良い意味で裏切られました。

久しぶりに映画を観ました。

『花束みたいな恋をした』

公式HPより。

脚本は「東京ラブストーリー」の坂元裕二さん。
監督はドラマ「カルテット」で坂元さんとタッグを組んだ土井裕泰さん。
菅田将暉さん演じる麦(むぎ)くんと有村架純さん演じる絹(きぬ)ちゃんのラブストーリーです。

この映画の舞台はリバーサイド…あの場所もこの場所もよく知る場所が映画に登場する、ただそれだけの理由で観に行きました。

映画を見てドキドキもしなかったし、号泣もしなかった…でもしばらくすると、「あの台詞はこのような意味があったのかな？」「あの時絹ちゃんはどうしたのだろう」「そういえば麦くんはこう言ってた」「この後二人はどうなるのかな」などと映画のことを考えていることに気がつきました。何というか良質な小説を読んだ時のような不思議な読後感があるのです。

この映画の感じ方は観た人によって異なるのではないかと思います。数年後にもう一度観るとまた違う感想を抱くかもしれない。
良い意味で裏切られました…素敵な映画でした。