風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

2019京都の初春 4-2(七条)

2019-05-28 | 近畿(京都・滋賀)
その1からの続きです。

● 阿闍梨餅本店

大学の近くに阿闍梨餅の本店があると聞いて、向かいました。
確かに百万遍交差点からそう遠くない場所にありました。



外観からは想像できない、天井の高い、クラシカルな建物です。
額になんて書かれているのか、はじめは読めませんでしたが、「阿闍梨餅」って書かれているんですね。



おみやげのほかに、阿闍梨餅を単品で頼むと、暖かいお餅にお茶が添えられて出てきました。
暖かい阿闍梨餅をいただくのは、初めて~。


暖かいともっとおいしくなりますね。ごちそうさまでした。

● 京阪で解散

駅に歩いていく途中に、気になる建物を見つけました。
ビルの上にある小屋です。ペントハウス?
見晴らしがよさそうですが、雷が近くに落ちたらさぞや怖いだろうと思います。



出町柳駅から京阪に乗りました。
連れの一人は四条、私は七条、もう一人の連れは東福寺と、それぞれ降りる駅が違います。
そこでホームでお別れしました。

● 七条散策

ひとりになって七条駅で降りると、まだ外は陽が沈む前。
暗くなるまで、辺りを散策してみることにしました。



七条大橋。鴨川に架かる最古の橋です。
こうしてみると、かっこいい橋脚ですね。

● 旧任天堂本社

正面橋というおもしろい名前の橋を渡ってほどなくの場所に、クラシカルな建てものが立っています。



そこは、任天堂のかつての本社でした。



今でこそゲーム会社として有名ですが、昔はかるたやトランプを作っていたんだなあと思います。
そういえば、我が家にある花札も、任天堂のものです。



それにしてもなぜ日本語だけ「たるか」など右から左読みで、「トランプ」だけ左から右読みなんでしょうね?

● 道端のミステリー

正面橋のすぐ近くの電信柱の下に、釣鐘が置かれていて、ビックリしました。



見えますか?これですよ。
道ばたに鐘ってー!なぜ?どうして?



弥生時代期の銅鐸かと思いましたよ!
あまりに無造作に置かれているのに、ビックリです。

誰かが捨てたの?とすると不法投棄!?
謎は深まる一方です。京都では、見慣れた光景なのかしら?

● 豊臣神社の正面

正面橋から眺める鴨川。
渡ってまっすぐ道を歩いていくと、豊臣神社にたどり着きます。



この道も正面通といいます。
もうおわかりでしょうか。「豊臣神社の正面」という意味で、この名前がついているそうです。



ここも刀剣乱舞ゆかりの場所。
御朱印の受付は終了していましたが、とうらぶグッズはまだ配布中で、刀剣女子風の人が、夢中でグッズを選んでいました。



夕日を浴びてなにやら神々しい拝殿。
西向きなので、こうした輝く効果も考えての建築だったのでしょうか。



梅ごしの拝殿。
もう扉は閉まっていますが、夕暮れ時はとても静かです。

● 大仏殿跡の公園

豊臣神社の隣の方広寺へ。



いつ見ても大きい、方広寺の鐘。



お寺の横に細道を見つけて通ってみます。
すると、豊臣神社の裏側の開けた場所に出ました。



「大仏殿跡緑地公園」という名で、かつて大仏殿があった場所だそう。



少し奥まった場所にあり、街並みに溶け込んでいます。
犬の散歩をしている人がいて、のどかでした。

● 智積院の夕日

そこから東山通に出て、智積院の前を通ります。



七条東山の交差点からまっすぐ見える夕日が、とてもきれいに輝いていました。
この日は朝からとてもいい天気でしたからね。



立ち止まって写真を撮る私の横で、帰宅途中の京都女子高の生徒たちが「ちょっと、やたらきれいじゃね?」と口々に言って、スマホを取り出していました。



青春群像に混ざって夕日を眺めるの図。
明日もきっと、いい天気。

5日目に続きます。



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