みんなのリライブPark ~リライブフードアカデミー~

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食に携わる幸せ

2012年12月24日 | いつものトーク

みなさんこんにちは。リライブのオオバです。

今日はクリスマスイブですね。
家族や恋人、大切な人と共に過ごし、
プレゼントを交わし、ケーキを食べる。
1年に1度しかない特別な日。

その特別な日を演出するのは、
華やかでおいしいケーキであったり、
美味しいローストチキンやオードブル、
素敵なシャンパンであったり…

クリスマスは「食」が輝く日でもあります。


私たちフードサービスに関わる人間にとっては、
クリスマスを始めとする「特別な日」の多くは、
楽しむ側ではなく、
楽しんでいただく側として働く日です。

かく言う私も、今日のお昼は
直営店「くらうど」でサンタさんの格好をしながら
「クリスマス特別ビュッフェ」のケーキを
配り歩いていました^^

20年近く昔ですが、
レストランで働き始めた駆け出しのころ、
クリスマスイブのディナータイム、
オーダーの人数が
「2名」「2名」「2名」「2名」…

キッチンの中からフロアを眺めつつ
チーフと2人、
「カップルばっかりやねぇ」
「こっちの厨房は男が2人ですけどねぇ」と
肩をすくめて苦笑しつつ、
クリスマスを彩る料理を一生懸命
作っていた日を思い出します。

それが自分の中でフードサービスにおける
「特別な日」を意識した最初かもしれません。


製菓業界におけるクリスマスやバレンタイン、
そしてレストランにおける
ゴールデンウィークや年末年始、お盆など。

繁忙期とも呼ばれるそれらの時期は、
フードサービスにおいて書き入れ時であり、
多忙を極める時期でもあります。

何百個というクリスマスケーキをひたすら作ったり、
寝る間を惜しんでお店の仕込みや営業準備をしたり…
普段と比べて大変な状況ではあります。

でも、その大変な状況の向こう側には、
クリスマスケーキに目を輝かせる子供さんがいたり、
2人のディナーを楽しむカップルがいたり、
年末年始の帰省で数年ぶりに会う家族連れがいたり…と、
特別な時間を楽しむ人たちの顔があります。

そんな顔を見れることが何よりの楽しみであり、
大変な中でも頑張れる原動力になるのです。

フードサービスは、お客様と向き合って、
自分の料理やサービスでお客様に喜んでいただける
ビジネスです。

お客様の誕生日や結婚記念日など、
そういう特別な日に立ち会えるたびに、
その日に自分たちのお店を選んでもらえたこと、
そしてお客様に喜んでもらえたことを
何よりうれしく思います。

それが食に携わる人間の喜びであり、誇りであり、幸せだと思うのです。

今日のお昼、サンタの格好の私を見て、
「サンタさんだ!」と喜んでいた子供さんがいました。

その子にとって、自分の姿が
クリスマスの良い思い出のひとつになったなら、
とても嬉しく思います。


みなさんにとって良い聖夜になりますように。
Merry Christmas!

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