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《 リアル 大相撲 ルポ 》 <第3弾> あの、人気力士だった宇良が、第2弾の記事で表明したように、明日、国技館で開幕の「5月場所」全休。その彼の、今の症状は? 土俵では?現状を書きます

2018-07-01 12:57:29 | 相撲

  この7月8日から、名古屋で始まる、「大相撲 2018 夏場所」。

 宇良も、木瀬部屋の一員として、随行・同行している。

 とあるファンなのか、最近の動画をアップし、この7月場所には、大丈夫。出られます・・・・かのようなニュアンスで報じていた。

 わたし、ソレ、あえて見ていない。

 この7月6日の朝までに、「休場届」を、「診断書」を添えて、休む力士は、提出しなければならない決まり。

 ソレを勝手に無視した、貴乃花と言う無軌道極まりない、人間もどきもいたが・・・・。

 稽古には参加出来始めているであろうが、ぶつかり稽古や、一切不安なく、土俵に転がされる自信があるかというと・・・・ まだまだ、であろうと想う。

 今場所の番付け。

 なんと、分かっていたこととはいえ、三段目の30枚目まで陥落。

 今場所、全休したら・・・・・三段目のさらに下位、50~60枚目に墜ちる。

 あせりはあるだろうが、ひざの、ぬぐいきれぬ不安。

 不安と、フアン。

 フアンは無責任に、出て、出て!の声を掛けるであろうが・・・・・。

 あとは、本人の決断次第。

 が、再発、痛打したもんなら、力士生命は、ほぼ断たれるはずだ。ソレは、過去の力士たちが、実証している。

 以下の記事で書いたが、幕下上位までは、駆け上がって行ける自力は、持っている宇良。

 じっくり、考慮して、決断して欲しい。

 

  < 2018・5・12 掲載記事 >

 キチンと「診断書」も、貴乃花部屋と違い、事前に期日前に、㈶日本相撲協会に提出。

 明日、5月13日(日)から、東京・両国国技館で始まる「5月場所」を、全休することを、やむなく決断した宇良。

 最新の番付け発表では、「幕下50枚目」にまで陥落。

 公傷は、むろんと言うべきか。認められない。

 幕下は、最下位が60枚目。他の力士の星取表次第だが、この場所後には、周囲に聞くと、おそらく・・・・・三段目上位に、ずり落ちてしまう・・・・のではないか、と予測していた。

 それも、覚悟のうえの、宇良の決断。

 第2弾で、彼の信頼のおける先輩力士に聞き、周囲からも取材した結果、この5月場所の全休は、当初から見込んでいた。

  足、ひざ、下肢、腰など、想像以上に、複合的に痛めていた宇良。

 海老反り、反りワザ、土俵際などで、足の指数本でこらえ、逆転勝ちするなど、人一倍、強じんとみられていた足腰、ひざも、筋が切断されていた寸前となれば、ひとたまりも無い。

 治療と、その後のリハビリだけでは、完治は難しいと言われ、悩み抜いた末、手術を受けることに踏み切った、宇良。

 なお、一般人であれば、この9月までは長引かない。

 歩いたり、立ったり、座ったりが支障なく、出来れば済むこと。走ることは、避ければ良い。

 だが、総合格闘技の最たる、「大相撲」。

 相手と、ぶつかり、組み合い、叩き合い、投げ合い、こらえ、転がる、倒れる、落ちる。

 ソレを、支障なく出来て、不安も消え去り、痛みを感じなくなるまでには、やはり、記者目線でも、そのくらいの月日は必要であろうと想う。

 それは、国技館の土俵に取り組み後、裸足になって、ササッと上がり、土俵を踏みしめ、四股を踏み、軽く転がってみて、その鉄のような硬さに驚いた実感が有るからかもしれない。

 さて、表題の、宇良の今を、お伝えしよう。

 地方場所の稽古場では、全員の稽古が終わったあと、邪魔にならないように、独り、ひっそりと、おそるおそる、すり足をしてみたり、ひざの屈伸を、ゆっくりと、していたという。

 痛みをピリッとでも感じたら、止める。無理をしたら、元も子もなくなってしまう。

 なにしろ、彼の所属する「木瀬部屋」は、力士が40人前後いる、大所帯。邪魔にならないように、という意味が、お分かりになるだろうか・・・・。

 そんな日々を乗り越えて、最近は、稽古場に降り、隅っこで、力強く、一歩づつ、すり足を確認しながら繰り返し。

 ひざをゆっくりと、且つ、おろしてゆき、負荷をかけてみる。

 大丈夫であれば、四股をゆっくりと踏み、足をも、ゆっくりと上げてみる。

 テッポウにも向かい、傾斜する姿勢で、向かってみる。

 だが、ぶつかり稽古はしない。まだまだ、チャレンジ出来る段階にはなっていない。

 幕下に墜ちてからは、大部屋に舞い戻り、付き人は無い。

 自分で、何もかにも、しなければならなくなっている幕下下位。

 ただ、不幸中の幸いというべきか。

 大所帯であるため、付き人は、しなくて済んでいる。

 足、ひざ、太ももを手術した力士に、無理はさせられないという配慮もある。

 完治へ向けて、ぶつかり稽古に不安と痛みを感じなくなる日を目指し、頑張っている日々を送っている。

 マスコミは、誰も気にもしなくなった。

 わたしは、かつての人気力士、宇良が、3段目下位から再スタートをして・・・「表」舞台に出てくるまで、距離を置き、冷静に見つめていこうと想う。

 少なくとも、幕下上位までは、問題なく、駆け上がってくるはず。

 さあ、そこからだ。まだ、気が早いか・・・・・・

 

  



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