3639号快要春天

入社式 新人さん人事異動
そんな月曜を有給休暇
よい日和のなかようやっと
土曜に買ったもの
以前から気にしていたもの
下処理に着手した
三連休は久しぶり

土日続けて 朝食後にうたた寝
なんと怠惰/優雅
猫の就寝直前食事が
こちらも就寝準備する合図
たまには睡眠不足
出社してからの時間は
弛緩/睡魔との戦い
コーヒーや水を口に含み
空腹には置き菓子
むせ混みには飴
焦るな婆さんパート

また一年 勤めながら
何をしようか思案中
いつまで勤められるか不明だが
先は長いのか短いのか
ひと並みだか何だか
わかんないまま半世紀よりも生きた
まだしばらく惰性で生きるだろう
名もなく貧しくしょうもなく

地下鉄に乗っているとき
加速と減速ははっきりわかる
その中間の短い時間
車内の乗客ごと慣性で
ほとんど等速移動
若い頃のように『住宅/教育…』
などと肩肘張らず
残る『老後』をただ過ごす
勿論去年今年来年と
待つ間もなく移り
その等速は、放物線の頂点の静止か
その後の加速下降の錯覚か
きっとわからないのです
自分ではなく風景が動く

おのが老化の速度
孫の成長のそれ
比べようもないとにかく速い
毎年似たような暮らし
また海で蟹を採ろうと
孫に言ったけどいつ行けるんだか
その前に少なくとも夫と遠出する
順調に行けば娘達とホテルで合流

パート契約更新が不明で
通年計画は通院しか考えてなかった
これからゆっくり
できそうなことを考える
何もできなくても
そんなに気にならなくなりました
♪これが自由ということなのか
自由になると さみしいのかい
…多分、プチ旅をする