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(株)東京放送、俗に言う「TBS」に問う! 局舎5階のラジオ番組収録スタジオなどを、この3月末で閉鎖。ワイドFM開局の目的は、やっぱり嘘だらけだったのであろうか・・・・

2021-12-12 20:52:46 | ラジオ番組

 ≪ 2018・4・22 掲載記事 ≫

 「一体、何のためのワイドFM?」

 そう表題した記事を、先月の25日に再掲載していた。

 「TBS」だけではなく、むろん、東京のラジオのキー局である、他の「文化放送」や、「ニッポン放送」との同時ワイドFM開局だった。

 娯楽番組や、物売りラジオ通販スペシャル番組などは、すでにFM局新設前から、腐るほどあった。

 報道を脇に置いといて、ただただ、日銭稼ぎ、金儲けだけの為のラジオ局にしか思えない番組構成。

 加えて、娯楽番組の羅列群。

 それらを指摘され続けてきたことへの反省からか、そのような批判をかわす目的もあってか、新たに開局するワイドFM局では、聴取者の命を守る意味でも、3・11大震災の教訓を生かすために、震災情報を随時流すためのFM局にするとの、お題目が添えられていた。

 なお且つ、いままで届かなかった、ないしは、届きにくく、雑音混じりだった従来のAM局に代わり、FMであれば、電波がクリアに山間部でも障害無く届くので、災害時には役立つというフレコミ。

 ところが、いざ、フタを開けてみれば、ただただ、従来のAM局の番組を流してるだけ。

 本日のように、「スペシャル・ウィーク」と名付けた「聴取率週間」では、以前と同様、プレゼント作戦で、聴く人を、この時だけ増やして、釣り上げようという、あざとく、汚い、ミエミエ週間。

 このような詐欺とも言える開局目的のおかしさ、などを指摘してきた。

 開局前に「試験放送」としてTBSが流していた、ノンストップの曲の垂れ流し。ソコに、交通&お天気情報をはさみ、時折り、かつて安価で制作していた、ラジオならではの、ドキュメンタリー番組をはさんで、不意に流していた。

 集音マイクと、小型録音機を手に、今は亡き祖父の墓を求め捜して、樺太(当時の呼び名)まで単身赴き、その結果を、戦後、樺太引き揚げ者の一員として、当時北海道に住む、祖母の元にまで行き、報告する内容であった。

 効果的であった、ナマの、樺太と日本の領土を隔てる海峡に吹き荒れる風の音。

 それが・・・・・・。

  なんと、TBSでは、この4月から、この円盤もどきを屋上に創った局舎の、9階と5階に併設されていた、ラジオ番組作成のためのスタジオや、そのためのフロアを、廃止。

 9階だけにしてしまった。

 このタワーの造りを見ても分かるように、半分でラジオ番組制作をしなければならない羽目に陥っており、荷物、備品、ロッカールームからあらゆるものの整理、捨て去りなど、スタッフ、局員はおおわらわ。

 たらい回しで、スタジオを使用している有り様。

 他の2局と違い、テレビ番組制作が主流とはいえ、この先、ワイドFMのために報道震災情報をいち早く伝える意思は、まったく無くなった、お題目すら消え失せた。

 そう見るしかない、この許しがたい事実を、マスコミの動向や報道に関心のある読者は、どう想うであろうか?

 つい先日、TBSの放送圏内で、地震が起こった。

 津波との関連は無いうえ、内陸部での震度3.

 珍しく、ラジオでその速報はアナウンスされた。

 だが、その1回切り。続報は無し。する気も、無い。

 テレビには、各局、テロップが画面上部に出た。

 だが、大きな震災が起こったら、電信柱は倒れ、地震、津波、道路や建物の崩壊情報など、さまざまな情報を伝える情報源はラジオのみ。

 3・11や、熊本連続地震。

 そのための、ソレを見越してのワイドFM新設では、なかったのか?

 かつて看板にした「報道のTBS」が、泣く 。ラジオが、泣く。

 詐欺のようなやりくちに、反省の心は、カケラも無いのだろうか・・・・・・



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