風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

なにわの都の歴史ロマン index

2017-03-11 | 近畿(兵庫・大阪)
[2016.8.25-26]

◆ 大阪 1-(1) ←旅行記へ
 2カ月ぶりに大阪を訪れました。
 真夏の暑さの中、真田ゆかりの地に向かいます。
 玉造という地名は、大阪にもあるんですね。
  ● prologue ● 富士山またも見られず ● 島根と大阪の玉造
  ● 真田ゆかりの地 ● 真田丸跡、三光神社 ● 青いカテドラル
  ● 難波宮跡公園  



◆ 大阪 1-(2)
 難波宮遺跡のガイドツアーで、古代ロマンのお勉強。
 大阪は、かつて海の中にあったと知ります。
 まだ新しい立命館大キャンパスを訪れ、この日を終えました。
  ● 難波宮遺跡探訪 ● NHKの地下へ ● 大阪は海の中
  ● 天保山のはなし ● 秀吉遥拝所 ● 聖徳太子の神社
  ● 茨木の立命館大



◆ 大阪 2
 早朝の静かなえべっさんを訪れました。近くには赤エイの絵馬のある神社。
 朝の銭湯に入り、この日もおしゃれなキャンパスへ。
 ミックスジュースを飲んで、帰途につきました。
  ● お茶の水大ならぬお水の大学 ● 十日戎のえべっさん ● エイに願かけ
  ● 旅先で銭湯 ● ゴルビーのフルーツ ● モダンなキャンパス
  ● ミクジュー・リベンジ ● のぞみからてっぱく ● 浜名湖アラーム
  ● epilogue



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なにわの都の歴史ロマン 2

2017-03-11 | 近畿(兵庫・大阪)
2日目からの続きです。

● お茶の水大ならぬお水の大学

早朝に起きて、散歩に出かけました。
途中で、とっても目立つビルを見かけます。
「お茶の水大学ゼミナール」と書いてあるので、進学塾かな?と思いました。



あれ、でもよ~く読み返してみると、
「お水の大学セミナー会場」と書いてあります。
は??



全然進学塾ではありませんでした。
お水になりたい人に知恵を授ける?場所のようです。
「あんたかてママ」というのは、子供へのお受験を意味しているのかと思いましたが、どうやら違うママのことのよう。
うーん、一見勘違いしてしまうわ~。



あとで調べてみたら、お水大学は、ホスト・ホステスさん向けの日本初の水商売の学校だそうです。
教育機関なんですね!

● 十日戎のえべっさん

目的地はお水大学ではなくって、日本三大恵比寿の一つの今西戎神社。
今宮戎駅と、南海電鉄の駅名にもなっているところです。
ちなみにこの駅、かつては恵美須駅という名前だったそう。
山手線の恵比寿駅と、字がごっちゃになるところでした。



お水の誘惑に負けずに(?)今西戎神社に着きました。
“えべっさん”で有名な場所ですが、それほど大きくはありません。
毎年1月に「十日戎(とおかえびす)」が開催される様子がニュースで流れ、ものすごい人が繰り出して大賑わいの境内を見慣れていますが、真夏の早朝には誰もおらず、閑散としています。
拝殿は、思ったよりも近代的なつくり。



狛犬は石でできていますが、奉納社はセメント会社。
鳥居も石でできていますが、奉納社は繊維会社でした。
セメントはともかく、繊維で作った鳥居は、さすがに痛みが早そうですから、それはやっぱり石になりますよね。
あったらくぐってみたいけれど。


勇ましい狛犬。ちょっとローマ風です。


境内には大黒社もありました。恵比寿様と大黒様って、どちらも商売繁盛の神様なので、七福神の中でも仲よしです。
近くには恵美小学校。それだけ聞くと、人の名前みたいですが、恵美須のえびなんでしょう。

● エイに願かけ

通りの少し先にも鳥居が見えたので行ってみると、それは廣田神社でした。



ここの御祭神は、西宮の廣田神社と同じ、撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)。
ヒー、覚えられないー。
それは天照大神の荒魂で、私が追っている瀬織津姫の別の名前でもあります。
意外なところでお参りできて嬉しい~。



大きな絵馬が飾られていましたが、馬の横に飾られているのは、何やらエイのような魚。
願掛け絵馬も、この魚のデザインです。
一種をおまつりしているみたい。



説明板がありました。ここの神社の神使は赤エイだそうです。
かつてこの辺りは漁師町で(海だったと前日ガイドさんに教わりました)、底冷えする昔の船で痔を患う漁師が多く、痔や難病の守り神として赤エイに願をかけたんだそう。

● 旅先で銭湯

まだ朝7時頃ですが、もうすでに暑くなっています。この日も日中は猛暑になりそう。
駅の近くに入船温泉というお風呂屋さんがありました。
温泉?銭湯?
そういえば、旅先で温泉に入ることはあっても、銭湯に入ることってそうそうないなあと思います。
今回のホテルには、部屋風呂のみで、大浴場はありません。
いまは時間があります。

本当は、スパワールドに入ってみようと思っていたのですが、この銭湯の昭和レトロな感じにとっても引かれます。
よーし、入ってみよう。ちょっとのぞいてみて、雰囲気が悪かったらよせばいいし。
ということで、のれんをくぐりました。



中はとても清潔で明るさがあるので、安心してそのまま入ることにしました。
朝風呂~。広々とした脱衣所には誰もいません。
お風呂には、おばあちゃんが一人、目を閉じて口を開いてじーっとつかっているきりでした。
天然温泉ではなさそうですが、開放感のある銭湯。
ちょっと私には、お湯の温度が高すぎましたが、あつあつのお湯につかって、シャッキリ目が覚めました。

● ゴルビーのフルーツ

散歩途中で見つけた段ボール。
いったん通り過ぎましたが、目の端に映ったものが気になって、戻ってみました。

箱だけ見て、最初「ゴルビー桃」だと思いましたが、よく見ると「ゴルビーぶどう」でした。
文字でちゃんと書いてあるのに、自分の観察力の甘さにトホホです。



名前が名前ですが、ロシア産ではなく、山梨産まれの広島育ちでした。
やっぱりゴルバチョフ氏にちなんだネーミングだとのこと。
巨峰よりも大粒の、希少価値の高い極上品種の赤ぶどうだそうです。
革命的な美味しさなのかもしれませんね!

● モダンなキャンパス

この日もまた、立命館茨木キャンパスへ。2日目は朝から一日みっちり勉強会です。



建物内は、なんだかとっても斬新。
外国の大学のようです。



ここは畳敷きの和のスペース。
高くなっているため、みんな必然的に靴を脱いで上がり、日本人も外国人もゴロゴロしていました。
置かれている調度品のどれもがセンスがよくて、これが大学?と思います。
ここに通える学生は、いいなあ。



私が気に入ったのは、この場所。
おしゃれなデザインですね。
背もたれは少し後ろにかしぐので、リラックスできます。


まさにボッチ、いえ一人席ですが、勉強会中は、グループ討論などでずっと初対面の人たちと一緒だったので、休み時間はのんびりと、ここで昼寝したりしていました。

● ミクジュー・リベンジ

勉強会は夕方に終わり、その足で新幹線に乗るため、新大阪に向かいました。
大阪駅から眺めた町。まっすぐさきにダイキン工業のぴちょんくんが見えます。
それで気がついたんですが、ダイキン工業の本社って大阪にあるんですね~。



前回大阪で飲めなかったミックスジュース。
ネット検索しても、これというものがヒットしません。
前になんば駅に"伝説的においしいミックスジュース屋"があったそうですが、今はもうないんだとか。

2か月前は捜索もむなしく、ぼてぢゅうで「ミックスジュースサワー」しか見つけられませんでした。
(なぜなぜサワー?)と思いながら飲みましたが、ジュースの濃さは今ひとつでした。
ペットボトルのものは既に飲んでいますが、やっぱり生ジュースを飲みたいのです。



大阪イコールミックスジュースだと思っていたのは、私の勘違いだったのかしら?

古くからの純喫茶などで出してくれるものを探していましたが、見つけられません。
さしあたり、新大阪駅構内のジューススタンド、JuicerBar で飲めるという情報を得て、トライすることにしました。



わーい、ミックスジュース!
ジューサーバーのNo.1人気メニューだそうですよ。やっぱりみんな好きなのね~。
でもフタがついていると、よくわかりませんね。



そこでフタをとりました。ちなみにこれ、近くに座る椅子がないため、立って左手で撮影しています。
泡のついたフタも、置く場所がないため、コップもすべて、右手で持っています。
右手も左手も、地味にプルプル(笑)。



ゴクゴク。ああおいしい。
ようやく「大阪でミックスジュースを飲む」という本願を果たせました。

● のぞみからてっぱく

帰りののぞみに乗り込みます。
電車の中から、4月にリニューアルオープンしたばかりの京都の鉄道博物館が見えました。
いつか、鉄好きの人と訪れてみたいなあ。



● 浜名湖アラーム

学習能力のない私。そして睡魔に勝てない私。
京都を過ぎてから、すぐに寝入ってしまったようで、ハッと目覚めた時には、ちょうど湖が見えていました。
わあ、ここ、浜名湖じゃない!
行きと同じ、白い吊り橋を見つけます。
行きも帰りも、なぜにここで目覚めるのかしら?浜名湖アラームが体内標準装備されてるとか?





まだ富士山の近くには辿り着いていません。
このまま起きていたら、しっかり見られます。
よーし。もう寝ないわよ~。
ただ、新幹線の速度以上の速さで、どんどん日が暮れてきます。
そのうちに日が落ちて、街の明かり以外は見えなくなってしまいました。
外は真っ暗。あ~、結局帰りも、見られませんでした。

がっかりしているうちに、電車は新幹線に到着。
横浜も暑いですが、大阪よりは多少は楽そうです。



● epilogue

用事のすき間時間を使っての散策でしたが、真田幸村の活躍した戦国時代よりもずっとさかのぼった、飛鳥時代・奈良時代の難波宮について知ることができて、興味深かったです。
今回は猛暑の中だったためか、あまり外で食事をとりませんでした。
ジュースがメインだったような。食い倒れの町なのに~。

この春まではほとんど知らなかった縁遠い町でしたが、今回2回訪れたことで、がぜん親しみと興味が沸くようになりました。
大阪、これでもう仲良し!
ミクジューまた飲みたい!

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なにわの都の歴史ロマン 1-2

2017-03-10 | 近畿(兵庫・大阪)
その1からの続きです。
● 難波宮遺跡探訪

神社から20分くらい歩くと、大阪城の立派な天守閣が見えてきました。



でも今回の目的地は、ちょっと違います。
お城のそばの、大阪歴史博物館に到着しました。
ふー、建物の中に入ると涼しいわー。



地上13階建ての近代的な建物ですが、今回のお目当ては、地下にある難波宮の遺跡。
受付でガイドツアーの申し込みをしたところ、希望者が私しかおらず、シニアボランティアの方にマンツーマンで解説してもらえることになりました。
贅沢だわ~。
この好機を逃さずに、あれやこれやと解説員に質問しながら、話を教えてもらいました。



かつて飛鳥時代から奈良時代の間にこの辺りに存在した、難波宮。
645年の大化の改新で蘇我氏を滅ぼし、政治権力を皇室に取り戻した中大兄皇子らは、孝徳天皇を擁立して、652年に飛鳥からここに遷都しました。
そのときには、難波長柄豊碕宮(なにわのながらのとよさきのみや)といったそうです。

孝徳天皇の没後、都は飛鳥に戻り、奈良時代になって聖武天皇が再びこの場所に後期の宮を建てたそうです。
平城京の副都でしたが、難波宮に遷都をした時期もあったそう。
聖武天皇の没後、桓武天皇が京都の長岡京に遷都し、さらに都は平安京に移っていきますが、かつてこの地に都が2回建てられていたとは知らなかったので、ビックリ。



前期の宮は非常に大きかったそうで、後期の宮の方が小ぶり。
終戦後まで、どこにあったのか所在地がはっきりせず、建物建設のために土地を整備した時に発掘されたそう。
まだたった20年前のことだそうです。
忘れ去られたかつての宮殿が発掘された時には、さぞかし盛り上がったことでしょう。



まずは博物館の足下に見えるもの。床のデザインとは別に、丸く囲まれている部分が、宮殿の柱があった場所。
等間隔に、外までもずっと続いていました。

● NHKの地下へ

それから、隣にあるNHK大阪放送局の地下へ移動しました。
ここで、実際の遺構が見られます。



柱があったところには、白い提灯が置かれていました。
地下になっているため、保存状態がとてもいいです。



ここの下は地下駐車場になっていると聞いて、「本当ですか?」と驚きました。
つまり、この場所だけ浮かせて保存してあるのです。
「それって、時間もお金もたいへん掛かる保存作業ですね...」とため息をつくと、
「20年前はバブル期だったんですよ」と。なるほど。それで実現できたんですね。

● 大阪は海の中

大阪市で一番高い場所にあるのはお城だそうですが、縄文時代には、この辺りは一面海の中だったそう。
「昔は海面が高かったんでしょうか?」と聞いたら、「いえ、そういうわけではありません。この辺りを流れている淀川や大和川が土砂を運んできて、次第にそれが堆積していったんです」とのこと。
「それでこの辺りは、中之島、歌島、竹島、出来島など、島という地名が多いんですよ」
さらに「少し前まで、この辺りは泥の中で栽培するレンコンの産地だったのも、その名残です」と教えてもらいました。
古代、大阪は海の中だったんですね。水都ということにも関係するのかな。

● 天保山のはなし

土砂が堆積して、山にまでなりました。
大阪の山といえば・・・「てんぽうやまも?」
「てんぽうさん(天保山)は人工の山なので、ちょっと違いますね」
呼び方を間違えちゃいました。土地っ子でないのがバレバレです。
もとよりイントネーションでよそ者だとバレており、初めのうちに「どこから来たの?」と聞かれていますが。

地元以外にも知られている天保山。
なぜかというと、日本で一番低い山(標高4.5m)だからです。
4500mじゃないんですよ~。450mですらありません。
4.5mといったら、2階で立っているくらいの高さでしょうか。
それでもどっこい、山なんですよね~。
「日本百名山の中で一番低いんですぅ」と、なんとなく腰が低い筑波山(標高877m)を励ましてあげたくなります。
そんなわけで、あまりの低さにチェックせずにいられない山です!

「人工の山なんですか。小さいのになぜわざわざ作ったんでしょうか?」
「港に入る船の道しるべのためですよ」
私の突然の振りも、きちんと受け止めて答えてくれるガイドさん。さすがです。

かつて多賀城市民だったので「多賀城址も柱があった場所に違う石が埋め込んでありますが、こちらのようにもう少し何かが再現されていたらいいなあと思います」と話すと、「難波宮は昔の都ですからね~」と鼻高々のガイドさん。
そうですよね、昔の国の中心と陸奥国府では、違いますものね。(くーっ!)

これまで歴史のロマンといったら、奈良や京都をイメージしていましたが、なかなかどうして、大阪も気になります。
中沢新一氏の『アースダイバー』という本が好きで、大阪版も読みましたが、その時は土地勘がなく、あまり頭に入らなかったんです。
また読み返したくなりました。



詳しく教えてもらい、私のいろいろな質問にも答えてもらって、20分間のガイド時間を10分ほど延長してもらっていました。
シニアガイドのなごやかなおじいちゃんに、大阪の昔話をしてもらった気分になりました。

このガイドツアーは、なんと無料。
物知りガイドさんとの交流、おすすめです。



大満足して、歴史館を出ました。
上階では難波宮遺跡のジオラマが展示されていますが、じっくり拝観する時間がないため、今回はパス。
また今度、じっくり訪れたいと思います。

● 秀吉遥拝所

大阪城のお堀沿いに歩いていくと、こんもりと盛られた場所に小さなほこらがありました。
名前はなく、表示もありませんでしたが、(もしや)と思って地図を確かめました。
ほこらの後ろにあるお堀の向こうには、豊臣神社があるところ。
おそらくお堀の中まで行けない人が、ここからお参りしようと建てた、遥拝所のようなところなののでしょう。
そう思って、私もお参りしました。



てくてく歩いて、JR森ノ宮駅にたどり着きます。
駅前表示に「森ノ宮神社:すぐそこ」と書かれていましたが、よくわからなかったので、駅員さんに聞きました。
駅員さんも分からない様子で、地図を調べて「おそらくこの神社マークのことだから、まっすぐ行って突き当りを右に行った辺り」と教えてくれました。



でも駅側から見ると、道路の向かい側にしっかり神社がありました。
駅員さーん!駅前にありましたよー。灯台もと暗しー。

● 聖徳太子の神社



この辺りの地名の由来となった森ノ宮神社を参拝。正式名は鵲森宮(かささぎもりのみや)。
『日本書紀』にこの神社のことが出てくる、歴史の古いお宮です。



聖徳太子はいくつも大きなお寺を立てていますが、ここは彼が建立した唯一の神社だそうです。
主祭神は聖徳太子と彼のご両親。



狛犬がいました。緑がワサワサしていて、その場ではよくわかりませんでしたが、見れば見るほどゴッツイ感じです。



「昭和19年 大東亜戦争のために青銅製の狛犬を献納して之を再建」と書かれていました。
う~ん、先代の狛犬は、国に徴収されて武器にされちゃったんですね。
それで、代わりに石の狛犬を置いたんのですね。
歴史が刻まれています。

● 茨木の立命館大

参拝を終え、森ノ宮駅へ。暑い中を歩いてきたので、冷房の利いた電車に乗ってほっと一息つきました。
電車の中からお城を眺めて、大阪で京都線に乗り換え、茨木に向かいました。

立命館大学は茨木駅から徒歩5分の近さ。以前サッポロビール工場があった跡地に建てられた、できてまだ1年ちょっとしかたっていない新しい茨木キャンパスです。



ここで午後から夕方までみっちりと勉強会に参加。
あちこち歩き回ったけれど、これが本来の目的ですからね~。

終わった頃には夕方になっていましたが、日が落ちても暑さが引かず、ぐったりしながら宿へ。
中のレストランで食事をとって、外出せずにゆっくり過ごしました。

2日目に続きます。

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なにわの都の歴史ロマン 1-1

2017-03-09 | 近畿(兵庫・大阪)
● prologue

6月末に訪れた大阪(→「なにわビギナー まち歩き」)を、2ヶ月ぶりに再訪することとなりました。
前回は追手門学院、今回は立命館茨木キャンパスと、訪れる場所は違いますが、またも目的地は茨木です。

早起きして、始発の次の新幹線に乗りました。
始発だと、崎陽軒のお弁当はまだ駅に運ばれていませんが、2本目だと買えます。
まだ作られたばかりのシウマイは、きっとおいしいはず。

朝の6時台なのに、車両内は人でいっぱい。
仕事中のビジネスマンと、夏休みの親子連れが混在しています。
この時期は特に混んでいるのかも。

● 富士山またも見られず

横を通っているこの山は、大山でしょうか。
奥に見えるのは富士山。天気がいいので、くっきり見えています。



毎度のことながら、着席すると一気に睡魔がおそってきて、いつしか記憶がなくなっています。
今回も知らぬ間に寝入っていたらしく、はっと気が付いた時は、窓の外には広大な水地が広がっていました。



浜名湖だー。
てことは、富士山はもう過ぎちゃったのね!せっかく見える方の窓際に座ったのにー。
朝早いと、たいていこのパターンになります。
帰りは夕方だから、その時に再チャレンジしよう。

新横浜からのぞみに乗ると、次に停まるのは名古屋。
一気に行けますが、合間に見える富士山を見過ごすようになりました。
三島に停まれば、気がつくんですけれどね。

名古屋からは、ハデハデな服装のおばさま4人が乗り込んできました。
私の後ろの席に座って、とにかくにぎやか。
「新大阪は、京都の次よ」と聞こえてくるので、名古屋から大阪に行くのでしょう。
名古屋と大阪、目立つ感じが似ています。

● 島根と大阪の玉造

「大阪~、大阪~。」
2時間半乗った新幹線から降りたとたんに、モワーッと暑さが迫ってきました。
真夏だから、仕方がありません。まず向かったのは、玉造駅。
島根にある玉造温泉を思い出します。

唐突ながら島根県は、全国一、税収回収率が高いそうですよ。
模範的~。しっかりした県民性なんでしょうか。ライバルの鳥取はどうかしら。

大阪で環状線に乗り換えます。いつも福島方面行きばかりに乗っていて、反対方面行きに乗るのは初めて。
目の前で停まった車両は、女性専用でした。
これって東京でいうと山手線になりますね。
山手線に女性専用車両ってあったかしら?なさそうです。
あったら朝の通勤ラッシュ時に、パニックが起こりそう。

桜の宮駅というきれいな名前の駅を過ぎたら、大阪城公園駅の次は森ノ宮駅。
今宮駅もあるし、環状線は宮だらけですね。

玉造駅に着きました。島根の玉造温泉では、古墳時代に勾玉用の石が採れたそうです。
この辺りは、かつて勾玉を製作する玉造部があったのが地名の由来だそうです。

● 真田ゆかりの地



「真田縁の地」と書いてありますね。
そう、これから向かうのは、真田にゆかりがあった場所です。


大阪はアーケード商店街が多いという印象。


赤地の六文銭といったら、どうしても信州上田を連想する関東人の私。
大阪での真田フィーバーにまだ慣れておらず、このマークを関西で見ると不思議な気分になります。



● 真田丸跡、三光神社

幸村ロードを通って、三光神社に着きました。
6月の訪問時に、見られなかった場所。
わあ、真田一色!
幸村が立つ台座は、信州上田の真田石だそうです。



真田丸を組んだ辺りと言われるのがこの一帯。
境内には、真田の抜け穴もあります。



しゃがんで穴の中をのぞいてみました。
どこまで続いているのかな。



最近では、ここは真田丸ではなく敵方の陣地だったという説もでているそうで、本当のところはどうなんでしょうね。
まだわからないところが、歴史のロマンをかき立てられます。

本殿を参拝しました。
珍しい丸い手水舎。まあるい気持ちになります。



社務所の壁には、真田一族関係のポスターが貼られていました。
映画『真田十勇士』の主役は、猿飛佐助役の中村勘九郎。
幸村役は、加藤雅也だそうです。大河『真田丸』が絶好調の真田イヤーですからね。



六文銭のデザインの絵馬がびっしり下がっています。
「とにかく強くなりたい」と書かれたものがありました。
なれるといいですねー。幸村は日本一の兵でしたからね。



● 青いカテドラル

神社をあとにして、駅とは反対方向へと歩いていきました。
次に向かったのは、大阪城方面。
暑い日で、アスファルトの照り返しが目に響くー。

大阪カテドラル聖マリア大聖堂の前を通りました。
ここは元細川大名家のお屋敷だったんだとか。



美しいマリア様の像が、こちらを見つめています。
青空の青によく合っていました。

● 難波宮跡公園

途中で、難波宮跡公園にゆきあたりました。
「なんばぐう」じゃなくて「なにわのみや」と読むそうです。
史跡と書いてあったので、中に入ってみましたが、史跡っぽいものも、かといって公園っぽいものも、特になにがあるわけでもありませんでした。
これから整備するのかしら。あるいはこのままにしておくのでしょうか。
まだ調査中なのかもしれませんね。



交差点向こうの大阪医療センター内の敷地にて。
かつてここには大阪で編成された大日本帝国陸軍の連隊のひとつ、歩兵第37聯隊の本部が置かれていました。
ちなみに難波宮址には、歩兵第八聯隊本部が置かれていたそうです。

でも、石碑が撮りたかったわけではありません。
その奥の灯篭の傘に、何羽もの小鳥がさえずりながらピョンピョン乗っていたのが気になったのです。
真夏でも小鳥は元気。すぐ水浴びできていいなあ。



大阪にあるさまざまな時代の歴史を感じながら、その2に続きます。

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海の向こうの海岸へ(房総) index

2017-03-01 | 千葉
[2016.8.21-22]

◆ 金谷 1-(1) ←旅行記へ
 暑い夏、南房総の職場の保養所に同僚と出かけました。
 東京湾フェリーで房総半島に渡ります。
 金谷の魚を食べて、鋸山の絶景を楽しみました。
  ● prologue ● フェリー推し ● 京急で久里浜へ
  ● 東京湾フェリー ● なめろうやタコの吸盤 ● 独特な神社
  ● 鋸山ロープウェー ● 山頂からの絶景パノラマ



◆ 鋸山 1-(2)
 のこぎり山の日本寺は、森に覆われたとても広い敷地。
 大きな大仏に会えて、地獄ものぞけました。
 夜は浜辺の民宿で、房総の海の幸に舌鼓を打ちました。
  ● 日本寺アドベンチャー ● 神々しい百尺観音 ● ドキドキの地獄のぞき
  ● 無数の仏像群 ● 宇宙人無数? ● のこぎり山の大仏様
  ● 大きさ日本一 ● ヘトヘト登山 ● 帰りのロープウェイ
  ● ご当地ソフトクリーム ● 海沿い電車 ● 八犬伝の舞台
  ● 2組のみの宿 ● 房総の海の幸 ● オリンピックサッカー決勝戦



◆ 岩井 2-(1)
 気持ちのいい朝、ヘルシーな食事。
 宿のそばの海岸でのんびり過ごします。
 自然に囲まれて夏を満喫。道の駅にも行きました。
  ● 目覚めは野ばら ● 岩井海岸 ● 地元の浜辺
  ● 町の散策 ● 岩井神社 ● ぼくのなつやすみ
  ● 正午は浜千鳥 ● 富楽里とみやま ● 田んぼの向こうの駅へ



◆ 横須賀 2-(2)
 金谷港で洋風海の幸ランチ。台風接近中でフェリーが早めに終わるため、船上は大賑わい。
 海の上から富士山を眺め、リラックマ仕様の京急に乗って横浜へ。
 ネコ写真展を見て、連れの崎陽軒デビューに立ち会って、日常に戻りました。
  ● 再び浜金谷へ ● 房総洋風ランチ ● 台風接近中
  ● フェリーは大混雑 ● 海の向こうの富士山 ● リラッ久里浜
  ● 岩合光昭ネコ写真展 ● 崎陽軒デビュー ● epilogue



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