平岩弓枝『源太郎の初恋―御宿かわせみ〈23〉』(文藝春秋)
★★★★★
主人公ふたりのプライベートに大きな波。
いろんなところで子どもがメインの一冊でした。
「立春大吉」だけは尻切れトンボな印象がぬぐえなかったのだけど、
あとはいつものようにおもしろく読めました。
表題作「源太郎の初恋」は可愛かったなあ。
歯を抜かれるのを心配したり、お参りに連れていってあげようとしたり。
七歳ながらに身分のちがいをわきまえていて、花世に対しても
きちんと敬語を使ってるところがいじらしい。
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主人公ふたりのプライベートに大きな波。
いろんなところで子どもがメインの一冊でした。
「立春大吉」だけは尻切れトンボな印象がぬぐえなかったのだけど、
あとはいつものようにおもしろく読めました。
表題作「源太郎の初恋」は可愛かったなあ。
歯を抜かれるのを心配したり、お参りに連れていってあげようとしたり。
七歳ながらに身分のちがいをわきまえていて、花世に対しても
きちんと敬語を使ってるところがいじらしい。
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