林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

磐越の風 勝田の風 12.

2014-08-09 | 鉄道・旅行
 12.社長からの書き込みと“ひたちなか海浜鉄道”の旅

鹿島臨海鉄道で水戸駅に到着したのは10:32で、
11分の乗り換え時間で常磐線下り電車に乗り換える。
水戸の隣の勝田はひたちなか海浜鉄道の起点駅でもある。



ひたちなか海浜鉄道は茨城交通湊線を引き継ぎ、2008年4月に設立された、
茨城県とひたちなか市が中心となった第三セクター鉄道である。
茨城交通は1921年に設立し、袴塚-湊間の水浜線を敷設した水浜電車と、
1923年に設立し、赤塚-御前山間の茨城線を敷設した茨城交通と、
1907年に設立し、勝田-阿字ヶ浦線の湊線を敷設した湊鉄道が、
戦時中の1944年8月1日、茨城県内の交通統合に伴い合併して設立した。
しかし水浜線は1966年6月1日に全廃、茨城線は1971年3月11日に全廃され、
残った湊線も茨城交通は廃止の意向を示した。
湊線の存続のために設立された会社で、茨城交通湊線時代に車両取材はしたことがあるものの、
まだ載ったことがなかったのでこの機会に終着駅まで行ってみることにする。
さらに車両基地や本社機能を有する那珂湊駅も取材する。
ひたちなか海浜鉄道は以前、ウィークエンドパスで利用可能になった時に行こうと思ったが、
結局いろいろな事情が重なっていくことが出来ず、今回はそのリベンジの意味合いもある。
ウイークエンドパスは現在の週末パスの2013年3月までの名称で、利用方法など若干異なる。
このウィークエンドパスが誕生した時に自分のブログ「林檎乃『とほほ・・・。』ブログ」で、
「“ウィークエンドパス”のリニューアル」として2010年7月26日に記事を書いた。
その書き込みに際して“ひたちなか海浜鉄道”のハンドルネームでコメントが書き込まれた。
その全文をコメントに対するレスも含めて全文記載する。

    “ウィークエンドパス”のリニューアル

 2010-07-26 | 鉄道・旅行


 JR東日本のホームページを見て知ったのだけれど、
 7月22日付けのプレスリリースで“ウィークエンドパス”のリニューアルが発表された。
 “ウィークエンドパス”は旧・土日きっぷの改訂版のようなもので、
 土日きっぷから「新幹線を含む特急乗り放題、指定席も4回まで」を差し引いた様なもの。
 特急に乗れない分、料金も安くなり、おとな8,500円となった。
 旧・土日きっぷが18,000円だったので、無理して特急を利用しなければ、よりお得になったと云える。
 しかも“ウィークエンドパス”は別に特急料金を支払えば、運賃は有効になる。
 別に考えれば差額の9,500円以内に特急料金を抑えれば、土日きっぷの代用として利用できる。
 勿論、土日きっぷの場合には気楽に特急に乗れたので、
 一駅だけ特急に乗るとかいった贅沢な使い方は出来なくなったが、
 それでも上手く計画を立てれば十分に使えると思う。

 その“ウィークエンドパス”が今年10月発行分からリニューアルされる。
 今まではエリア内のJR東日本線に加え、
 会津鉄道線西若松-津田島間、伊豆急行線、北越急行線が利用可能だったが、
 今度はこれに加え、阿武隈急行線、上田電鉄線、鹿島臨海鉄道線、しなの鉄道線、長野電鉄線、
 ひたちなか海浜鉄道線、福島交通線、富士急行線、松本電気鉄道線、山形鉄道線の各社線も、
 利用可能な鉄道線に含まれることになった。
 価格は8,500円から8,700円と200円だけ値上げしたが、
 それでもこれらの私鉄各社を完乗、及び駅取材、車両取材するには有効な切符と云える。
 この切符は今まで使ったことがなかったが、10月以降、計画を考えてもいいと思う。

  JR東日本
 http://www.jreast.co.jp/


 はい (ひたちなか海浜鉄道)
 2010-07-27 15:37:06

 ひたちなか海浜鉄道も仲間入りです。
 使い勝手はいいので、ぜひご活用を。
 (吉田)

 response (れい)
 2010-07-27 19:20:36

 ひたちなか海浜鉄道 吉田さん、コメント有り難う御座います。

 以前、「大人の休日倶楽部会員限定 スーパーホリデーパス」でひたちなか海浜鉄道さんを含む、
 地方鉄道も乗り放題の切符が発売されて、
 残念ながらまだ“大人”じゃないおいらは歯痒く思いましたが、
 この度ようやくおいらも利用できる切符として発売されて喜んでいます。
 10月以降、この切符を使って訪問させて戴きたいと思います。

この時は「吉田さんって誰だろう?」と思っていたのだが、
後でひたちなか海浜鉄道のホームページを観てみると、
転換開業時に公募により就任した吉田千秋社長だった。
3年を掛けて漸く社長との約束を果たすことが出来るのだ。
ひたちなか海浜交通のホームは茨城交通時代から勝田駅1番線から発着していて、
単独のホームや駅舎はない。
11:24の阿字ヶ浦行きに乗り、那珂湊で途中下車する。
駅の器具箱には“おさむ”と“ミニさむ”の指定席があった。



これはひたちなかの駅猫のようで、指定席の前には水飲み皿が置いてあった。
残念ながらこの時は“巡回中”の用で逢うことが出来なかった。
また駅の改札を出たところでは、時刻表や近隣の地図などを配っていた。
この中には“乗車証明書”も入っており、「この紋所が目に入らぬか」と書かれている。



これは地図に載っている店で割引などのサービスなどが受けられるもの。
近隣の店とひたちなか海浜鉄道がタイアップして、地域を盛り上げようとしている。
この駅は車両基地を兼ねているため、側線や車庫にはミキ300-103や、
キハ205、キハ2005、ホップ車のホキ7、ホキ8なども留置されていた。
12:15の下り列車で終点の阿字ヶ浦まで行き、
押し返しの13分で駅取材、12:39始発列車で勝田まで戻る。
勝田での乗り換え時間は50分を設定、このし時間で昼食を取ることにする。
事前に調べておいた駅前の「印度屋らんがる」でランチBセット\900喰う。
チキンカレーとキーマカレーのナンを選択、ドリンクはラッシーにする。
これで今回の大まかな予定は終了した。
コメント
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