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< リアル 衝撃事件 ルポ (2)> ASKAこと、宮崎重明。「覚せい剤 所持・使用」の罪に問われた、「劇場型 見せしめ逮捕」から「証拠不十分」、もしくは「処分保留」で釈放へ。芸能人逮捕劇の裏側

2019-08-25 17:58:17 | 事件

 

 2年8か月以上前の記事を、改めて、引っ張り出した。

 というのも、ASKAこと、宮崎重明が、改めてと言うか、正式に、最後通告のようなカタチで、チャゲとのコンビ解消、解散。

 2度とコンビも組むことは無い、との、意思表示を、表明したから。 

 で、彼が、薬物の問題や事件で、スキャンダラスに扱われ続けた時も、儀礼&偽礼的にも、チャゲの意思表明が、明確に無いまま。告げないまま。ありきたりが、ただの一度、あっただけ。

 あのような事件が、無くとも、この2人は、コンビ解消、解散が、定め、流れであったように想う。

 というのは、あまりにも違い過ぎた、2人の音楽性以前に、相容れない、性格の差が、底辺に深く、よどんで、横たわっていたとしか、思えない。

 その、評判、評価。

 そして、かつて、私が、2人をインタビューした際の、2人のあまりの性格の違いを、この記事で入れ込んでいる。

 宮崎重明の事件報道、相次いだ時も、チャゲについての事は、コメンテーターの群れですら、知らず、言わずであったように、記憶している。

 興味ある方は、その部分、改めて、赤文字で目立つようにしましたので。読むのに、探しやすいと想います。

 2人が、ただ、1度でも、再結成したり、1曲ですら、同じステージで立って、歌うことは、永遠に無い・・・でしょう。

 にしても、ブランクがあるにもかかわらず、宮崎の声の衰えの無さ、声量の衰えの無さには、驚かされます。

 会場に、わざわざ、足を運ぶまでも無く、CSのフジテレビで、事件終着後のコンサートの模様を、インタビュー添えて、順次、ギャラを支払い、放送してくれてますんで、全部、じっくり、厳しい目で、見聴きしてます。

 にくらべ、チャゲの方は、古い、歌謡トーク番組に、1回だけ、ゲスト出演しただけ。 

 彼の、ライブハウス巡り、ライブの模様も、まったく、放送されたことは、ない。

 入っても、50人から80人が精一杯の規模の、小さなライブハウス巡り。

 かたや、3000人から、5000人規模の大きなホールで、ほぼ満員。加えて、オーケストラを従えてでも、黒字に持ってゆく、したたかに感じるほどの商売人上手。

 その差は、どんどん、開いてゆくばかりだ。

 にしても・・・・・・

 本日、CSの歌謡曲チャンネルで、午後7時から、2人の27年も前の、コンサートツアーの模様が、放送される奇縁、偶然。

 いや、宮崎重明のことだ。

 狙って、この日の、コメント、表明であったのではなかろうか・・・・・

 それもまた、じっくり、見定めようと想う。

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 ≪ 2016・12・2 掲載記事 ≫

 

 現在、その身柄が、湾岸警察署の留置所に拘留されているから、冒頭に書くわけではないが、被疑者・宮崎重明の頭脳が、普通でないことは確かだ。

 妄想。幻聴。幻想。幻覚。盗聴。追跡。国際的組織に、24時間、常に空のあらゆるところから狙われて、監視されているんです。自分のアカウントまでが、盗まれている。

 しまいには、2020年の東京五輪の曲を依頼されているんです、などと、平然とマジで言ってのける。

 確かに、曲作りの才能はある。だからこそ、テレビドラマや、CMとのタイアップの幸運さが後押ししたとはいえ、ヒット曲を積み上げてきた。

  今から18~19年前には、すでに納税額だけで、6482万円や、6582万円。推定年収、1億8000万円から1億9000万円に達している。むろん、目黒区にある豪邸は、購入、所有済みでだ。

 ASKA,飛鳥涼、そして宮崎重明と、使い分ける名前はいくつもあるけれど、デビュー以降、彼の人柄を悪く言う、近しい人はいない。

 HAGEならぬ「CHAGE&飛鳥」に引き続き、「ASKA」としての、ソロ・コンサートツアーのバックバンドや、サポートメンバーには、宮崎はいつも飾らぬ態度で接しており、人気歌手にありがちな、わがままや、傲慢不遜(ごうまんふそん)な態度は見られないと言う。

 コンサートツアーが決定すれば、バック演奏の各人のスケジュールが打診され、なるべく気心のあったいつものミュージシャンと、練習スタジオへと入りたい宮崎重明。

 彼らも、今まで、嫌な思いをしたことが無いと言う。

 だが・・・・・帽子をかぶったり、アタマにターバンを巻いてくるHAGE,ならぬCHAGE、ないしチャゲの言動、接する態度は・・・・あからさまにこそ言わないが、嫌な気にさせることが多いという。

 チャゲが元来無口なせいもあり、メンバ―に自分の意思を伝えるのが、とてもヘタだということもある。

 そのせいか、チャゲのバックバンドのメンバーは、違う。且つ、大きなステージは、宮崎と、人気、集客力の大きな違いがあり、近年は、ホールではなく、ライブハウス止まり。観客数の差は、歴然だ。

 実は、私自身、デビユーして間もない頃、所属するヤマハ音楽振興会のビルのなかで、インタビューをしたことがある。

  話すのは、もっぱら宮崎。90%、宮崎。早くも、そのような役割になっていた・・・とも思えない。

 俺が!俺が!!の、ワンマンバンドでは無いなずなのになあ・・・と想い、チャゲにも質問を放った。

 だが、ぶっきらぼうの上、次の質問の流れにつながりにくい。話しべたのうえ、愛想が、まるで無いのだ。

 取材への、ヤル気の無さが、ふつふつと覗く。

 流れで、何度か聞いてみたが、ダメだあ~ってカンジ。

 なのに、ヒマしてるためか、徐々にふてくされたような顔。質問をして欲しいのなら、努力すれば良いのに、それもない。

 役割ではなく、性格か。自然にこうなってしまったのだろう。

 インタビューを終え、写真を撮ろうとすると、チャゲ、帽子はともかくも、サングラスをはずすのを断固拒否。

 サングラス越しの笑顔もみられないまま、彼には悪い印象しか、今も残っていない。

 この調子で、マスコミに応対し続けたのなら、人気が落ちたとき、誰も見向きもしない、声も掛けてくれないだろうなあ。そう想った。

 今回の「2度目の逮捕劇」に関しても、どこか突き放したままの印象。もう、2人で組む可能性は極めて少ないにしろ溝は深く残ったまま

 にしても、明らかに事実でないことを、クチにする宮崎重明。

 口調は、ごく普通。ただ、話しが進むに従って、あらぬ方向へ突き進んでいくのが、現状。

 この症状。明らかに、過去に覚せい剤などを常用していたことによる、後遺症。それも、かなり重度の、だ。

 だが、彼がキッパリと言っているように、現時点で覚せい剤をカラダに入れていないと思われる。

 どこをどう、ガサ入れしても、今後も結果は同様。勢い込んだ警視庁組織犯罪対策5課は、動揺するであろう。

 1回目の逮捕・拘留ののち、裁判が始まるまでの期間、収容された施設は、千葉市郊外にある。

 高くそびえ立つ壁、柵。その先には、脱走しようとしたら突き刺すような剣先。2重の剣先と柵。

 周囲に張り巡らされた見えぬピアノ線の様なモノに触れると、人体に電流が流れ、しびれ、倒れる作り。

 柵の前後に動くモノがあれば、大きな照明灯がそこを照らし、サイレンが鳴り響く。

 今まで、脱走に成功した者は、1人もいない。

  患者・宮崎重明の収容された個室には、ご覧のように二重の大型窓密閉の上、針金が一面に何重にも張り巡らされていた。

 中の物音は、一切洩れ聞こえないし、なにより、開閉不可能。

 むろん、どこもかしこも施錠されて、自由に行き来は出来ない。

 ただし、ココに入ることによって、被告人にとっては、ある種の「免罪符」を得ることが出来る仕組み。

 治療や更生に、一生懸命取り組み、反省する毎日を過ごしていると認知され、薬物依存症や、覚せい剤取り締まり法違反の被告人は、まず、間違いなく、初犯であれば、裁判で執行猶予がもらえる。

 その身を自由にしていれば、かなり・・・・厳しい。

 2年前の9月。宮崎重明もまた、同様の措置を手中にした。

 だが、それ以前から、冒頭に書いた、幻聴、幻想、妄想、盗聴や盗撮、そして常に24時間、ある見えない国際的組織から監視、追跡され続けていると言う主張と言動はあった。

 重度の、後遺症。

 家族は、重明を懇切丁寧(こんせつ ていねい)に説得。

 納得させたうえで、東京都郊外の八王子市にあるこの病院に入れた。

  この病院は、全7棟あるが、すべて出入り口は施錠されている。

 且つ、個室から、7人部屋まで、すべて個々に施錠。

 ここもまた、自由は有るようで無い。

 治療、診察、問診、投薬、そして、作業療法。

 入所に関わる料金は、個々に違う。収入によって、手続きも多岐にわたる。年収の多い宮崎重明は、高かった。

 納得づくであった・・・・・はず。

 だが、重明自身は言う。

 「家族にだまされて、施設に入れられたんだ!」

 「俺は、すぐ出たかった」

 入る、出る、その判断は、家族、本人の意思など、症状の軽重によってさまざま。

 ともかく・・・・宮崎重明は数か月で、彼言うところの「施設」を出た。

 なにしろ、自分では、すべてマトモ、普通だと思い込んでいるのだから。

 病院側は言う。

 「完治、ですか?・・・・う~ん・・・・ナニをもって完治というのか、患者様によって、個々に違いますからねえ。一概には、言えません」 

 覚せい剤や、長期に服用した睡眠薬、睡眠導入剤、他の薬物などで、脳の中枢神経が犯されているどころか、神経、精神が破壊されているように考えられる。

 病院側に、食い下がり、さまざまな知識と現状を知り得た。

 腕や足を切ったり、折ったりしたのならば、完治も有りうるが、この病気には、完治は無い。永遠に、あり得ない。

 出来うるのは、軽減策のみ。

 だが、周囲の者達にとっては、日々、大変な心痛が、たえず伴う。

 妻の洋子、長男の奏、長女の薫との溝は、埋めようも無くなりつつある。

 家族を信用しなくなった重明は、福岡県にある実家に繁茂に帰郷。

 報道されているような症状を、1回目の逮捕時は、全く信じていなかった父(写真下)も、結局、重明の妹と相談のうえ、今年、隣県の佐賀県にある病院に、「説得して」入院させた。

 

 ソレと思われる病院は、佐賀市を中心に県内に5つ。

 「ハイ、入ってました」と言う病院もあるはずもなく、突き止めるのに苦労した挙句、最終的に特定出来ず。

 だが、そこも重明は、短期間で出た。我を通して、強行突破。

 またも、「親にだまされて、また施設に無理やり、嫌だって言うのに入れられてた」と、重明。

 いやはや・・・・・・。

 86歳と老齢になった父親や兄妹とも、コレを契機に、疎遠になりつつある。

 今回、その実家に電話を何度か入れてみた。

 機械的アナウンスで、「この会話は録音されておりますことを、ご了承ください」と聞こえるものの、結局呼び出し音のみで、一方的に切れた。

 その心中は、取材しておいてなんだが、察してあまりある。

 一方、重明は訳の分からない、超長文のブログを出版しようと試みたが、すべて、難色を示され中断。

 福岡で借りたスタジオで、打ち込みを軸に、多重録音した「新作」13曲。

 自分では、他人に充分に聴かせられる、売れる曲の数々と思い込んでいたようだが、聴かせられた人の反応は、誰もが????か、「・・・・・」。

 とても、おカネを取って聴かせられるどころか、意味不明のメロディと歌詞ばかり。

 重明は、コレをテコに、再び、音楽活動再開を考えていたようだが、結局、1曲づつ、ユーチューブで流し、かつてのファンの反応を探ろうという作戦。

 その矢先の「逮捕」。

 レコーディング、ダビング作業のために、福岡のホテルには、たびたび宿泊はしていた。だが、そこでの覚せい剤使用は・・・・無い。

 覚せい剤は抜けても、中枢神経には、一生、死ぬまで残る怖さ。

 この壊れかけの頭脳は、一生、死ぬまで完治は無い。家族は、それでも、見守り、世話をしてゆく・・・・ようだが。

 この先は、今ある資産を切り崩して暮していくほかない。

 宮崎重明の、2度目の逮捕。そして、彼が58歳ということで、「50歳以上の覚せい剤など、薬物に関わる再犯率、80%以上」ということが、ここ数日、報道されまくっている。

 だが、それはまったくの間違い、厳密には誤報。

 有名芸能人の「これ見よがしの逮捕劇」。

 その真実と裏側については、実例を挙げて<3>で、書きます。


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