金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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12:トム・スタンデージ 『歴史を変えた6つの飲物』

2018-04-27 19:39:56 | 18 本の感想
トム・スタンデージ『歴史を変えた6つの飲物 ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、茶、コーラが語る もうひとつの世界史』(楽工社)

【Amazonの内容紹介】

ありふれた飲物が人類に及ぼしてきた驚くべき影響の数々!
エジプトのピラミッド、ギリシャ哲学、ローマ帝国、
アメリカ独立、フランス革命―。
歴史に残る文化・大事件の影には、つねに“飲物”の存在があった!
6つの飲料を主人公として描かれる、人と飲物の1万年史。
17カ国語で翻訳版刊行世界的ベストセラー。

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某ブックカフェにて。
精読していない部分もあるので、好み度★はなし。

人類が常飲する飲み物として、最初に水にとって代わったのが
ビール、というのが意外。
排泄物によって土壌が汚染されるため水を飲むのが危険で、
なおかつ果実のジュースはいつも作れるわけではない&
日持ちしない……ということで
ビールが飲まれるようになったとのこと。
古代ギリシアにおいてはワインは水で薄めて飲まれていたとか
コーヒーの発祥はアラブ世界だとか、
炭酸水はイギリスで生まれたとか、
知らないことがたくさんあった。
どうしてそうなったのかという背景がきちんと説明されているので、
うんちく本で終わらず、歴史の本として楽しめる。


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