林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

若桜・智頭の旅8.

2014-08-26 | 鉄道・旅行
 8.鳥取駅の車両取材と予定変更の若桜鉄道取材

鳥取駅で郡家までの切符を購入して入場、
郡家までの列車の到着を待つ間に車両取材する。
鳥取は非電化区間のため、発着する列車は全て気動車である。
キハ187-1504+キハ187-504の「スーパーいなば」、
キハ126-11+キハ126-1011の快速「山陰海岸ジオパーク号」、
山陰本線キハ121-5、キハ47-1113、キハ47-14、
キハ121-3、キハ121-6、キハ47-3017、キハ47-167、
キハ47-1112、キハ47-146「鳥取色」など収穫が多かった。
約1時間の取材時間で充分に気動車の取材をして、郡家に向かう。
鳥取から郡家に向かう列車は若桜鉄道WT3000形3003が充当されていた。
この車両には「さくら3号」という愛称がつけられている。
予定では郡家でいったん下車し、9分の乗り換え時間の間に事前に購入しておいた、
「若桜線SL観光列車運行募金付1日フリー乗車券」に検印して貰うつもりだったが、
若桜鉄道の車両の中で検印して貰い、郡家では下車しなかった。



そのまま八東まで行き、ここで駅取材する。
八東は登録有形文化財に指定されている趣のある駅舎が魅力的な駅である。
かつて貨物輸送をしていた時代には貨物専用のホームもあり、
その跡地には有蓋緩急車ワフ35000形ワフ33597が静態保存されている。
有蓋緩急車とは屋根付きの貨車である有蓋車と車掌車である緩急車の合造車で、
ワフ35000形の保存車は全国でもここだけである。
残念ながらまだ越冬でかけたブルーシートが屋根に乗ったままだったが、
それでもこれを取材したくてこの駅で下車はしたのだ。
単線のホームは国鉄時代の古き良き時代を思い起こさせる。



予定ではこのあといったん郡家まで戻り、ここで駅取材することになっていたが、
郡家に向かう途中、気が変わって先に隼で下車する。
隼は“はやぶさ”と読み、この駅も登録有形文化財に指定されている。
またスズキのバイクに“隼”があるからか、バイカーの聖地ともなっているらしい。
また側線にはED30型1号機とオロ12型1の電気機関車と客車が静態保存されている。
この客車は「ムーンライトはやぶさ」と呼ばれる休憩施設になっていて、
土曜、日曜の10時~17時のみ公開されている。
また夜間宿泊も可能で、予約をすれば素泊まりも出来る。
ボランティアによる運営のようで、休憩が200円、宿泊が1,000円である。
この駅も山間の風情のある駅である。



11:46に隼に到着して充分に駅取材をして、12:46の下りで若桜を目指す。
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