りばぁさいどらいふ

東京を流れる某川のほとりから。
ガーデニング、アウトドアなど生活を心地よくするために思うところ、備忘録、いろいろです。

シミュレーションは大事と心から思ったできごと

2023-11-29 09:12:00 | ラグビー
先日、買い物に行きました。
その街は、かつてラグビーオールブラックスのボーデン・バレット選手がサントリーサンゴリアスに所属していた時に住んでいたと噂に聞いていたので、「コルビはもう来日しているよね」という話題になりました。

「チェスリン コルビ」選手はワールドカップで優勝した南アフリカのウィング、今季リーグワンではサントリーサンゴリアスに所属する予定の選手です。

😀 ラグビー雑誌の表紙にも選ばれています。

身長170㎝、体重80 ㎏とラグビー選手としては小柄ですが、ワールドカップ準々決勝ではトーマス・ラモス(フランス)選手のコンバージョンキックを猛ダッシュでチャージし、世界を驚愕させた選手です。(結果、南アフリカが 1点差でフランスに勝利しました。)
決勝では、南アフリカがオールブラックスに1点差でリードしていた後半33分、「故意にボールをはたき落とした」というイエローカードで10 分間の退場となりました。観戦していた我々も「どうなるのだろう・・・」と手に汗を握って見守りました。退場したコルビ選手は責任を感じ、試合を直視できず、ユニフォームで頭を覆う姿が何度も映し出され、観ている我々も心が痛くなりました。
結果は1点差の死闘を制し南アフリカが優勝・・・ノーサイドの瞬間、コリシ主将はベンチに向かって走り出し、失意のコルビとハグし、喜びを分かち合いました。
このシーンはラグビーファンの心に深く刻まれました。

「来日したコルビもこの街に住むのではないか…?」という勝手な予想を元に・・・

😁「コルビがジョギングしていたらどうする?」
😆「床屋でコルビが隣の席に座っていたら何て話しかける?」
😏「コルビがこの店で買い物していたらどうしよう?」 
と問いかけ、そのたびに「いるわけないでしょう?😩」と返事するという・・・小学生のようなやりとりを繰り返していました。

あるお店で買い物中・・・
😆「ねえ、コルビ見つけたよ」・・・と冗談で似た人を見つけました。
🤣「よく似ている人を見つけたね~」とその人を見ると・・・似ている。
とっても良く似ている。 

😧「えっ?もしかして本人?」
😥「でも・・・コルビ、コルビ言っていたから、コルビに見えるだけかも」
と確信がもてない。 

「声をかけて、もし違っていたら失礼だよね・・・」などと話していると、その方のご家族が近づいてきて、すれ違うことに・・・ふと赤ちゃんを見ると、その手には、しっかり「サンゴリアくん(サントリーサンゴリアスのマスコット)のぬいぐるみが握られていまいした。
「間違いない!コルビだ~!!

でもプライベートだし、声かけるのは失礼かな・・・などと二人で悩んでいると、 別の男性がコルビ選手に話しかけ、とても優しそうに受け答えしている様子を見て、思いきって声をかけました!

ワールドカップの試合は全て観ていたこと、コンバージョンキックチャージには、とても驚いたこと、決勝戦はハラハラドキドキで観戦したこと、素晴らしい選手だと思っていること、日本に来てくれてとても嬉しいこと、今季のリーグワンの試合を楽しみにしていること・・・伝えたいことは山ほどあるのに、感激と英語力不足で全然言葉が出てこない
🥶

「写真を一緒に良いですか?」と聞いたら、「もちろん!良いですよ。」と一緒に写真を撮ってくれただけでなく、コルビ選手みずから握手してくれるという神対応で、思わず嬉しくて日本語で「頑張ってください!」と言ってしまったところ、コルビ選手も日本語で「ありがとう」と答えてくれました。
ずっと穏やかな笑顔で、目を見てゆっくりと頷きながら、こちらの話しを理解しようとしてくれる姿に誠実な人柄を感じました。

惜しむらくは、あの「もしコルビがいたらどうする?」のやりとりの時に、本気でシミュレーションして答えを考えていなかったこと考えていたらもっと気持ちを伝えることができたのに😩

コルビ選手、ありがとうございました!
(尚、コルビ選手と一緒に撮った写真はプライベート中の写真なので、ブログにはアップしないことにします。)


コメント