金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

36:高山なおみ 『日々ごはん(2)』

2017-02-24 21:50:15 | 17 本の感想
高山なおみ『日々ごはん(2)』(アノニマ・スタジオ)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

本の撮影、テレビの収録、「クウクウ」最後の日々。
移りゆく季節の中で、高山さんの日常の探検は
目まぐるしくもたんたんと続きます。
好評日記エッセイ第2巻。
2002年9月~03年2月までの日記を収録。

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再読。
日記ものの長編シリーズは、もちろん好きだから読み続けているわけだけれども、
初期の方が断然面白いように感じられる。
このシリーズに限らず、最初の方がのびやかで読んでいて心地よい気がするのだ。

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35:前沢明枝 『「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガネット』

2017-02-24 21:36:53 | 17 本の感想
前沢明枝 『「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガネット』(福音館書店)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

2010年の夏、ルース・S・ガネットさんが来日されました。
元気でチャーミングなおばあさんのガネットさん。
そのガネットさんが『エルマーのぼうけん』を書いたのは、22歳の時でした。
あんなに素敵な本は、どうして生まれたのだろう?
来日時、ガネットさんの通訳をしていた前沢明枝さんは、
アメリカに飛んでいって、ガネットさんにインタビューをします。
そこからわかったのは......?
そのころは珍しい「働く女性」だったおかあさん。
子どもの本の書評を書いていたおとうさん。
自由な考えの父母のもとで、自立と、人を愛することを学んでいったガネットさん。
ガネットさんの生き方の向こうには、りゅうを助ける「エルマー」が見えてきます。
ガネットさんが初めて書いたエルマーの手書きの原稿、
ガネットさんが、お話のさし絵を描いてくれた継母に見せた「りゅう」のイメージの絵、
たくさんの写真も載っています。
さあ、一緒に「『エルマーのぼうけん』が生まれるまで」を楽しんでください!

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先輩から借りた本。
インタビュー形式で書かれた伝記のようなものかな?
わたしは『エルマー』シリーズを大人になってから読んだせいか、
残念ながら、おもしろさがちっともわからず、内容もうろ覚え。
それでもこの本は面白かったので、『エルマー』ファンなら
さらに楽しめるかもしれない。

通っていた学校が本当にすてきなんだよね。
最初は文字の読み書きを教えず、お話を作らせて、
文字が読めたら、書けたら、どんなにいいだろうと子どもたちに思わせたり、
学校の中で商売をさせて、社会の中で必要なことを学ばせていったり。
わたしはどうしても教師サイドで考えてしまうので、
これを実行するとしたら、どれだけの下準備と忍耐が必要だろう……と
思ってしまうんだけども。

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