みなさん、こんばんは。
夏の蒸し暑い夜、いかがお過ごしでしょうか?
今回のブログも、身の毛のよだつお話です……
申し遅れましたが、
今回の担当はリライブの怪談、
いや、怪男 管です。
ど~う~ぞ よろ~しくお願いします。(ひゅるうるう~)
これは私が学生時代に住んでいた
「おんぼろアパート」で、実際に体験した話です。
当時私は、東京23区内、駅から徒歩3分、
コンビニ、マック、ツタヤが徒歩1分圏内という、
学生にとってはベストな立地のアパートに住んでいました。
この立地で家賃はなんと5万円台。
築年数は40年以上経っていて、
すこし気味の悪い感じはしましたが、
立地の良さと、格安の家賃に魅力を感じ、
即決で契約したのを覚えています。
そのアパートに住み始めて、
数か月が過ぎ、夏休みをむかえたある日。
私は夏風邪をこじらせ、部屋で寝ていました。
結構ひどい風邪だったと記憶しています。
高熱が数日続き、
昼夜を問わず、ずっと床に臥している状態でした。
風邪をひいて何日目だったかは覚えてませんが、
高熱にうなされながら、目を覚ましました。
時間は何時だか分りませんが、
外が真っ暗なので、夜中であることは確かです。
ずっと寝ていたので、喉がカラカラに乾いていました。
台所に行って水でも飲もうと、体を起こそうとしたその時、
急に金縛りに襲われました。
そして気味の悪い気配を感じたのです。
カーテンを閉めていたので、姿は見えませんが、
古アパートの2階にある私の部屋の窓の外に、
誰かがいる気配を感じます。
「ボソっ、ボソっ」という話し声や、
「ミシっ、ミシっ」というベランダを揺らす音が
聞こえて来るのです。
それも一人や二人ではありません。
その気配から察するに、
10人以上の男達が、
カーテンの向こうの窓の外から、
私の部屋の様子を伺っているようなのです。
外の様子を見て見ようと思いましたが、
高熱のうえに金縛り。
そして何より、気味の悪さで、怖くて動けません。
私は、恐怖に怯えながら、早く金縛りが解けることと、
窓の外の怪しい男達がいなくなってくれることを祈りました。
しかし、私はこの後、
更なる恐怖を体験することになったのです……
窓の外の気味の悪い気配が消えたと思った
次の瞬間、
「ドンドンドンドン」と何人もの男が
アパートの階段を駆け上ってくる音が鳴り響きました。
そして、私の部屋の前まで来ると、
「ボソっ、ボソっ」とまた何か話しています。
「ドンドンドンドン」今度は一斉に駆け下りて行きます。
「ボソっ、ボソっ」階下から話し声が聞こえてきます。
そして、「ドンドンドンドン」
また上ってきて私の部屋の前で止ったのです。
「コツ、コツ」
ゆっくりとドアがノックされました。
私は当然、恐怖で身動きが取れません。
ドアの外で「ボソっ、ボソっ」と話し声が聞こえた次の瞬間、
もっとも恐ろしいことが起こったのです。
「ガチャ・・・。」
ドアに付いている郵便受けの口が開けられ、
そこから何かが、私の部屋の中を覗いているのです。
もうダメだ…
恐怖が頂点に達したその時です。
部屋が覗かれている郵便受けの口から、
声がしました。
「管さ~ん、だいじーうぶすか~?」
そうです。
アパートの外の男達の正体は亡霊ではなく、
大学のラクロス部の仲間達でした。
風邪で練習を休んでいる私を気遣って、
部員の仲間達が15、6人で様子を見に来てくれたのでした。
しかし、寝ているところに突然行っては迷惑だと考え、
まずは、外から様子を見ようとして、
ベランダによじ登ったり、
肩車で覗いてみようとしたそうです。
どおりで、2階の窓の外に怪しい気配がするはずです。
また、部屋のドアの前まで来て一度引き返したのは、
アパートがあまりにも古すぎて、
部屋にインターフォンが無いことに戸惑ったためでした。
結局、郵便受けを開けて
声をかけようということになったのです。
体育会の勢いだけの訳のわからない連中でしたが、
心配して見に来てくれたことが、
とても嬉しかったことを覚えています。
「仲間」とは、かけがえのない存在ですね。
リライブフードアカデミーは、
学生時代のような「仲間」ができる環境です。
同じ場所で、同じ時間を過ごし、
「飲食業の独立開業・転身」という
同じ夢を持った仲間達と切磋琢磨しながら、
目標の達成に向かっていけます。
壁にぶつかった時、先生方のアドバイスはもちろん、
一緒に勉強する仲間の存在が励みになり、
壁を乗り越えていくことが出来ます。
このブログを読んでいるあなた。
窓の外を見てください。
ほら…
大勢の仲間達が、
あなたの様子を見守っていますよ……。