いろいろと誤解を招きそうな名称だけど、
源氏物語に関する博物館だからね!!
6-7月の2か月は展示入れ替えのために休館するとのことだったので、
休みに入る前に! と思って見に行った。
法衣や装束を作っている会社「井筒」が
設立したものらしい。
場所は西本願寺の西側。
井筒ビルの5階にあるんだけど、
表に存在アピールする看板なんかがなくて
見落としてうろうろするはめに……。
源氏物語の六条邸をジオラマで再現してあるんだけど、
源氏物語ファンはもちろんだけど、
平安時代を舞台にした漫画を描いている人、
歴史ものの小説を書いている人にとっては
めちゃくちゃ役立つんじゃないんだろうか。
実際、写真を撮りまくっている人もいた。
伏籠とか、絵で見たことはあっても、
こうやって再現しないと
人体や部屋に対する大きさはよくわからないものね。
十二単のかさねの色目とか、重ね着したときの厚みとか
実物で見るのと絵で見るのとではちがう。
御簾って、人がいることはわかるけど、
本当に顔は見えないんだな。
蹴鞠してる。
ほどけた靴紐を結びなおしてあげてる。
梨を塩漬けにして食べていたらしい。
意匠だけじゃなく、食べ物や儀式についての解説も豊富。
もらえるパンフレットにも説明がぎっしり。
大盤所。
やっぱり前髪アップにすることはあったのね。
本当に水が流れてる。
柏木が女三の宮を目撃するシーンも
再現されていた。
竹取物語のシーンもあった。
奈良~江戸の宮中衣装に関しては
大きな人形で再現されていた。
重力に逆らったおすべらかし。
ビルの1フロアだけだけど、めちゃくちゃ充実した内容なので
平安好きにはおすすめ!
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