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金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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1:森達也 『いのちの食べかた』

2010-01-02 19:48:03 | 10 本の感想
森達也『いのちの食べかた (よりみちパン!セ)』(理論社)
★★★☆☆

牛肉や豚肉がスーパーに並ぶまでの過程と
それが目に触れないところで行われている理由を
日本人の思想や差別の問題とからめて説明し、
「知らない」ことの恐ろしさと、「知る」ことの大切さを
述べた一冊。
知識としてすでに知っていることだったからか、
それともわたしの面の皮が厚くなって感受性が衰えていたせいか、
特に衝撃も受けずに読み終わってしまったのだけども、
これを中学生くらいのときに読んでいたら
ガーンと衝撃を受けていたかもなあ……

島崎藤村の『破戒』はまだ読んでいない。

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