風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

青森南部のアメリカンタウン 2-2

2017-09-25 | 東北
その1からの続きです。 

● IT交流会ランチ

この日のお昼は、このコワーキングスペースを利用している人たちとの交流会ランチ。
オフィス「材」のスタッフの方に作ってもらったおそばをいただきながら、いろいろとおしゃべりしました。



山芋の天ぷらが美味しい!シャキシャキで水気たっぷり!
いくらでも食べたーい!
どうやら今回は、食の旅になる予感大です。



皆さん、東京の学校を出たり、東京で就職し、のちに三沢に戻ってきたというUターン組か、結婚相手の実家だったからやって来たというIターン組。
何らかの土地とのつながりがある人達で、全く縁がないまま来たという人は、ほとんどいないようです。
今後の青森のITワークについての話で盛り上がりました。



私達が参加している青森ITワークの拠点は、弘前と三沢の二箇所。
青森の中でも、なぜこの二つが選ばれたのかと聞いたところ「どちらもコワーキングスペースがあるから」との答え。
なるほど、三沢には「材」が、弘前には「コンシス」があるからですね。
お世話になっています。

● 変なおじさん情報

いつも黒Tシャツのヂンさん。昨日はデイリーポータルZ、今日は「まいにちかあさん」のTシャツです。
恐山の「最後のイタコ」に会いたいと、アポを取っているところだそう。
えー、すごい。最後のイタコの方の著作を読んだことがありますが、会いに行こうとまでは思いませんでした。
やっぱり行動力ですね。

彼が興味があるのは、キャラが立ったおじさんかおばさん。
「この辺りに、変なおじさんはいませんか?」というすごい質問をして、"十和田のルパン"とか、"三沢の千葉さん"という、地元の有名人を教えてもらっていました。
画像を見ると、どちらもなかなかに独特。うーん(^_^;)

「千葉さんには滞在中に会えるんじゃないかな」と土地の人。
道の向こうから歩いてきたら、あたふたしそう。

去年、弘前でスギちゃんの格好をした人とすれ違った時には、固まって、何もできませんでした。
「千葉さん、この辺では人気者で、出会えたらラッキーって言われてるから、一緒に写真を撮ってもらったら?」
では偶然の出会いを楽しみに…。

● ノー津軽三味線

青森に来て、外を歩いていると、どこからか津軽三味線の生演奏、もしくはBGMが流れてきます。
それで、青森イコール津軽三味線のというイメージができあがっています。
でも、こちらに来てから津軽三味線の演奏を全く耳にしていないことに気がつきました。
「三沢では津軽三味線は演奏しないんですか?」と聞いてみます。
「こっちでは聴かないねー。あれは津軽だから」
そう言われてハッとしました。そう、ここは津軽ではなく、南部でしたね。
津軽三味線はなくって、南部せんべいと南部鉄瓶がある町なんでした。
津軽と南部は別の文化だということ、頭ではわかっていても、つい忘れがちです。

三沢で一番大きな会社はどこかと質問しました。
横浜だと、エバラ食品か、崎陽軒か、サカタのタネ。
いえいえ、日産でしたね。
こちらは、建築会社か、養豚業の畜産会社で、一次産業がメインだそう。
「それを二次産業につなげられれば面白そうだけどね」とJBさん。
社長、頑張って!

● 木工加工品 

このコワーキングスペースを提供してくれているオフィス「材」は、ヒノキなどの木材加工も行っています。
部屋に設置された3Dカッターやレーザーカッターに興味津々のカオリンと私。
そのマシンで加工したさまざまな木工品が、星野リゾートホテルの青森屋に置かれているそうです。



● ITワーク

午後は、めいめいにPCを開いてITワーク。
ヂンさんは、3台のPC(一つはタブレット?)を持ちこみ、三面鏡のように並べて作業をしていました。
わー、ノートパソコンでこんな風にリモートワークをする人、初めて見るわー。
手袋をはめ、ペンタブで絵を描いてもいます。
わあ、プロのイラストレーターみたい。(注・プロのイラストレーターです)



途中、今回の旅の主催である青森県の担当の方が見えました。
JBさんの打ち合わせの後、私たちメンバー一人一人と挨拶をされ、その後はノーパソを広げて、一緒にお仕事。
普通のオフィスだと、みんな大もとは共通している仕事を進めていきますが、私たちは同じ部屋にいながら、それぞれ違う作業に取り組んでいます。
それがコワーキングスペースです。

夕方になったので、仕事はおしまい。
みんなで車に乗って、食事に向かいました。
テーマは「おいしい活魚を食べる会」だそう。楽しみ~!

● おいしい活魚を食べる会

着いたところは錦寿司
きっちりした店構えです。



そう安くはなさそうな雰囲気なのに、びっくりするほどリーズナブルなんだそう。



まずはお刺身盛り!
わー、つやつやでプリプリ。



いわしのお刺身。新鮮じゃないと作れないそうです。
薄い切り身ながら、脂がのっていておいし~い!



まぐろ!まぐろ!
青森には大間があるー。



かまはなんと600円。そんな安いの、聞いたことないわー。



鮎!



えびも新鮮です。



お味噌汁がないとのことで、なぜか最後にお吸い物になりました。



日本酒は八戸のお酒の八仙。
何もかもがおいしくて、まさに竜宮城気分。
タイやヒラメのように舞い踊りたくなっちゃいます。

「明日はどうしようか」と話し合う私たちを見て、県庁の方が
「みんな一緒の行動をするんですね。いいですね。弘前では皆さん、それぞれに行動しているようです」と言いました。
移動が便利な弘前とここ三沢とでは、行動パターンがまた違うようです。

こんなに食べて飲んで、一人3000円でおつりがくるほど。
本当に、とってもリーズナブルなお店でした。

● さんま大量入荷

食後、夜の町をみんなでそぞろ歩き。
男の厨房の、本日のおすすめボードに目がくぎ付け。
さんまが大量入荷されたようです。
今年はなかなか首都圏には入ってこないだろう、さんま!
贅沢だわ。



● 昭和なネオンタウン

ネオンタウンは、なんだかとってもレトロな界隈。



狸小路では、夜な夜な男と女のラブゲーム、いえ狐と狸の化かし合いが行われていそう。



いろいろな飲み屋が店を連ねていますが、中でも気に入ったのは「酔族館」という店名。
水色がそれっぽくて幻想的。
グラスハーモニカが奏でる、サン=サーンスの『動物の謝肉祭』の水族館のメロディが頭を流れます。
じゃなくて「酔う民の館」!ネーミングがお上手ね!



昼に歩いた商店街では「勝手貴母(かってきまま)」というカラオケ店を見つけました。
これまた、当て字が上級者レベル!



● 軽のタクシー?

ふと見ると、軽自動車のタクシーがいるではありませんか。
「わあ、めずらしいね」
そう言っていると、JBさんが「あれは代行車だよ」と教えてくれました。
タクシーじゃなかったのね。なじみがないので、代行のこと忘れていました。



県庁の方とは、ここでお別れ。青い森鉄道の終電に乗るために、駅までのタクシーをつかまえました。
三沢から青森までは、1時間以上かかります。
着くころには、酔いもさめちゃいそうですが、道中お気をつけて~。

● アメリカン・バー

いざなわれたのは、Your Placeというアメリカン・バー。
横須賀どぶ板通りのバーに比べて、かなり広々としています。



キャッシュオンデリバリー。ジンジャーエールを頼むと、ジョッキ以上の大きなグラスにすごい量が入ってきました。
お、重い。びっくりして写真を撮り忘れました。

さらっと一杯ギネスをあおったJBさんは「じゃあこれで帰りまーす!」と言って、立ち上がりました。
「君たち、置いてくねー!タクシーで帰ってねー!また明日〜!」
「ハーイ、おやすみなさーい」
明るく置いて行かれましたが、私たちはそのまま飲み続けます。

なんだかみょうちきりんなメニューがありましたよ。
ワニとナントカとか、バター味のナントカとか(伏字)
そのどちらも頼んで飲んでいるヂンさん!なんてチャレンジャー!
まさに人生体当たり取材です。いえ、単なる好みかもしれませんが。



● 水牛の翼?

お店のお勧めというチーズケサディアを食べました。
初めて食べるメキシカン料理。おいしかったです。



ほかに、バッファローウィングを頼みました。
つまり、水牛の翼ですが、バッファローに生えているのは、翼じゃなくて角じゃなかったっけ?と考えます。(酔ってる?)
翼か角か確かめねばと思っていたら、山積みの手羽先がやってきました。
あれ、水牛でもなかった!



とりあえず食べてみます。
「辛いっ!!」みんなが口々に悲鳴を上げます。
バッファローとは動物ではなくアメリカの地名で、そこで発祥したメニューなんだそうです。

● 社長の無茶ぶり指令

と、ここで、姿を消したJBさんから私の元にメッセージが届きました。
「ヂンさんに、金髪美女に話しかけるように言って」
いきなりの無茶ぶりオーダーです。
(えー、これ伝えづらいな〜、どうしようかな~)と思ってちょっとスルーしていると、
「それを写真に撮って送って」とまた指令が届きました。
「早く」
どんどん届きます。

私たちを置き去りにしておいてー!気にしてないけど。
しぶしぶヂンさんに伝えると、初めは彼も知らんぷりしていましたが、
「じゃないと基地の中を案内してあげない」(←JBさん大人げない!)と言われて、「やれやれ」と腰を上げました。

隣のテーブルに身を乗り出したかと思うと、おもむろに軍人の連れの女性に「写真一緒にとっていい?」と聞くヂンさん。
普通の人(!)だったら、無茶振りオーダーは聞き流して、何も動かないところですが、いっちゃいまいたよ。
ヂンさんの行動力にビックリ。私も見習わなくては!


ウェーイ!


画像を送ると、JBさんから「75点」という点数がきました。
明らかに社長も酔ってますね。きっと別所で飲んでるに違いありません!

● 軍人さんとのトーク

写真を撮ったあと、その女性の隣にいた男性とお喋りしました。
オハイオ出身のブライアンでした。

横浜で5年間過ごしてから横須賀に行き、三沢に来たそう。
「ここしか遊ぶ場所がないから、三沢はつまんないなー」
もう少ししたら、佐世保に異動になるそうです。
日本中の基地を制覇するんじゃないかしら?

● 和風のタトゥー

親日派という彼は、タトゥーを見せてくれました。
「これ、日本で日本風に彫ってもらったんだ」
ええと、どの辺が和風なのかなー?
風景が水墨画風なのかなー?



「こっちにも彫ったよ」と、足も見せてくれました。
「オー、ハガレン!!」
なんと、鋼の錬金術師のタトゥー!
確かにあなたは親日派!いえ、むしろアニオタ!?



メリケンたちはさくっと飲んだら、すぐに次の店に移動します。
ブライアン始め、一団がぞろぞろといなくなると、店内が一気に空きました。
まあ、そのうちまた別のグループがやってくるでしょう。



ジェニーも移動したがったため、私たちもお店を出ました。
年配のアメリカ人の店員さんが、「またぜひお越しください」と流ちょうな日本語で慇懃に送り出してくれました。

バーの並びに、温泉がありました。
でも「SPAHOUSE」と英語表記で、温泉マークが無ければピンときません。
アメリカ人向けの温泉なんでしょう。



● 古牧温泉話

ジェニーとヂンさんは別の店をはしごするそうですが、もう飲めない私はカオリンと先に帰ることに。
ここで二手に分かれ、再び夜の街へ消えていく二人を見送りました。

私たちはタクシーに乗り込みます。
時間的にもう眠いだろうと思われる、かなりのおじいさんドライバー。(でも寝ないでね)

かつての古牧温泉の話を教えてくれました。
経営の手を広げすぎて、バブルが弾けたらうまくいかなくなり、倒産してしまったそう。
「私も小さいころに、行ったことがあります」
「そうかい。あそこは広かったもんねえ」

実は、三沢は初めての町ではありません。子供の頃、親戚一同で古牧温泉に行ったことがあります。
といっても、とにかく広かったことや、建物の廊下の梁がすごかったこと、プールが深くて溺れそうになったことなど、ぼんやりとしか覚えていません。
星野リゾートが復活させて、息を吹き返したのは嬉しいことですが、かつての建物がもうないのは残念なことです。

おじいさん運ちゃんに行き先を告げましたが、「コテージ?」とよくわからないようだったので、私達も不安になり、「やすらぎ荘のある温泉の前でもいいです」と、温泉の方に連れて行ってもらいました。
もう10時過ぎています。せっかくだから温泉に入りたいと思いましたが、営業は9時まででも、明かりも落ちていました。

「お風呂が終わった後は、もしかして裏道も真っ暗かな」
心配でしたが、ほそぼそと電灯がついていたので、なんとか昨日と同じ道を見つけることができました。


でもやっぱり暗いー


● 無事の帰還

またもやどのコテージかわからなくなり、ちょっとあせりました。(また玄関灯をつけ忘れた)
コテージのお風呂に交互に入り、12時が過ぎ、2時になりましたが、まだジェニーは戻ってきません。
「戻ってこないね〜」
外の様子がわからないので不用心ですが、彼女を締め出さないように、コテージのカギを開けて寝ることにしました。
周囲にはひと気が全くありません。森の中に私達二人きり。
コテージには電話もなく、ヘルプをしても助けが来るまで時間がかかりそう。
ハリウッドのホラー映画によくある「人里離れた無人の宿で起きる夜の恐怖」というシチュエーションを思い出して、ちょっと怖くなりますが、まあ気にせずさっさと寝てしまうことにします。(大ざっぱなO型)

3日目に続きます。

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青森南部のアメリカンタウン 2-1

2017-09-23 | 東北
1日目からの続きです。 

● トリプルアラートが2回

すやすやと心地よい眠りを満喫していたところに、聞いたことがないものものしいアラートが鳴りました。
3人のケータイから、ほぼ同時に。
(みんな同じ時間にアラームかけてたのかな?)とぼんやり思って、また眠りに入りましたが、またもや変なアラートが鳴りました。
時計を見ると7時すぎ。
さすがにもう寝付けなくなって、デッキに出てみると、雨が上がったばかりのようで、外は肌寒く、強い風が吹いていました。

暗い色の湖。
海は空の色を移しているから青い、というように、湖もまた、曇りを反映しています。
じきに陽が射して、明るい朝がやってきました。

美しい湖畔の朝になりました。







● 湖で採ったしじみ汁

起きて、朝ごはんの支度をします。
メインは魚ではなく、昨日採ったしじみを使ったお味噌汁。
昨日の砂抜きの時には、キャンプ生活で必要だろうと家から小分けにして持ってきた塩がさっそく役立ちました。



しじみ汁を作ってくれたのは、一週間前に結婚したばかりのカオリン。
(ちょっと待って、ここにいていいのー?)
新郎は家に置いてきたそうです。新妻の愛情いっぱいお味噌汁を、前の日出会ったばかりの私たちがいただいちゃいましたよ。



朝は少し肌寒いくらいだったので、暖まります。
「おいしいね!」
これで私たち、「同じ釜の飯」ならぬ「同じ鍋の汁」を飲んだ間柄になったわ。



「また飲みたくなったら、湖に入ればいいね(笑)!」
ここなら、自給自足生活ができそう。
コテージの前にはシロサギが来ていました。

● ミサイル発射警報

朝食後にJBさんが車で迎えに来てくれました。
助手席の足元は、チップで埋め尽くされていて、いい香り。



朝のアラートは、北朝鮮のミサイル発射を知らせるもので、親から「三沢は大丈夫なの?」と連絡がありました。
米軍は、このことを事前に知っているはずだから、問題ないそうです。
確かに、空の様子で特に変わったところはありませんでした。

車は緑の中を抜けていきます。
市民の森がこんなに広いなんて。歩いたら大変そう。
平日だからか、車一台通っていませんでした。

● 青森のフリーメイソン

途中、アメリカンハウスの前を通りました。
アメリカ人仕様で、広い間取り。
その横には、フリーメイソンの「青森ロッジ」がありました。
どうして三沢に?やっぱりアメリカ軍関係なんでしょうね。


黄色がアメリカンハウス、青が青森ロッジ


車の反対側からだったので、うまく撮れずに残念。



● 空き家に入る

今日はコワーキングスペースでのお仕事デー。
仕事で忙しいジェニーはさっそく業務に入りましたが、カオリンと私は、JBさんに近くの商店街を案内してもらいました。
まずは、JBさんが出資している、ながいも加工工場へ。
近くだというけれど、どこかな~?とキョロキョロ。
実は、目の前にあるケーキ屋さん「洋菓子ルマンド」でした!
ケーキ屋さんが移転し、空家になった店舗を利用しているというそうです。
動かない自動ドアをぐーっと手で動かして、中に入りました。



本当にここが工場?私たち、空き巣の片棒を担いでいない?



中にはケーキの大きな陳列ケースだけが残っています。
ケーキの名前と値段とが書かれた紙もついたままです。
(目下、このショウウィンドウの引き取り手を募集中でーす)
大きな業務用冷蔵庫もありました。

● 長芋加工工場見学

空き家状態でがらんとしたケーキ屋のスペースの奥に回ると、工場が稼働していました。
きっちりと衛生対策をした5,6名のスタッフが、長芋の皮をむいています。
身障者雇用も行っているとか。



とても長い長いも。さすが、日本一の生産地ですね。



「やませながいも」というブランド長いもを出荷しています。
冷たい偏西風(やませ)が長芋の成長にいいんだそう。

● ゴボウ茶工場見学

次に、ゴボウ茶の工場にも行きました。
三沢は日本一のゴボウの産地。やはりやませが吹き付ける涼しいこの辺りは、根菜の育成に適しているそう。
やませって、ネガティブなイメージしかありませんでしたが、悪いことばかりじゃないんですね。



こちらも半分シャッターが閉じたお店。明らかにゴボウ屋さんではありません。
お店の前に立つと、ゴボウのにおいが漂います。
4,5名のスタッフは、ちょうど休憩中でお茶をしていたので、写真は撮らずじまい。
見たこともないほど大量のゴボウがあり、店内に置ききれずに、店の外にまで置いてありました。


シャッターの陰に保管中


● 寺山修二の町

そばのガソリンスタンドの壁には、さりげなく寺山修二の写真と言葉が載っていました。
そういえばこの商店街は、寺山修二通りというそうです。







● アメリカンと昭和

ビーグル号が下がっている公園。
市民に愛されているんですね。
『紅の豚』を思い出します。



● 商店街の改修前・改修後

あまり栄えている風ではない商店街。それが、しばらく歩くと、突然幅が広がりました。
電柱が地中に埋められているのです。
同じ通りの途中で突然!


目の前


驚いて、後ろを振り返りました。
今まで通ってきた道です。


頭の後ろ


ここまでが行政のてこ入れで、80億円かけて立派な道路にした場所。
さらに店舗も一気に立て直して、きれいになりました。
全て新しくて、非現実感が漂います。どこぞのテーマパークにあるストリートのよう。
それでも、あまり活気はないまま。





「ハード面は改良したけど、ソフト面が変わらないからね」とJBさん。
「だから、端っこの方から声をかけて、少しずつ変えていくようにしているんだ」
がんばって~!



途中、ボードメンテナンス中のサーフィン店の店主と話し込んでいました。
三沢にもあるなんて!JBさんもよくやっているそうです。
この辺りは、割といい波が来るそうです。

洋品店(ブティックではない)から、ガタイのいいアメリカ人が出てきました。
昭和の洋品店とブラッキーなお兄さんとの組み合わせ。これが三沢ね。

● 国境のフェンス

よく目を凝らすと、フェンスが見えます。
「もうあの向こうはアメリカね」
日本人が入れない場所になっています。



● 地酒チェック

酒屋を覗きました。
ここでも、弘前の日本酒「豊盃」は人気で「一人一本のみ」と書かれています。



この辺りのお酒は、下北の「寒立馬」がレアだとか。


左上が「寒立馬」


それよりも、下北は近所という感覚なんだということに驚きました。
「三八上北(さんぱちかみきた)」という天気予報での地域の紹介を聞くたび、いつもその響きがおもしろいなと思っていましたが、南北のつながりということかしら。

商店街の途中で、いこいの場のようなところがあったので、入ってみました。
おばあちゃんたちが6名くらいいて、手芸をしていました。楽しそう。



● 地域活性化問題

歩きながら、地域活性化について話し合います。
こんなに立派な通りを作ったのに、どうして栄えないのか?
素人の考えしかできませんが、時代のニーズをきくことでしょうか。
「ドッグカフェを作ってほしいと、アメリカ人は希望しているようなんだけどね」
「えー、作ればいいんじゃないですか?」
最近では、横浜でもずいぶん数が増えてきました。
「ところが、町が汚れるとかっていう反対意見が根強くってね」
なかなか実現にこぎつけないようです。
「どこか一つのお店を実験的にドッグカフェにして、それが成功したら、どんどん町に増えるのでは?」
アメリカ人だって、ここに暮らしているわけですから、住みよい生活を求めているのは一緒です。
米軍との軋轢はほとんどないという三沢ですが、もっと歩み寄れそうな気がします。

● ご当地ナンバープレート

「材」に戻ると、バイクが置いてありました。
「よかった、ヂンさんも来てる」
彼はレンタルバイクで、フリーダムに動き回れています。
ナンバープレートが蕪島のデザインでした。
よく見ると、鳥居の扁額に「蕪島神社」と書いてある細かさです。



その2に続きます。

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青森南部のアメリカンタウン 1-2

2017-09-21 | 東北
その1からの続きです。

● 三沢のアメリカ人

コワーキングスペースでのガイダンス後、小川原湖のコテージにみんなで移動しました。
広々としてまっすぐな三沢の道路を、車で通り抜けていきます。
車ですぐかと思いましたが、どうやらそうでもないみたい。

フェンスに囲まれた米軍基地、ミサワベースの横を通っていきます。
ヘリコプターが近くを飛んでいましたが、それは米軍ではなく航空自衛隊のものだそう。
三沢には米軍基地と自衛隊があるんですね。迷彩服の人が多いのかな。
赤信号で止まった時、ふと横を見たら、隣の車を運転していたのは米軍の軍人でした。

三沢市の人口の、4人に1人がアメリカ人だそう。思ったよりも高い割合で驚きます。
でも、三沢の治安は悪くないそうです。
「ここは空軍が多いから、アメリカン・バーに行っても大丈夫」と何人かに言われたので「どういう意味?」と聞き返しました。
エアフォース(空軍)は選ばれし軍人たちなので、行いがいいそうです。
ネービー(海軍)も200人ほどいるものの、シールズ(SEALs、アメリカ海軍特殊部隊)のようなエリート集団なので、ギラギラしていないそう。
ということはアーミー(陸軍)は…?

沖縄の米軍が騒ぎを起こすたびに、国内米軍基地の軍人は夜12時には基地に戻るべしというような規則が設けられます。
深刻な事件が起こっていない三沢にとっては、歓迎せざる状態だそうで、地元の飲食店は「商売あがったりだ」と喜んでいないそう。
ここは住民と米軍がうまく共存できている場所なんですね。

道端にはコスモスが満開です。
後部座席でカオリンと「わあ、もう秋だねー」としゃべっている、その前の席では、ジェ二ーがスタッフの方から、南部と津軽の歴史話を聞いていました。

今度は旅客機が頭上を飛んでいきました。すぐそこが三沢空港です。

● ビッグな小川原湖

やがて車は広大な緑地にさしかかりました。
三沢市民の森公園ですが、だだっ広くて公園というより森林に分け入っていくよう。



すると突然、視界が開け、海に出ました。
いいえ、ここは海じゃなくて湖。
海のように波立っている、大きな小川原湖です。



青森の湖といったら、みんなが思い浮かべるのは十和田湖ですよね。
でも、青森で一番大きな湖は、実は小川原湖なんです。
それなのに、ほとんど知られていないというのは、なんだか残念。



ここは海から流れ込む海水と淡水が混じり合う汽水湖。
シジミ、シラウオ、ワカサギなどがたくさん採れて「宝の湖」とも呼ばれるそうです。



そうして、湖のほとりのコテージに着きました。
森の中の湖畔のログハウス。絵の中に入りこんだ気分です。



● 湖畔のBBQ

続々とほかの車も到着し、食材を運び込んで、さっそくBBQが始まりました。



こちらの皆さんはとても手慣れていて、てきぱきと火を起こします。



ちょうど夕暮れ時に差し掛かった頃。湖面が西日を受けて、キラキラとまぶしく輝いています。
外国でバカンスを過ごすような、ゆったりとした時間。



三沢では、BBQ文化が発達しているんだそう。
アメリカ文化から?それとも大きな湖があるから?



そろそろ風が涼しくなってきたからか、平日だからか、ほかにコテージを借りている人はいませんでした。
つまり貸し切り状態です!



やってきたばかりの私たちIT組は、運びこまれた食材の豪快さにビックリ。
いろいろな部位のお肉に、生のカキに生のエビ。
生ものは、なんだかゴソゴソ動いていますよ~。



● 青森に乾杯

BBQだから、明るいうちから飲んでもオッケー!
キリンの「青森に乾杯」で乾杯!



ほかに、シャイニーの100%アップルジュースもあります。
あとは、みんな大好き、スタミナ源たれ!



焼きたてのお肉にスタミナ源たれ、おいし~い!





話の流れから、BBQメンバー8人のうち、7名がO型だとわかりました。
JBさんも参加メンバー4人も、O型です。
一人の方だけB型でしたが、BとOは割と近いから、大丈夫!
みんな、仲間意識でどんどんダイナミックさを出し始めました。
A型の人がいなくてよかった~。

● 生のホヤ

「あれ、これなんだろう?」
カオリンが覗き込んだものがあります。
「自信ないけど、ホヤじゃないかな?」
聞いてみると、果たしてホヤでした。
「生きてるよ。ほら!」と目の前に差し出してくれるJBさん。



「わあ・・・」
言葉も手も出ず、黙って眺めます。
色鮮やかできれいではありますが、グロテスクでもあります。

ホヤ、子供のころはかわいいんですけれどね。ってそれはどの動物も一緒かな。
ホヤを前に、どうしたらいいのかわからなかったので、とりあえず指でつついてみました。
特にびくとも反応しません。い、生きてるの?
「これは生で食べるのがうまいんだ」
私も味なら知っていますが、外見を見たのは初めてでした。



この赤い物体にJBさんが包丁を入れる様子を、かたずをのんで見守ります。
「あー、ここの包丁、切れないなー」
キャンプ場のですからね。
グイグイ刃を動かしているのを見て(いっそ、ひと思いにやっちゃってー!)と、ホヤの気持ちになりました。



ホヤから出てきた液体を、紙皿に受けて
「ここが美味しいんだよ」と回してくれるJBさん。
ワイルド~!
ためらいつつ、誰も断らないメンバーたち。頼もしいわ。
みんなでお皿を回して、おそるおそる飲んでみました。
「うん、磯の味がする」
とっても塩味でした。

切り身になったら、見慣れた姿。スイスイ食べられます。
ああおいしい。みなさん、ホヤ食べてみてね~♪



● 生のカキ

生ガキは好きなんですが、まだ動いている状態のを食べるのは初めて。
(気持ち的に食べにくい~)と躊躇している私の横で、みんな「わー、新鮮」と言いながらぺろりと食べています。



なかなか食べられずにいる私に、
「大丈夫、採れたてのカキは当たらないから!」と励ましてくれます。
そうじゃなくて、動いているのに、みんな気にならないのー?
葛藤しながらも、最後にはおいしくいただきました。カキさんごちそうさま。

● シジミ採り体験

ここで、私のリクエストのシジミの採り方を教えてもらえることに。
「希望者どうぞ」とJBさんが言うと、カオリンが「ハーイ!」と手を挙げました。
日は傾いているため、少しでも早い方がいいと、すぐに始めることに。
こちらの人たちも「この季節に入るの?しかも今から?」とビックリ。
湖水浴という言葉を初めて知りました。



私が着替えをしているうちに、JBさんは上着を脱いでジャブジャブと湖の中に入っていき、カオリンがその後に続いていきました。
私もそのあとを追いましたが、短パンを持ってきておらず、スカートをたくし上げて入ったので、あまり深い場所までは行けません。
スカートが湖面に触れる、腿ギリギリのところで立ち止まります。
二人とも、洋服が濡れることはもうどうでもよくなったようで、ついには肩までつかり、顔だけ出してシジミを採っていました。

私はひとつだけ脚で探って採り、岸まで引っ張っていって見てみましたが、貝の片側だけしかなく、中身はとれませんでした。
スタッフの人に話すと「シジミ採りあるあるだよ」とのこと。
次は、中身入りのものを採るんだい!(次っていつだい)



● 収穫あり

青森は、島根に次いでシジミ漁獲量日本第2位。
県内では十三湖がシジミで有名ですが、ここ小川原湖もよく取れる場所。
十三湖のシジミは黒くてつやつやとしており、小川原湖のものは茶色いと聞いていましたが、やっぱりこちらも黒くて、茶色くはありませんでした。

脚だけでしたが、水の中で身体が冷えたので、コテージのシャワーに直行。
暖まってから再びBBQの輪に混ざると、ジェニーが「寒いのに入ったのね~」と、ネコのように火のそばで丸まっていました。

肩まで湖につかっていた二人も、じきにずぶぬれ状態で陸にあがってきました。
「さむ~、シャワー、シャワー!」



バケツには、収穫したシジミがこんなに入っていましたよ!
何も道具を使わず、手だけでもこんなに採れるんですね~。
「ここは、深い場所になればなるほど、掘れば採れるよ」とJBさん。
あんまり採ったら、漁業組合の人に「コラ!」と怒られちゃうでしょうから、このくらいがちょうどいいですね。



中でも大きなシジミは、やっぱり十三湖のシジミによく似ていました。
つまり、シロウト目には、違いはよくわかりません!

● 突然の豪雨

そのうちに、日が沈んで暗くなりました。
明かりのあるコテージのデッキに移動します。
じきに、ぽつぽつ雨が降ってきたかと思うと、あっという間に豪雨になりました。
大慌てで、BBQコンロや食材をコテージの中に運び込みました。
シャワーを浴びたのに、また浴びなくちゃ。

● 110円温泉へ

その後、コテージの中で飲みなおし、おひらきと共にスタッフたちは帰って行きました。
私たちはJBさんに連れられて、すぐそばの温泉へと向かいます。
のれんには「湯っこ」と書かれています。かわいい。



なんと、三沢市民は入湯料が110円!
市外の人は160円ですが、それでも銭湯よりはるかに安い温泉!



ここで男性のJBさん、ヂンさんと別れて、私たち女性3人はゆっくり入浴タイム。
つるつるになるお湯でした。
ドライヤーは1分10円、明朗会計!



入口には、長靴の専用置き場がありました。
雪用かなあと思いましたが、あとで聞いたら「この辺の人は、よく長靴を履いてるからね」とのことでした。
農作業ででしょう。



● 夜道のアドベンチャー

男性陣と分かれ、コテージに泊まるのは、女性3人のみ。帰りは自力でコテージに戻らなくてはなりません。
ぐるりと建物の裏側に周りこみ、今しがた上がったばかりの大浴場の前を通っていきました。
ここを過ぎると、あとはもう外灯の明かりのみ。



温泉からコテージまですぐそばだといっても、うす暗い山の中の土の階段を下って行かなくてはなりません。
(ここで転んだら、また温泉に入らなくちゃ)と緊張が走る、ちょっとしたアドベンチャー。

そろそろと歩を進めて、うす暗い道を外灯の明かりを頼りに進んで、コテージに戻ります。
どのコテージなのか迷いそうになりながら(玄関の電気をつけておくんだったー)、ようやく到着。
寝るまでの時間、お茶をしながらのんびり過ごしました。

夜ふけに明かりを消してから、ひとりバルコニーに出てみると、暗闇からさざ波の音が聞こえてきます。
舟に乗って湖面にいるような気がしました。
夜半には、激しく雨が降る音で目覚めましたが、またそのまま眠りに吸い込まれていきました。

2日目に続きます。

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青森南部のアメリカンタウン 1-1

2017-09-21 | 東北
● prologue

青森でのITワークの試みとして、三沢に6日間滞在することとなりました。
去年は弘前に9日間滞在しましたが(→滞在記『りんご王国おためし暮らし』)、三沢は弘前とはずいぶん違う町のよう。
青森は津軽地方と南部地方に分かれており、弘前と三沢はかつて別の藩だったので、土地の言葉も違っています。

三沢は、米軍基地と小川原湖がある町ということしか知りません。
その小川原湖、なんでもイタリアに形が似ているんだとか。
えっ、本当に?


こちらがイタリア。



こちらが小川原湖。


わあ、どちらも長靴の形で、確かに似ているわ。オーソレミオ〜!
三沢市があるのは、長靴レイクの東半分辺り。そんな日本の中のイタリアに向かいます。

● ラッシュからバカンスへ

9月14日の朝に出発しました。すでに外は暑く、真夏に近い日差しです。
バッグからはみ出ているのは、ウクレレ。



ちょうど通勤ラッシュ時間と重なり、混んだ電車の中で楽器を抱えながら東京へ。
新青森行きのはやぶさ9号に乗車しました。



周りの乗客は、スーツ姿の男性がほとんどで、みんな出張に行く風。
PCを開けて仕事をしており、あちこちからキーボードを打つ音がカタカタと聞こえます。
3人席でも遠慮し合いながらみんなが作業しているなんて、ビジネスマンの鏡だわ。
私はウクレレを持ってきているのに。



今回は、車しか移動手段のない湖畔に滞在します。
そんなわけで湖を満喫しようと思い、ウクレレとオカリナと厚手の本を持ってきました。
普段はあっちにフラフラ、こっちにフラフラしている私の旅ですが、たまにはじっくりと一か所に腰を落ち着けて、バカンスですよ、バカンス!

● ゴールデンロケット

大宮を出る時に、金のロケットがついている建物を見つけました。
ロケットの上にロケット。いったいなんでしょう?



あとで調べてみたら、その名も「ロケットビル」でした。
仙台に着くと、乗客がぞろぞろと降りていき、一気に車内は空きます。
盛岡で、さらに減ります。

● 東北新幹線開業35周年


大宮-盛岡間を新幹線が開通してから、今年で35周年


周りが空いたところで、私もPCを取り出しました。
今回は、遠隔ITワークが支障なくスムーズに行われるかという県の試み。PCは必須です。



ちょっと小腹がすいてきたので、お茶にします。
おやつはやっぱり、アップルパイ。



これからリンゴの国に行くというのに、待てずに買ってしまいました!
去年は弘前のアップルパイを食べましたが、今回も食べられるかな?

● 八戸到着

東京を出て3時間。八戸に着きました。
南部弁のウェルカムメッセージ。うーん、わかるようでわからない~。



日本三大駒の八幡駒がいました。この馬の人形は、八戸のマンホールにデザインされています。
華やかな模様のついた、オシャレさん。
同じ南部地方だからか、岩手のチャグチャグ馬コに似ています。



JRから青い森鉄道に乗り換えると、乗客はぐっと庶民的になります。
日差しは強く、みんな半袖姿。長袖ばかり持ってきましたが、思ったよりも暑そう。



● 三沢到着

30分ほど揺られて、三沢駅に着きました。
改札を出たところに、ナガホリさんというスタッフの男性が、こぼれんばかりの笑顔で待っていてくれました。
バックには、アメリカンなイベントポスター。
こんなにニコニコと迎えてもらったら、それだけでハッピーになりますね!



駅前には、赤いかわいい飛行機、ビーグル号のモニュメントが。



風を受けて、ゆらゆらと動いていました。



● コワーキングスペースへ

今回のメンバー、カオリンさんとも会い、3人でコワーキングスペース「ものづくりオフィスFAB-LAB」へ向かいます。
なつかしい和の雰囲気を残した、畳のオフィス。
長〜いテーブルは、樹齢350年の一枚板のヒバで作ったもので、すがすがしい香りがしました。



ここで代表の淨法寺さんはじめ、オフィスの方々とごあいさつ。
淨法寺さんという珍しいお名前に、興味津々。
岩手に同じ地名がありますが、まさにそこのご出身で、この名字の方は20数件しかいないそうです。

● 4人のメンバー

自己紹介をしたり話をしているうちに、3人目の女性がやってきました。
伊丹から三沢に空路でやってきたジェニーさん。


ジェニーとカオリン


ほかに私たちと同じ新幹線に乗ってきた男性がおり、八戸でバイクを借りてやってくるとのこと。
しかし、なかなか現れません。
3時にガイダンスが始まったところに到着しました。
ヂンさんというイラストレーターでした。

● ガイダンス

メンバーが揃ったところで、今回のツアーの説明が始まります。
弘前組はもう開始していますが、私を含めた三沢組は、この日からスタート。
スタート日が偶然一緒になったのかと思ったら、一人の日がないように参加者の日程を合わせたそうです。



滞在期間中はずっとコテージ泊だと思っていましたが、湖畔で過ごすのは最初の2泊のみで、3日目からは三沢市内のホテルに変更になったと教えてもらいました。
となると、楽器や本といった静かな湖畔ライフ用のグッズは、使わないことになりそう。
そのかわり、町が拠点になると行動範囲が広がって、移動の楽しみが生まれます。
ということで「何もしないのが贅沢」といったバカンス的な旅は、また次の機会にお預けです。

● シジミと砂丘

三沢の観光案内パンフレットをたくさんいただきました。
まずは町のお勉強だわ~。



市の公式観光ガイドブックには、三沢クイーンとして活躍する3人の女性の写真が載っています。
イラストも、この3名に似ていますね。



JBさん(=淨法寺さん)に「何に興味あるの?」と聞かれたので「シジミ!」と勢いよく答えたら、みんなに「えっ?」と笑われました。
いえいえ、わたくし、大まじめでございます。
小川原湖でおいしいシジミを獲って食べるのを、期待していますから!

「じゃあどこか気になる、行ってみたい場所は?」と聞かれたので「鳥取よりも広い砂丘」と答えると「よく知ってるね」と驚かれました。
うーん、確かにマニアックかも。

もちろんJBさんはご存知で、実際にも訪れていました。
そこは自衛隊がカラの爆弾を落とす練習に使っている場所で、かつては敷地内に入れたそうですが、敷地内に落ちているカラの大砲を持ち帰って売る人が出てきたため、全面立ち入り禁止になったんだそう。
世の中には、けしからん輩がいるものです!
それでも、砂丘は立入禁止となった演習場の外にも広がっています。
また、鳴き砂ポイントがあって、歩くとチュンチュンと鳴くそう。
三沢から行くには、車で2時間半くらいかかるそうですが そばにある秘密の食堂の話もしてもらいました。

● 馬とマグロ

尻屋崎には半野生の寒立馬がいます。
南部馬とイギリスの馬車馬を掛け合わせた馬で、見るからに頑丈そう。
その辺りには、無料の温泉があるそうです。
昔はご近所さん同士でよもやま話をする場所として、無料温泉があちこちの地域にあったものなんだそう。
規制が厳しくなるにつれて、どんどん減ってしまいましたが、そこは管理をしっかりしているため、今でも残っているそうです。気になるわ。

日曜日には、大間でまぐろ祭りがあるとのこと。
「そこで、せりをしてみようか」
JBさんにさらっと言われて、焦る私たち。
「せり?あのなにやらわからない謎の手のサインで?」
「そういう難しいのではなく、手を挙げて値段を言えばいいから」
それなら安心。「せんえーん!」とかでいいんですね。ではまぐろ王目指して、レッツ・ゴー!

● カーネギーホールのミュージシャン

先ほど駅に迎えに来てくれたナガホリさんのFacebookページに、パーカッションを楽しげに叩いているご自身の写真がのっていました。
JBさんに「彼は有名なミュージシャンなんだよ」と教えてもらったので、本人に「弘前の知人から、”三沢にはご夫婦でカーネギーホールに立った人がいる”と聞いてきたんです」と話すと「あ、それ自分です」と言われました。
「えー、あなたですかー!」
わー、すごいプロが目の前にいるのねー!
持ってきたウクレレはこっそりしまって、誰もいない場所で闇トレーニングすることにしようっと。
奥様はボーカルをされているそうです。ライブを聴きたいわ~。

● 三沢のマンホール

さっそく三沢のマンホールチェック。



アメリカンかと思ったら、意外にも和風柄。
市の木の松と市の花のサツキのデザインです。



丸いものつながりですが、浪花のジェニーから、大阪土産「ええもんちぃ」を頂きました。
香ばしい黒豆入りマドレーヌ。長いこと答えを探していた「大阪土産は551以外に何がいいの?」問題から、これで解放されそうです。



その2に続きます。

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浅草〜鳥と太鼓ともんじゃ焼き index

2017-09-13 | 東京
[2017.8.11]
◆ 浅草 1 ←旅行記へ
 4年近くかけて周ってきた関東の坂東観音巡礼も、とうとう最後の一つとなりました。
 ラストは浅草寺。この日はほかにも浅草の気になる場所を巡りました。
 招き猫の神社とか、大根のお寺とか、みかんジュースの蛇口とか。
  ● prologue ● はじまりは雷門から ● X型の桜橋
  ● 猫の今戸神社 ● お寺のお言葉 ● ダイコンのお寺
  ● 残念なスカイツリー ● 浅草神社 ● 相合い傘の狛犬
  ● 見えない邪鬼 ● にぎわう浅草寺 ● 阪東巡礼締めくくり ● まるごとにっぽん 



◆ 浅草 2
 ランチは、セルフで焼いたお好み焼きともんじゃ焼き。
 太鼓ミュージアムでは、打楽器を心ゆくまで叩きました。
 鳥カフェでは、インコやオウムの体当たりの歓迎を受けました。
  ● 浅草ランチ ● もんじゃを焼いてみる ● 神輿のお店
  ● 打楽器パラダイス ● 襲われる鳥カフェ ● 静かなフクロウブース
  ● カオスのインコブース ● オウムの手荒い歓迎  ● 私は樹木
  ● 多様な攻撃スタイル ● カフェ・珈琲天国 ● epilogue




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