この、今日、記事化する、三役格行司、木村晃之助(こうのすけ)。
厳しくも、そうあるべき、正しい名采配(めいさいはい)の極め付けを、テレビの地上波ナマ中継を、観ていた読者が、多くいたようで、その問題の取り組み、終わるや、すぐさま、以前の記事数本に、検索が多く、注がれていた。
深夜未明の、いわゆる、大相撲・取り組みダイジェストでも、3度目の取り直しだけが、何も問題なかったかのように、誤解させ、放送されてしまうだけ。
永久に、1度目、2度目、の取り直しや、思わず、発した、北の富士勝昭の秘話ゆえの、感想など、全シーン、再放送は、無い・・・と、思われる。
ならば、史上初の、紙上再公開を、しておこう。
しつこく思われるかも知れないが、あるべき、当たり前の「立ち合い」、「御手付き」が、いまだ、出来ていない、明生と、まったく、同じ手口を使って恥じない、ダヴァジャルガルへの、警告も暗示して。。。。。
どちらも、しこ名としては、珍しい印象を与え、且つ、木村晃之助が、裁く2番に、しばしば、この両力士が、出くわすので、記憶している読者は、意外と多いのでは、ないだろうか。
そう、両手、両こぶし。マトモに、立ち合いの時、事前に土俵に付かない、お手手、ぶらんぶらん、気持ちも、宙ぶらりんの力士として・・・・。
今場所、2019年名古屋場所からであろうか。
このように、画面右下隅に、行司名が、表示されるようになったのは。
それでなくとも、木村晃之助と言えば、真紅の装束。
紅も鮮やかな、装束を身にまとって、土俵上に登場していたのに、真紅は、別の行司が着て登場し、
木村晃之助は、この、桃色薄化粧のような、装束に着替えた様子。 だもんで、識別するのに、チョイと、助かる。
でないと、その発する、ハッスル 、かん高い声。
「手を、手を付いて!」
ソレを聴いて、初めて、彼と、分かること多い。
今日のように、彼の顔が、単独、何度もアップされることな~んて、めったに無いもんで。
にしても、白髪、増えましたなあ・・・・・・・。。
キリリと、ポーズ、決めて、たたずむ、千両役者という、印象の、木村晃之助。
1度目。左の、正代は、珍しく、両手両こぶし、付いて、右の明正の動きを、見詰め、見定めている。
ところが、右の明正。
「手を付いて!」と、明生に、注意、うながしているにも、かかわらず、この姿、このザマ。
もう、一度、晃之助、注意喚起
「手を付いて!」
ところが、明生。左手だけ、身勝手に、自分だけのペースで、砂をかすって立ち上がり、思わず、応じて、立ち向かう、正代。
そのデタラメぶりに、木村晃之助、「まだまだまだまだまだまだっ!」
待ったを、かけ、取り組み、止める。
「この行司さんは、キビシ~からね。なかなか、チョン立ちじゃ、許しませんよ~」
実は、北の富士が、岩手県一関市に、巡業に行った時、若き日の小島少年を見かけて、行司にならないか?、君、と、誘った奇縁、隠された背景がある。
名古屋にいる、左の、大坂敏久アナウンサー、44歳。
「しっかり、両手を付いて、立つと・・・・・・なります」
ん?「・・・・・」の、ココロは?
とはいえ、このアナに、実況の穴見られず。「立ち合い」を、一応、知っている・・・・ようだ。
「2回目です」と、土俵の動きを見て、大坂。名古屋で、言う。
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そう、叫ぶ、木村晃之助、こと、小島俊明、54歳。
そうなのだよ、白鵬こと、ダヴァジャルガルよ。
互いに、事前に手を付いて・・・・からじゃないと、立ち合い、不成立。それが、正しいのだよ。知ってて、知らんふり、決め込んでいるけれどさ。
それも、立つ以前に、目視(もくし)確認出来るくらい、互いに、ちゃんと手を付いていなければ、「立ち合い」では、そもそも、あり得ないのです。
なのに、この明正。 「明」らかに、「正」しくないこと、しやがっている、ワル。
耳が、聴こえないわけでもあるまいに、このザマ.ぶらんぶらん。またも、股の前に、両手、浮かしている。
そして、また、左手の先を、擦るようにして、立ち上がりやがった。
大坂アナが、「踏み込みが、コレもまた?」
北の富士勝昭は、「うるさいんですよ」。「う~ん、良いんじゃないか?と、思うけどね、ふふふふふ」と、含み笑い。
大坂アナ、「3度目です」
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木村晃之助、毅然として、すっくと立ち続ける。不正は、許さんぞと、ばかりに。
むかついては、いる。だが、良い影響続いており、今場所も、初日から、幕下以上の行司の大半が、「手を付いて」を、必ずクチにしており、止めて、取り直しさせる行司もまた、じわじわと、増えてきている。
ところが、こと、この場に及んでも、明らかに、歪んだ性格の、明生。
このまんま。またも、この宙ぶらりんこ。
「手を、付いて!!」
場内全体に、響き渡るかのような、りんとした声で、怒りを押し殺して、叫んだ、木村晃之助。
左の正代は、この日は、3度目も、付いている。
木村晃之助。
いままでも、そうなのだが、3度目は、怒りを抑えつつ、見逃す。
正しい、あるべきこと、とはいえ、4度目もやると、さすがに、客席がざわつき、ブーイング、沸き上がり、逆の効果、反感を、抱かれる可能性が、うまれる。
審判部の、開きめくら元力士たちも、これ以上やると、顔をしかめる。
行司とはいえ、決して、装束を身にまとった、お飾りの存在では無い!コトを、常に毅然と、示し続けている、小島俊明という、男。
なりわい、ゆえ、手を付き終わるまで、永遠に、深夜までは、1000回も、させられず。
が、3度までは、今後の為に、キッチリ、示唆し、ケジメつけておく姿勢。
ひそかに、拍手を、送り続けたい。
54歳にして、ヒンズー・スクワット、回数こなしているんだろうなあ・・・・・・。
軍配、すかさず、すっくと、立ち上がり、正代側に、サッと、向ける。
ワルの、明生は、ふて腐れた表情、明らかに浮かべて、土俵を降りてゆく。
勝ち名乗りを受けた、正代もまた、ふて腐れた表情。
これまでも、注意されてきたし、内心、うるせえなあ、この晃之助の野郎、と、思い込んでいるはず。 これまでも、記事化して、きたしね。
懸賞金、1円も無いせいもあり、憮然として、土俵を降りた。
力士になんぞ、好まれなくてもいい。
立ち合いの正常化。
日々、嫌がられても、悪戦苦闘しても。
誰かが、分かってくれる・・・・・から、誰もが、分かってくれる日を目指して、
分かってくれるファンも、増えていく。
小島俊明、まだ、54歳。期待を背負い、これからも、突き進んでくれることでしょう!
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≪ 2019・7・12 朝 追記 ≫
未明に、タイマー録画しておいた、「ダイジェスト」を、一応、確認を・・・・・の意識で、再生。
おおっ!
3回目の、立ち合いまで、見せており、木村晃之助の、顔、アップまで、見せていた。
よしっ! と。
意識改革、この局でも、きざし、有り・・・・・・かも。