  0.0043  0.0043  0.0041

 致死率(%)
     4週     5週     6週     7週      8週     9週
  0.0011  0.0014  0.0013  0.0015  0.0015  0.0015

 第9週は重症化率は少し減少、致死率は前の週と同じでした。

 今回は累積患者数が960万人程度です。

 重症化率、致死率ともにほぼ収束の模様です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%

       今シーズン(9週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0041%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0015%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。


 以下、厚生省発表の今シーズン第9週までの死亡の内訳です。

   A(H1)pdm     49人
   A(H3)         12人
   亜型不明       12人              
     B           0人
   ウイルス情報なし  69人              

 さて、情報なしが69人、検査をしてもウイルス君の型が特定できないのが
 12人と言う訳です。

 この81人の中にH5N1で亡くなった人が絶対にいないと誰がいいきれるので
 しょうかねえ、厚生省さん。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 7週( 2月14日~20日) 15.03人   16.35人    -7.9%
 ・第 8週( 2月21日~27日) 12.24人   15.75人   ー22.2%
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 13.38人   13.85人    ー3.4%

 今回の定点合計報告数は68327人で、当ブログ予報は66139人でした。

 今回予報誤差はー3.4%になり、予報誤差範囲内でした。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.1%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は49万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が7割で、
 新型が3割の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は50%、B型は20%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2747.3万人で、
 これまでに100人に21.6人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1860万人で、100人に76.5人が感染したことになります。

 成人は885万人で、100人に8.6人が感染したことになります。

PS

女川原発で確認された放射能は北方約120Km離れた福島原発の
放射能排出の影響らしい。

福島原発の正門でピーク時1500μ・Sv(シーベルト)だったのが120Kmさきでは
20μ・シーベルトになった訳ですね。

現状はだいたい6μ・Svで落ち着いているようです。


他方、南方の110Km離れた東海村の東大施設では5μ・Svが観測され、
今は3μ・Sv程度の模様です。


また、200Km南方の都心では、福島からの放射能生成物質を確認した模様。

200Kmといいますと、福島から日本海の新潟までの距離に相当します。

北方では、岩手県、秋田県の一部を含みます。

事故が起こってから4日でこれだけの広大なエリアを微量とはいえ放射性物質が
汚染しつくした訳です。


さてそういう訳で半径200Kmの内側の半径120Km付近では、気象条件や
風向きにもよりますが20μ・Sv/H 程度の汚染を覚悟する必要があります。

20μ・Sv/H がどの程度人体に影響を与えるかといいますと、枝野さんによれば
「直ちに健康被害を及ぼすことはない。」レベルでしょうか。

ただし、窓際日記の個人的な意見では「1μ・Sv/H といえども余計な放射能は
浴びたくない。」となりますけれどもね。

枝野さんに「直近数週間は大丈夫だ。」と言われても安心できません。

こちとら、この体であと数十年生きなきゃいかんのですから、10年20年単位で
「大丈夫だ。」と言ってもらわにゃなりませんよ、枝野さん。


この半径120Kmの中には、仙台、山形、福島の各都市がふくまれ、すぐ外側に
宇都宮、水戸が位置しています。

これらの都市では「隣に原発がある」くらいの気持ちで今回の事故に対処していく事
が必要でしょうか。


さて次は「子供だましの情報操作」のお話です。

菅さんの「20Kmから30Kmの人は屋内退避してください。」のお願いの後で
枝野さんがその根拠として「3号炉付近で400m・Svを観測」との発表でした。

その時に残念な事には、恒例の正門付近の数値のご発表はありませんでしたね。

さらに「μ・Svからm・Svと単位が変わっております。」とご丁寧なご説明。


いままでの正門でのピーク値が8200μ・Svですから400m・Svはその500倍程。

そりゃたまげますわ、枝野さん。

急激な数値の上昇は「4号炉の火災」が原因ですか。

まことに「理路整然とした、論理的なお話」ですね。

屋内退避もしかたないですね、、、と思っちゃいますよね、普通。


でも本当はその時の正門での数値は相変わらず8200μ・Sv程度では
なかったのですか?

「8200μ・Svでは直ちに健康被害は発生しない。」と言ってきた手前、8000程度
の値では「屋内退避」の理由ずけにはなりませんものね。

それでいままではけして発表のなかった「原子炉近傍の数値」のご発表になった
訳ですか?


原子炉近傍では今までもすでに100m・Sv程度の観測値はあったのでしょうね、
きっと。

でも「原発敷地内」ですから発表を強制される「法的な根拠」がなかったと。

それじゃ何故、今この時になってのご発表なんでしょうね。


窓際日記にはまるで「子供だまし」のように見えてしかたありません。

これが政府のいう「正確な情報」ですから、あいた口がふさがらないのですよ、
菅さん。

一見全ての情報を発表しているふりをして、実は自分たちに都合の悪い情報は
出さない。

そして、都合の悪い情報でも時と場合を使い分けてご発表となる。

だれがシナリオを描いたのか知りませんが、「黒に近いグレーなシナリオ」ですね。

あまり後味がよくありませんよ。

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・ボトム 10 ランキング、放射性物質は危ないヤツです。

2011-03-15 01:33:09 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)・2つの県が警報、22の県が注意報レベル継続。             
 ・第10週( 3月 7日~13日)       
 ・第11週( 3月14日~20日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
   A(H1)pdm     78    72    58    55    43    30
   A(H3)         17    20    30    30    43    50
   B              5     8    12    15    14    20

 第9週も新型が減少しました。

 新型が30%に減少、A香港型は50%に増加でついに新型を抜きました。

 B型も増加して20%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     65
   A(H3)         29
   B              6

 ・定点状況推移(人)
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
  2011年定点データ 31.88 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 7週( 2月14日~20日)    16.35人    80667人     78万人
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第10週( 3月 7日~13日)    11.92人    58890人   51.2万人

  ・14日                      1.59人               6.8万人
  ・15日                      1.56人               6.7万人
  ・第11週( 3月14日~20日)    10.55人    52123人   45.3万人

 ・ボトム10 ランキング

            2月20日      2月27日      3月 6日

    38      山梨          京都          熊本
    39      秋田          佐賀          京都
    40      奈良          沖縄          宮城
    41      徳島          岩手          宮崎
    42      沖縄          鹿児島         鹿児島
    43      岩手          鳥取          鳥取
    44      和歌山         青森          沖縄
    45      鳥取          徳島          佐賀
    46      青森          和歌山         徳島
    47      宮城          宮城          和歌山

 ・コメント

 45位  佐賀     6.31人
 46位  徳島     5.32人
 47位  和歌山  4.47人

佐賀は6つ上げての45位です。

徳島は一つ下げての46位です。

宮城は一つ下げての47位です。

ご常連は和歌山、青森、岩手、鳥取、宮城の5県です。

これは前の週から2県減少です。


・注意報レベル(定点10人)以下になった県

今回は25位~47位が注意報レベル未満になりました。

第6週・・・・青森、鳥取

第7週・・・・福島、京都、山梨、秋田、奈良、徳島、沖縄、岩手、和歌山、宮城

第8週・・・・茨城、栃木、熊本、宮崎、佐賀、鹿児島

第9週・・・・愛媛、香川、兵庫、大阪、高知、長崎
       山梨が注意報レベルに再上昇しました。


・低位エリア

安定的に低位にいる県の推移です。
                  (安定的・・・3週間以上連続して下位30位以下)

          7週           8週           9週 
北海道エリア ーーー         ーーー          ーーー

東北エリア  秋田、青森、岩手  秋田、青森、岩手   秋田、青森、岩手
         山形、福島、宮城  福島、宮城       福島、宮城

関東エリア  茨城、栃木      茨城、栃木       栃木

甲信エリア  ーーー         山梨           ーーー

東海エリア  ーーー         ーーー          ーーー          

北陸エリア  石川          ーーー          ーーー

近畿エリア  大阪、和歌山     和歌山          和歌山
         京都、奈良      京都、奈良       京都、奈良

中国エリア  鳥取           鳥取          鳥取

四国エリア  ーーー         ---         徳島

九州エリア  ーーー         熊本、鹿児島     熊本、鹿児島

沖縄エリア  ーーー         ーーー         沖縄

合計      13県          14県          14県

          7週           8週           9週 

コメント

山梨、茨城、が抜け、沖縄、徳島、が入りました。

九州、沖縄地方の低位エリア入りが始まりました。

PS

専門家を含めて、マスコミの論調は「被ばくしても1000μ・シーベルトぐらいは
なんでもない」となっています。

政府の言い方では「レントゲン写真、3回分」ですか。


自然界に存在する放射線はしかたがないもの。

「いやだ」といっても後から来たのが我々なのだから。


でも、「人工的なもの」は我々には「選択の権利」があるはず。

飛行機で旅行して「被ばくする」のがいやならやめればいい。

レントゲン写真も「健康維持に必要だ」と言われるからやっているだけ。

なにも「好き好んで」X線をあびている訳ではない。

できれば、「X線被ばく」などはしない方がいいに決まっている。


それじゃ、20Km強制避難させられて、しかも「被ばくした方々」には「選択の余地」
があったのか?

ありませんねえ。


どんなに微量であっても、放射線のダメージは一度受けたら消えないもの。

蓄積されるしかないのです。

それを「レントゲン写真3回程度だから心配ありません。」というのは、まさしく
無責任そのもの。


もうひとつ、放射能被曝について知っておく必要のあることがあります。

ウランの核分裂で生成される放射性物質、たとえば外部に漏れ出してきた
セシウムですが、放射線強度が半分になるのに30年必要です。

こんな物質を肌にくっつけていたら微小エリアとはいえ「皮膚ガン」になっても
おかしくありません。


まだ「髪の毛」やら「首筋」ならシャワーで洗い落とせますが、「肺に吸引」された
セシウムをシャワーすることはできません。

そうすると、その人の一生涯にわたって体の中で「放射線被ばく」が続く訳です。

たとえ20μシーベルト/時間でも一年では172800μシーベルト/年となり、十分に
「健康被害」が発生する値になりますよ、枝野さん。

「たかだかレントゲン3回分程度」で済む話ではありません。


中途半端な「放射線技師さん」はこのあたりの事を知ってか知らずか、自分が
使っているX線の強度と放射性物質起因の放射能強度を同一視して「たいしたことは
ありません」発言ですが、これほど間違った「思い込み」はありません。

あるいは、TVご出演のいわゆる「専門家」の方々もたぶんこのあたりは御存知
なのでしょうが、枝野発言との整合性を取るためか、あえて言及されません。

お勉強きらいなマスコミ・キャスターやら評論家の先生方は政府がやっている
「微量の放射性物質は大したことがない」キャンペーンにまんまとのせられて
「正確でない情報の拡声器役」をせっせとやっていることになりますね。


今まで政府が進めてきた「原子力行政」の情報の出し方の典型例がやっぱり
今回も踏襲されています。

自分たちに都合のよい情報のみを出して、「心配ありません」といって、
実は危ない橋を住民に渡らせる。

そう言って作ってきた原子炉が今2つ「爆発」してしまいました。


福島原発18Km手前で引き返した新潟県の放射線測定技師さん達の行動が
「自分自身の安全は自分で守るしかない」という現実を明確に示しています。

本当に残念なことですね。

PPS

昨日の官房長官の報告の中で、避難できずに20Km以内におられる650人の
寝たきりの方々は「ごく少数の住民」と表現されていました。

本当に残念な発言ですよ、枝野さん。

最後の一人まで避難させるのが「政府の仕事」でしょうが。

「ごく少数」だから「しょうがない」のですか?

「ごく微量」だから「放射能は大気中に捨てても大丈夫」という発想と同じですね、
枝野さん。

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・次回第10週の定点予報は11.92人で、流行終息は6月中頃になりそうです。

2011-03-14 01:48:43 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)・2つの県が警報、22の県が注意報レベル継続。             
 ・第10週( 3月 7日~13日)       
 ・第11週( 3月14日~20日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第23週~24週(6月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
   A(H1)pdm     78    72    58    55    43    30
   A(H3)         17    20    30    30    43    50
   B              5     8    12    15    14    20

 第9週も新型が減少しました。

 新型が30%に減少、A香港型は50%に増加でついに新型を抜きました。

 B型も増加して20%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     65
   A(H3)         29
   B              6

 ・定点状況推移(人)
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
  2011年定点データ 31.88 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 7週( 2月14日~20日)    16.35人    80667人     78万人
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人     59万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・第10週( 3月 7日~13日)    11.92人    58890人   51.2万人

  ・14日                      1.59人               6.8万人
  ・15日                      1.56人               6.7万人
  ・第11週( 3月14日~20日)    10.55人    52123人   45.3万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1019.3万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      668.5万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2743.4万人  100人に21.5人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第10週( 3月13日)               1012.5万人  
  ・第11週( 3月20日)               1057.8万人  

・入院状況(第9週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      392人( 3月 6日現在)    重症化率  0.0041%
 ・重症化(新型分)    234人( 3月 6日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   142人( 3月 6日現在)     致死率   0.0015%


 重症化率(%) 
     4週     5週     6週     7週      8週     9週
  0.0035  0.0041  0.0042  0.0043  0.0043  0.0041

 致死率(%)
     4週     5週     6週     7週      8週     9週
  0.0011  0.0014  0.0013  0.0015  0.0015  0.0015

 第9週は重症化率は少し減少、致死率は前の週と同じでした。

 今回は累積患者数が960万人程度です。

 重症化率、致死率ともにほぼ収束の模様です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%

       今シーズン(9週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0041%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0015%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。


 以下、厚生省発表の今シーズン第9週までの死亡の内訳です。

   A(H1)pdm     49人
   A(H3)         12人
   亜型不明       12人              
     B           0人
   ウイルス情報なし  69人              

 さて、情報なしが69人、検査をしてもウイルス君の型が特定できないのが
 12人と言う訳です。

 この81人の中にH5N1で亡くなった人が絶対にいないと誰がいいきれるので
 しょうかねえ、厚生省さん。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 7週( 2月14日~20日) 15.03人   16.35人    -7.9%
 ・第 8週( 2月21日~27日) 12.24人   15.75人   ー22.2%
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 13.38人   13.85人    ー3.4%

 今回の定点合計報告数は68327人で、当ブログ予報は66139人でした。

 今回予報誤差はー3.4%になり、予報誤差範囲内でした。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.1%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は50万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が7割で、
 新型が3割の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は50%、B型は20%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2743.4万人で、
 これまでに100人に21.5人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1858万人で、100人に76.4人が感染したことになります。

 成人は884万人で、100人に8.6人が感染したことになります。


 ここのところ、患者数の減少スピードが落ちてきています。

 このままの状況ですと、全国平均が1人を割り込んで流行終息になるのは
 ずいぶんと遅くなり6月中旬頃になりそうです。

PS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・25県53カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
徳島、山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)、千葉(養鶏場)

今回、千葉の養鶏場でH5N1の感染疑い例発生です。

日本列島をだんだん北上していくのが気になりますね。

PPS

女川原発で確認された放射能は約120Km離れた福島原発の、枝野さん言う所の
「管理された中での放射能の排出」の影響らしい。

福島原発の正門でピーク時1500μシーベルトだったのが120Kmさきでは20
μシーベルトになった訳ですね。

さてそうすると、皆さんが避難させられた20Kmさきではいくつになるのでしょうか?

比例計算をすると、1250μシーベルトになります。

さて、この数値があっているかどうかは誰にもわかりません。

しかし、120Km離れた女川原発で明らかに福島原発の放出放射能を観測した
ということは、1250μシーベルトというのも、風向きによってはありうる数値と
いうことになります。


「白黒をはっきりとつけたい」ですって。

簡単です。

皆さんが避難しているところに移動式のモニタリングポストを持ってくればいいのです。

「その機械はどこにあるか」ですって。

国の原子力安全保安院は持ってますし、もしかすると東京電力にも
あるやもしれませんよ。


枝野さんの言う「管理された放出」というのは、「排出量はなりゆきまかせ、
放出先は風任せ」という事にすぎませんからね。

これが政府のいう「正確な情報」ですから、あいた口がふさがらないのですよ、
菅さん。


一見全ての情報を発表しているふりをして、実は自分たちに都合の悪い情報は
出さない。

原子力行政などというのは、まさしく「政府がらみ」そのものですからねえ。

政府がからんでいる薬害訴訟やら、近いところでは鳥インフルエンザの情報でも
同じことをやっています。

政権はかわっても、こういう「体質」はかわりませんねえ。

本当に残念なことですね。

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・トップ 10  ランキング、A香港型の占有率が新型を抜きました。

2011-03-13 01:23:45 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 8週( 2月21日~27日)・3つの県が警報、26の県が注意報レベル継続。            
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)・2つの県が警報、22の県が注意報レベル継続。             
 ・第10週( 3月 7日~13日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第15週~16週(4月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
   A(H1)pdm     78    72    58    55    43    30
   A(H3)         17    20    30    30    43    50
   B              5     8    12    15    14    20

 第9週も新型が減少しました。

 新型が30%に減少、A香港型は50%に増加でついに新型を抜きました。

 B型も増加して20%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     65
   A(H3)         29
   B              6

 ・定点状況推移(人)
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
  2011年定点データ 31.88 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 7週( 2月14日~20日)    16.35人    80667人     78万人
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人   (61.5万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・12日                      1.61人               7.4万人
  ・13日                      1.58人               7.2万人
  ・第10週( 3月 7日~13日)    11.74人    58027人   54.0万人

 ・定点あたり報告数の順位(トップ10)

            2月20日      2月27日      3月 6日

     1      愛知          愛知          山口
     2      富山          山口          愛知
     3      山口          大分          大分
     4      福岡          富山          三重
     5      三重          三重          富山
     6      大分          福岡          岐阜
     7      新潟          岐阜          福岡
     8      神奈川         神奈川         長野 
     9      埼玉          新潟          広島
    10      岐阜          埼玉          新潟
            
・コメント

 1位  山口   37.94人        
 2位  愛知   32.31人         
 3位  大分   29.21人         
  ・・・
 10位 新潟   17.93人          

 1位は山口で2位から上昇です。

 2位は愛知で山口と入れ替わりです。

 3位の大分は2週連続です。


 1位から2位まで定点30人超えで、警報発令レベルです。

 3位から24位までが定点10人超えで、注意報発令レベルです。

 25位から47位までは定点10人を切りました。


 福岡、愛知、富山、新潟、山口、大分、三重、岐阜、の8県がご常連です。

 これはまえの週よりも2県の増加です。


・高位エリア

恒常的に高位にいる県の推移状況
             (恒常的に高位・・・3週間以上連続して15位以内)

          7週           8週           9週 

北海道エリア ーーー        ーーー           ーーー

東北エリア  ーーー         ーーー          ーーー

関東エリア 埼玉、神奈川     埼玉、神奈川     埼玉、神奈川  

甲信エリア  ーーー        長野            長野  

北陸エリア  富山         富山            富山

東海エリア  愛知         愛知、三重、岐阜    愛知、三重、岐阜

近畿エリア  ーーー        ーーー           ーーー

中国エリア  山口         山口             山口、岡山 

四国エリア  ーーー        ーーー           ーーー  

九州エリア  福岡、大分      福岡、大分      福岡、大分          、         

沖縄エリア  ーーー         ーーー           ーーー

合計       7県          10県          11県

          7週           8週           9週 

コメント

高位エリアは前回より1つ増加の11県です。

岡山が入りました。

真ん中が無いパターンから真ん中があるパターンにすこしづつ変化してきています。

九州、沖縄エリアに替わって東海、甲信エリアが顔を出してきています。

PS

石原東京都知事は、今度の選挙に出ないと言ったり出ると言ったり。

まあ、政治家の言動なぞはそんなものといえばそれまでですが、なんともはや
御都合主義でかっこう悪い。

個人的にはあまり多選されるのはカダフィ君の例をみるまでもなく、あまり
好みではありません。

さて、東京都民がどのような選択をするのか、注目です。

PPS

地震で原発が大変なことになっている。

炉心のメルトダウンだ。

スリーマイルで起こったことと同じ。


環境への放射性物質の排出をしてもなんとも思わない官房長官。

立派な環境汚染なんですがねえ。

通常の1万倍を超える放射能濃度でも「健康に影響はない」そうな。

東京電力の味方なんでしょうねえ、きっと。


住民のことなどは、本気で考えてはいませんね。

万が一のときには「ヨード剤でも飲ませればいいや。」くらいですか。

チェルノブイリ顔負けですね。

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・第9週は定点13.85人で、予報誤差内でした。

2011-03-12 01:40:14 | Weblog
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・東北関東大地震の被害にあわれた方にお見舞いを申し上げます。・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 8週( 2月21日~27日)・3つの県が警報、26の県が注意報レベル継続。            
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 
 ・第10週( 3月 7日~13日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第15週~16週(4月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
   A(H1)pdm     78    72    58    55    43    30
   A(H3)         17    20    30    30    43    50
   B              5     8    12    15    14    20

 第9週も新型が減少しました。

 新型が30%に減少、A香港型は50%に増加でついに新型を抜きました。

 B型も増加して20%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     65
   A(H3)         29
   B              6

 ・定点状況推移(人)
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
  2011年定点データ 31.88 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 6週( 2月 7日~13日)    21.50人   106077人    109万人
 ・第 7週( 2月14日~20日)    16.35人    80667人     78万人
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人   (61.5万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・12日                      1.61人               7.4万人
  ・13日                      1.58人               7.2万人
  ・第10週( 3月 7日~13日)    11.74人    58027人   54.0万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1010.5万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      679.9万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2754.8万人  100人に21.6人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第10週( 3月13日)               1017.7万人  

・入院状況(第9週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      392人( 3月 6日現在)    重症化率  0.0041%
 ・重症化(新型分)    234人( 3月 6日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   142人( 3月 6日現在)     致死率   0.0015%


 重症化率(%) 
     4週     5週     6週     7週      8週     9週
  0.0035  0.0041  0.0042  0.0043  0.0043  0.0041

 致死率(%)
     4週     5週     6週     7週      8週     9週
  0.0011  0.0014  0.0013  0.0015  0.0015  0.0015

 第9週は重症化率は少し減少、致死率は前の週と同じでした。

 今回は累積患者数が960万人程度です。

 重症化率、致死率ともにほぼ収束の模様です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%


       今シーズン(9週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0041%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0015%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 7週( 2月14日~20日) 15.03人   16.35人    -7.9%
 ・第 8週( 2月21日~27日) 12.24人   15.75人   ー22.2%
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 13.38人   13.85人    ー3.4%

 今回の定点合計報告数は68327人で、当ブログ予報は66139人でした。

 今回予報誤差はー3.4%になり、予報誤差範囲内でした。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.1%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は54万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が6割弱で、
 新型が4割強の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は43%、B型は14%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2754.8万人で、
 これまでに100人に21.6人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1865万人で、100人に76.7人が感染したことになります。

 成人は887万人で、100人に8.6人が感染したことになります。


 以下、厚生省発表の今シーズン第9週までの死亡の内訳です。

   A(H1)pdm     49人
   A(H3)         12人
   亜型不明       12人              
     B           0人
   ウイルス情報なし  69人              

 さて、情報なしが69人、検査をしてもウイルス君の型が特定できないのが
 12人と言う訳です。

 この81人の中にH5N1で亡くなった人が絶対にいないと誰がいいきれるので
 しょうかねえ、厚生省さん。

PS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・24県52カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
徳島、山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)

今回、青森と島根の野鳥がH5N1の感染疑い例発生です。


「鳥インフルエンザが人には感染しない」という当局の発表とNHKのニュースは
正確ではありません。

衰弱した動物、動物の死骸やら糞などには触らないことが基本です。

山歩き、河原あそび、緑地公園、野鳥公園、動物園などでは
注意レベルをひとつあげる必要があります。


政府がやっている「熱さえ通せば何でも安全」キャンペーンには疑問が残ります。

鳥インフル・ウイルス君が混入している疑いのあるものは、「食用」には適しません。

廃棄処分とするのが妥当なところでしょう。


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