鈴木邦男『失敗の愛国心』(よりみちパン!セ)
★★★★★
うーん、やっぱりいいなあ「よりみちパン!セ」。
内容がバラエティに富んでいるし、アタリが多い。
全然知らなかったのだけど、著者は「新右翼の雄」ですって。
同じ年の右翼の少年が社会党委員長の浅沼稲次郎を刺殺した
事件に衝撃を受け、それをきっかけにして
右翼の道へ突き進むことになった自分の半生を振り返りつつ、
発した子どもたちへのメッセージ。
「政治に関心のない若者」の典型であるわたしは、
浅沼委員長刺殺事件も日本史上の出来事としてしか
認識していなかったし、大学時代、
たった一人で学生運動を展開していた人については
「過去に憧れているんだなあ。大学にはいろんな人がいるなあ」
と思っただけ。
右翼と左翼の違いや歴史的変遷はこの本を読んで初めて知った。
自らの反省をふまえた著者の真摯なメッセージに胸を打たれます。
★★★★★
うーん、やっぱりいいなあ「よりみちパン!セ」。
内容がバラエティに富んでいるし、アタリが多い。
全然知らなかったのだけど、著者は「新右翼の雄」ですって。
同じ年の右翼の少年が社会党委員長の浅沼稲次郎を刺殺した
事件に衝撃を受け、それをきっかけにして
右翼の道へ突き進むことになった自分の半生を振り返りつつ、
発した子どもたちへのメッセージ。
「政治に関心のない若者」の典型であるわたしは、
浅沼委員長刺殺事件も日本史上の出来事としてしか
認識していなかったし、大学時代、
たった一人で学生運動を展開していた人については
「過去に憧れているんだなあ。大学にはいろんな人がいるなあ」
と思っただけ。
右翼と左翼の違いや歴史的変遷はこの本を読んで初めて知った。
自らの反省をふまえた著者の真摯なメッセージに胸を打たれます。