みんなのリライブPark ~リライブフードアカデミー~

リライブフードアカデミー受講生や、これから食の業界を目指す方への情報交換や交流の場。アカデミー情報なども掲載!

開業資金について

2009年02月14日 | 東京カフェ(東京MXTV)
皆さん、こんにちは、リライブフードアカデミーの小川です。今回は開業資金についてお話しをしています。
開業しようとする皆さんにとって、やはりもっとも気になるのは、開業資金だと思います。
誰だって、少しでも安く開業したいはずだと思いますし、あまりお金はかけたくないですよね。私自身も開業したり、直営店舗を始めた時にはやはりそう思いました。もちろん、リライブの受講生も同じです。私はいっぱい貯金があるから、同じものでも高く買いたい等という人はまだ巡り合っていません。でも、ここに落とし穴があると思います。今回は、その辺に触れてみました。
まず、開業資金というのは、大きく分けて、工事や厨房設備、店舗取得費等、店舗の設備にかかる『設備資金』というものと、店舗を運営していくための材料費や広告費等の『運転資金』というものに分けられます。この区分けは、金融機関に融資を受ける際にも、どちらを借りるかを申請しなければなりません。実は、ほとんどの飲食店は、融資はこの『設備資金』で申請するって知ってましたか?何故かというとを大まかに書くと、まず申請しやすいということが理由の一つです。融資というのは、貸す側に対して、何に使うのかというのを明確にしなければなりません。設備には全て見積がありますし、飲食店は、開業の総資金に対する設備費用の割合が高いので、ある程度の融資金額でも設備費用のみで申請することが可能です。もう一つは、設備資金の方が返済期間が長いということでしょう。運転資金が5年返済に対して、設備資金が7年というように、融資の種類によって返済の最大期間が変化します。運転資金というのは基本的に短期的なものですから、このような設定になっているのだと思います。
いろいろな本等の開業資金を見ると、多くのケースでこの設備資金のみを紹介している記事が多いのも事実です。確かに運転資金というものは事業が順調な時は、資金として残るものですので、記載していないのかもしれません。
しかし、この運転資金が実は、個人の『食』の店舗には非常に重要な資金なのです。
何故かというと、個人店というのは、出来たて、作りたてが売りになる場合が多く、冷凍食品を『チン』して『はい、どうぞ』では他店との差別化が図れないため、また、個人の想いといしても、独自の商品を提供したいと思っていると思います。
しかし、それによって『商品の売れ残りによるロスや商品が用意できないための機会ロス』ということが発生してしまうことも事実です。
食の世界は、お客様の生活様式や状況によって売上が左右します。こだわりの店や高級店は不況や給料日前には売上は下がる傾向にあり、路面店は雨の日は売上が下がる傾向にあるといったことが発生してしまうのです。もちろん、雨の日には傘屋は繁盛するし、不況でも、ユニクロやマクドナルド等は売上は上がていますし、リライブの直営店舗も売上は確実に向上していますしかし、様々な外部環境の変化や顧客の状況の変化に対応していくことが、売上向上の秘訣であり、しかも、経費を押さえるポイントなのです。逆に言えば、それらのデータの収集が十分でない初年度というのは、上記の売れ残りロスが発生しやすく、しかも、顧客の状況に変化できずに機会ロスも多く発生してしまうのです。

個人店の場合は、売上から経費を差し引いたものは利益であり、これがオーナーの収入になります。つまり、初年度は、この利益=収入が、店舗のポテンシャルよりも低くなってしまう場合が多いのです。どんなに計算し、計画を立てても、数%は計画は、ずれてしまいます。わずか5%でも、機会ロスにより売上が5%ダウンし、売れ残りロスにより経費も5%とも読み間違えれば、ほぼ10%の利益が減少してしまうのです。もし、月の売上目標が100万円で、オーナーの収入が30万円の計画だと、10%の利益が減少することで、収入が20万になってしまうのです。これで、オーナー自身の生活レベルが維持できずに、撤退を余儀なくされてしまいます。やはり、オーナーにも生活がありますから、これを安定させることも、店を永続させ、商売(あきない)し続けるためには、必要不可欠です。だから、この期間を乗り切るための運転資金が必要不可欠なのです。現在、リライブの卒業生の開業者の中には撤退者がいません。この理由の一つには、この運転資金の有無も無関係とは言えないかもしれませんね。
今回の格言 安い道具を使っても、誰かにお金を借りてでも、運転資金は確保すること!!!
今回のポイント ・初年度は売上が読めないのが当たり前! ・売上の波を掴むまで運転資金を絶やすな!

それでは、何かご質問があったら下記のメールアドレスまでご連絡ください。こんな時代だからこそ、しっかりと安定した経営をお互い目指しましょう!

ご質問お問い合わせ:info@relive.com

パティスリー講師 藤田 伸吾 先生 復習と補足

2009年01月20日 | 東京カフェ(東京MXTV)
生クリームを使った製品を作る時(ショートケーキやロールケーキなど)、生クリームを氷水で冷しながら泡立てますが、この時使用するボールやホイッパーそして加える砂糖もあらかじめ冷やしておきましょう。

特に少量の生クリームを泡立てる時(生クリームが300gくらい以下の時は特に)は、器具の温度影響を受けやすく、一回温度が上がってしまった生クリームは再び冷やしても『夢見る口溶け』は期待できません。

同様にしっかり温度管理して泡立てたクリームでもスポンジ等が冷えてなければ同じ結果となります。
要は冷やせる物は何でも冷やす。これに尽きます。

パティスリー講師 藤田 伸吾先生 復習と補足

2008年12月07日 | 東京カフェ(東京MXTV)


フランスで小麦粉製品を食べると、いつも思うのが小麦粉同志の結束の脆さ。これが歯切れの良さや心地よい歯触りとして楽しめます。

元々の噛む喜びを大切にするフランスと、カステラの様な柔らかくふわっとしやさしい食感を好む国民性的な要素や菓子文化の生い立ちの違いなどが小麦粉の粒子の粗さに現れたといえます。

シンプルなマドレーヌなどはとくに違いがわかりやすく、一瞬パサついたような感じを受けますが噛めば噛む程に小麦粉の旨みと歯切れの良さで「やっぱりフランスの小麦は旨いなー」って、ついつい笑顔ななっています!

小麦粉を混ぜる時、グルテンの事はよく言われますが粒子の大きさ(粗らさ)も意識すると違った楽しみや発見が見つかるかも知れませんよ。

カフェフード講師 川崎 光先生 復習と補足

2008年12月01日 | 東京カフェ(東京MXTV)
今回の豆知識でチキンブイヨンの作り方をやりましたが、このような肉や魚の出汁はまだ多くあります。もちろん洋風だけにこだわらなければ食材の旨味を引きだし、それを使いスープやソースにすることはまれにあります。

そこで今回は補足としてよく使う味や旨味の出やすい、または使いやすい
食材を紹介します。
まず肉類では鶏だけでなく日本ではなじみのある豚や牛がいいでしょう。
今回のチキンブイヨンの鶏がらを豚の骨や子牛の骨(スジなどもあるとさらに良い)に変えて作れば出来ます。しかし煮込む時間はチキンよりももっと何時間も
煮込まないと味が出ないですよ。

そして使いやすいのは貝類ですね特に2枚貝。アサリやしじみ、ホタテなど
スーパーで買えるものではこれらがいいでしょう。色々な食材を煮込んでそのまま
汁ごと食べても良いですし、酒蒸しにして出た汁を使ってソースにするのもおいしいですね。また魚も骨から良いだしがでます。頭や骨は捨てずに出汁にしましょう。

そして野菜。これはまず香りの強い物がいいですね。
ブイヨンで使った玉ねぎ、人参セロリは良い味や香りが出ます。そして今の時期だとごぼうや白菜、春菊などが美味しいですね。
そしてキノコや茄子、トマトなども旨味が多く出るので良く使います。野菜は考えてみれば色々出てくるでしょうがいざ使うとなるとうまく組み合わせられないですよね。

そんな食材の組み合わせも少し先の放送でお話しますので是非この次も
ご覧になって下さい。

パティスリー講師 藤田 伸吾先生 復習と補足

2008年11月25日 | 東京カフェ(東京MXTV)
こんにちは、リライブ藤田です
今回は、東京MXテレビのカフェの豆知識の「砂糖の役割」について、更に、豆知識です。まだ、ご覧になられてない方はホームページをご覧ください。

最近、菓子業界を始め他の分野も含め「トレハロース」を使うことが多くなりました。
甘味料の一種と思っていただければ良いのですが、その効果や特徴は目的によってかなり幅広く挙げられます。

まず、甘味が砂糖の40%と低く何らかの理由で砂糖の含有量は減らせないが甘さだけを減らしたい。と言った時、たとえば甘味のあまり強くないジャムを作りたい。だけどあまり砂糖を減らすと腐敗しやすくなり、そんなと時、砂糖の一部をトレハロースに置きかえると保存性も良く、甘さも抑えられた自分好みに調整できます。

また、保水性も高く「しっとり」とした食感に仕上げたい製品などにもよく使用されます。ちなみに、この保水性が高い事で化粧品などにも利用されています。

まだまだ、お話したいことが沢山ありますが今日はこの辺で。
砂糖以外にもご質問等がありましたらお気軽にどうぞ・・・

では、次回もお楽しみに。

プランニング講師 小川 正浩先生 復習と補足

2008年11月19日 | 東京カフェ(東京MXTV)
東京MXテレビの『立地編』の補足

リライブの小川です。先日から放送しています。
東京MXテレビの『東京カフェ』のカフェの豆知識のコーナーの
『立地編』ご覧になって頂いてありがとうございます。まだ見ていない人は、是非ホームページで確認をお願いいたします。
ちょっとだけ補足させて頂きます。

もちろん立地が大切だといっても様々な店舗のタイプによって異なります。
例えば、デリバリーや移動販売を中心に行っている店舗では、立地の場所というより、その地区に住む人口やオフィス等の数が大切になります。これを商圏依存タイプといいいます。商圏というのは、店舗を中心とした比較的広い範囲を表します。しかし、通常の店舗は、『店の前を何人の人が通るのか』『駅や交差点の近くにあるのか』『入りやすい店なのか]等の店舗を中心とした非常に狭い範囲の要素が大切になるのです。これらの要素をすべて満たし、その上で安価な店舗は、需要と供給の関係で、非常に少ないはずです。(もし、あるとしても、お化けがでるのかもしれない<汗>)。

なので、自分の業種や業態に合った、候補物件の中でのベストを選ぶことが大切です。もし、納得いく候補がなければ、隣の駅、その隣の駅と候補地を増やしていくこともひとつの方法論です。もちろん、自宅を改装したり、何らかの理由で場所が限定される場合は様々な工夫をすることを検討しなければいけません。(例えば上位のデリバリー等もその一つです。)

リライブの授業では、立地選定に関しては、具体的なチェックリストやチェックポイントを伝えることで、講義と実地調査を体験してもらい、受講生自身に肌で理解してもらうことで、実際の物件選定に役立ててもらっています。

リライブの卒業店舗に撤退店舗がないのも、この辺の指導に力を入れているからということも大きいのではないかと思います。もちろん、立地が良くても、商品やサービスが最悪であればダメですよ!あしからず。

それでは次回の豆知識も楽しみにしてください。

東京カフェ放送の補足と復習です

2008年11月11日 | 東京カフェ(東京MXTV)
今回の塩の役割については、7点ありましたがやはり、一番は味付けがメインとなります。おいしくするために塩は欠かせないもので、塩ないと旨味や酸味甘みなどが、引き立ちずらくなります。ですので、塩を使う一番のポイントは自分の舌でおいしいと感じる状態まで塩の量を調節することが大切です。

そのほかの6点は、食感や色などをより良い状態にするために、必要な役割です。よって、料理とは、塩ひとつでクオリティーが左右されてしまう素材になります。

ちなみに、塩の役割をお話ししましたが、後日、パティスリー講師藤田先生の放送にて砂糖のお話がありますが、料理でも砂糖は塩と同じ役割を果たします。
塩の役割は重要ですが、塩だけに頼ることなくさまざまな素材(調味料)の特徴を理解することが料理の達人の一歩となります。

ご質問等があればお気軽にどうぞ。。。

町田ドッグカフェ・プティシアンに東京MXTV収録があったよ≧w≦ノ

2008年11月09日 | 東京カフェ(東京MXTV)

やっふ~>w<ノノ
リライブのカズくんだよ                                  


さてさて、実は昨日11月8日(土)町田市にあるドッグカフェ・プティシアンにいってきましたぁ~
前にブログhttp://blog.goo.ne.jp/re-live/d/20081028でもご案内したと思いますが、東京MXTVの収録がありました。今回はスクール卒業生が開業したカフェの収録です
オーナーの高崎さんも相変わらずニコニコ笑顔で楽しそうでしたよ~~^-^ノ
ワンちゃんが気軽にこれてご主人同士も仲良しに・・・そんな風景も多々ありましたよ
外観もきれいだし中も衛生的でワンちゃんと一緒じゃなくても気軽にはいれちゃうぅぅ。

店内は白が基調で天井も半ドーム型で、スローなBGM。。。ゆったりしちゃう。。zzz
っと。あまりの居心地のよさについウトウトしちゃいました^-^;

ホントやすらぐ~~ってカンジw
あ。そそ。オーナーの高崎さんが自らお客さんのワンちゃんをカメラでパチリっ☆

その写真を店内液晶テレビでスライドショーにて見れますよ^-^
ぜひぜひお近くにお出かけの際はお出かけくださいねい~~~^-^ノシ


詳細はコチラ~~~~~

ドッグカフェ・プティシアン

TEL 042-725-0919
ADDRESS 〒194-0032
東京都町田市本町田1129-1
Open~Close a.m10:00~p.m7:00


ホーム:http://cafe-petitchien.com/

ブログ:http://petitchien2008.blog19.fc2.com/

マップ:http://cafe-petitchien.com/map.htm


東京MXテレビの予習

2008年11月03日 | 東京カフェ(東京MXTV)
こんばんは。先日お伝えした通り、東京MXテレビで11/3から放送されている、「東京カフェ」の番組内で、リライブフードアカデミーの講師や店舗が紹介されます。放送予定は毎日24時から、およそ13週にわたって、メニューは週代わり。

最初に登場する講師は、ベーカリー講師、稲垣浩作先生です
番組内でトークしている内容の補足を掲載致しました。番組を見る前にご覧頂くと、より一層楽しめるかと思います


番組を見る前に「予習
稲垣先生のワンポイントコメントです。キーワードは「フィンガーチェック

『フィンガーチェックは実際に生地の反応を見て、作業を進めるか待つかを決めるための重要な作業です。
今回は本来1時間で発酵が完了する予定の生地を、あえて涼しい場所に置いて発酵を若干遅れさせてみました。
現場ではほぼ予定通りに進む発酵も、家庭での場合、特にこれからの季節はちょうど良い環境を整えることは意外に大変になってきます。この場合、ちょうど良い環境というのは27℃の室温を指します。
ただし、涼しい環境であっても生地は発酵する事はできます。ただ、本に書いてある時間ではなかなか発酵は進みづらいのに、時間だけで進めてしまうため、小さく硬いパンを作ることになってしまう訳です。その予防策がフィンガーチェックです。
映像上でも話したように生地と会話をする事で上記のように次の作業を決定していきます。わずか30分の違いでも出来上がりは全く違ってきます。ガスの気泡が出来るということはそれだけ発酵が進んでいるという事の現れです。穴がそのままで残れば通常は発酵終了ですが、更に発酵をわずかに待つことでより美味しいパンを作ることができるというわけです。』

なるほど、パンを仕込む際にはこんなことを考えながら進めていくんですね
納得
ぜひ皆さんも、パンを食べるときや作るときは気にしてみましょう!!

詳しくはリライブフードアカデミーHPまで
 http://re-live.com/



11月3日スタート!!東京MXテレビでリライブフードアカデミーが出演します。

2008年10月28日 | 東京カフェ(東京MXTV)
こんにちわ。リライブ佐藤です。
いまやメディアに大注目のリライブフードアカデミーですが、先日のテレビ東京の「開店ドリームショップ」に続き第2弾です

今回は東京MXテレビ「東京カフェ」内でリライブ講師の出演や店舗の紹介など約10分ですが放映されます。



※地上デジタル放送 S2/092ch
※ワンセグ放送 ワンセグ2/692ch
◇視聴方法は以下の内容確認下さい。


日程は11月3日(月)~毎日放送で深夜24:00~25:00の間で放映されます。
リライブフードアカデミーとして登場する時間は
11月3日~9日までは、24:11~,24:41~頃で2回放送されます。

ぜひご覧頂き、カフェへの興味や世界観など触れてみて下さい。

今後もリライブに注目して下さいね

お問合せ 
リライブフードアカデミー
TEL 0120-444-055
mail info@re-live.com