DIARY yuutu

yuuutunna toki no nikki

モナド論(その3):「意識」そして意識に現れる「現象」は、それ自身、「実在」の世界(宇宙)そのものだ!つまり人間の「意識」領野は「実在」領野であり「モナド」だ!

2018-08-28 20:47:26 | 日記
(15)確認:《世界》は、世界「そのもの」がここに現れているのであって、《世界》は、真に実在する世界の「像」ではない!
《世界》(《「世界がある」「いろいろなものがある」という事態としての世界》)は、世界「そのもの」が、ここに現れているのであって、そうした世界が、真なる(真に実在する)世界の「像」であるとする理由がどこにもない。

(15)-2 確認(続):「意識」そして意識に現れる「現象」は実は、「実在」だ!
現象学は、ここに現れているもの(「現象」)を、世界「そのもの」と把握すると解釈すべきだ。世界「そのもの」を「実在」と呼ぶなら、「現象」は実は、「実在」だ。現象学は「実在」を認めない「現象主義」でない。

(15)-3 確認(続々):人間の意識に現れる「現象」と別に、現象をもたらす普遍的実体としての「実在」があるわけでない!「意識」そして意識に現れる「現象」は、それ自身、「実在」の世界(宇宙)そのものだ!つまり人間の「意識」領野は「実在」領野であり「モナド」だ!
現象は、人間の意識に「現れ」るもののことである。だが人間の意識に現れる「現象」と別に、現象をもたらす普遍的実体としての「実在」があると想定するのは、幻想だ。「意識」そして意識に現れる「現象」は、それ自身、「実在」の世界(宇宙)そのものだ。このように捉えられかぎりでの意識は「モナド」である。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モナド論(その2):「他我」出現の原型的ケースで《世界》に充満する感情・欲望・意図が、特権的物体(後の自己身体)を包み込み、また「音声を発する物体」(後の他我、Ex. 母)も包み込む!

2018-08-28 20:25:02 | 日記
(8)「他我」出現の原型的ケース:「音声を発する物体」(Ex. 母)の出現!
「他我」出現の原型的ケースとして、ここでは、「音声を発する物体」(Ex. 母)の出現を取り上げる。(なお、この原型的ケースと同様の「他我」出現の出来事が、日々繰り返され、「他我」の存在は意味的「空虚」をまぬがれ「充実」される。)

(8)-2 「音声を発する物体」(Ex. 母)に随伴する感情・欲望・意図が、《世界》に充満する!
「音声を発する物体」(Ex. 母)は二重だ。一方でそれは物体だ。他方でそれは言葉を発し行動し、感情・欲望・意図を随伴する。「音声を発する物体」(Ex. 母)に随伴する感情・欲望・意図が、《世界》に充満する。(Ex. 君が暖かな体で包まれること、泣く君をあやすこと、ミルクをあげ空腹の苦痛から君を救うこと、君に笑いかけること等に含まれる感情・欲望・意図。)そして君はその充満の中で、その感情・欲望・意図は、君のものなのか、その物体(Ex. 母)のものなのか、区別がつかない。そもそも、「君」という意味が成立していない。

(9)「今ここ」に必ずある物体(やがて自己身体という「意味」を持つ)の出現!
《世界》の内に、かの「音声を発する物体」(Ex. 母)と別に、特別な物体が分節してくる。それは「今ここ」に必ずある物体だ。(やがて自己身体という「意味」or「言葉」で指示される)

(10)物体の出現:接触面の双方に「物体」という意味が発生する!やがて一方は自己身体、他方は普通の物体となる!
そもそも《世界》の内に、物体が出現するのは、一通りしかない。すなわち、「今ここ」において抵抗(接触)という出来事が起こり、その抵抗が延長し、その接触面の双方に「物体」という意味が発生する。(やがて一方は自己身体、他方は普通の物体となる。)

(11)「特権的物体」(やがて自己身体という「意味」を持つ):相互に他である物体のうち、一方のみが《感情・欲望・意図》に従って動き、また苦痛が生じる範囲の物体である!
世界の内に生じる接触から、相互に他である物体が生まれる。あるいは世界の内に生じる接触において、相互に他であるものが、物体と呼ばれる。(物体という意味を得る。)相互に他である物体のうち、《世界》の内にある《感情・欲望・意図》に従って動き、また苦痛が生じる範囲の物体が一つだけあり、それが「特権的物体」だ。(やがて自己身体とされる。)これと接触する、もう一方の他なる物は、「普通の物体」だ。

(12)「特権的物体」(続):自他の相互転換が起る範囲の物体,・閉鎖された物体
特権的物体(やがて自己身体となる)は、自らの身体を自らで触れれば、自他の相互転換が起る。その相互転換が起る範囲が特権的物体(自己身体)だ。あるいは特権的物体(自己身体)は、他の普通の物体によって取り巻かれることにより、閉鎖された物体であることを知る。

(13)「他我」出現の原型的ケースの状況での《世界》の分節:①特権的物体(やがて自己身体となる)、①-2 普通の物体、②「音声を発する物体」(やがて他我となる、Ex. 母)、③「音声を発する物体」(やがて他我となる、Ex. 母)に随伴しつつ《世界》に充満する感情・欲望・意図、③-2特権的物体の周囲に随伴する感情・欲望・意図!
「他我」出現の原型的ケースの状況で《世界》は今や分節された。①特権的物体(やがて自己身体とされる)、①-2 その周囲の普通の物体、②「音声を発する物体」(やがて他我となる、Ex. 母)、③《世界》に充満する感情・欲望・意図。それらは、「音声を発する物体」(やがて他我となる、Ex. 母)に、またそれが発する「言葉」に随伴する。③-2 もちろん、もともとあった特権的物体の周囲に随伴する感情・欲望・意図も、《世界》のうちにある。

(13)-2 世界:物的世界と心的世界(感情・欲望・意図・夢・イデア的意味世界・意味展開としての諸虚構)
感情・欲望・意図は、物体(物的世界に属す)でないが、《世界》のうちに存在する。それらは心的世界に属す。世界は物的世界と心的世界(感情・欲望・意図・夢・イデア的意味世界・意味展開としての諸虚構)からなる。

(14)感情・欲望・意図の共有:《世界》に充満する感情・欲望・意図が特権的物体(やがて自己身体となる)を包み込み、同時に、音声を発する物体」(やがて他我となる、Ex. 母)も包み込む!
さて《世界》において、主導権をとるのは「音声を発する物体」(やがて他我となる、Ex. 母)であり、その「音声を発する物体」(Ex. 母)が発する「言葉」には感情・欲望・意図(③)が随伴する。これら感情・欲望・意図(③)は、一方で特権的物体(やがて自己身体とされる)(①)と連関させられる(orを包み込む)とともに、他方で同時に「音声を発する物体」(Ex. 母)(②)とも連関させられる(orを包み込む)。これが感情・欲望・意図の共有(《母の意識》と《自己身体の自己意識》両者による共有と後に名づけられる)と呼ばれる出来事だ。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(1)くだらない世界だ!(2)世界は滅ばず、この修羅の世で生きるしかない!

2018-08-28 18:54:07 | 日記
(1)くだらない世界だ!
会社はブラックばかり。 Every company is black and evil.
金がある者は虚栄、傲慢、強欲ばかり。 Every person who has much money shows vanity, arrogance, and greediness.
エリートも傲慢、無責任。 Every member of the elite also shows arrogance and irresponsibility.
権力ある者も、恫喝し、利己的、またも無責任。 Every powerful person is threatening, selfish, and irresponsible.
そして人をいたぶることを楽しむ、屑のような人間たち。 And some people are so crooked that they are joyful while they torture others.
人間など滅んだ方がいい。くだらない世界だ。 Human beings must be ruined. The world is trash.

(2)世界は滅ばず、この修羅の世で生きるしかない!
だが世界は滅ばず、この修羅の世で生きるしかない。 However the world is never ruined. You have to live in this world.
君が企業で働くしかなく、金がなく、エリートでなく、権力もないなら、君は歯を食いしばって生きる。  If you only work for a company, have no money, are non-elite, and have no power, you have to live as hard as you can.
方法は、手に職をつける、資格を得る、上手に世渡りする、金をもうける、エリートを目指すなど。 The means are to have a professinal, to acquire the qualifications, to live skillfully, to cleverly make mony, to become a member of the elite, and so on.
「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ」と言う。 They say, "If you try at the risk of your life, you can be successful."
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろはかるた「臭いものに蓋(フタ)」:つまり「一時しのぎ」、「トカゲの尻尾切り」、「表面を取り繕う」&「闇に葬る」! 

2018-08-28 18:43:14 | 日記
「臭いものに蓋(フタ)」
You put a lid on a pot in which there are many rotten things.

《感想1》臭いものを見せるのは「露悪趣味」だ。ただしこの諺は、「慎ましさ」を推奨するのでない。
《感想2》ここでは、隠すのは悪事・醜聞(スキャンンダル)だ。露見すると、君の評判を落とす事柄を隠す。いわゆる「隠蔽体質」だ。
《感想3》これは「一時しのぎ」、「トカゲの尻尾切り」、「表面を取り繕う」などを意味する。「闇に葬る」ことになれば、これは犯罪だ。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特別展「縄文―1 万年の美の鼓動」(東京国立博物館):(1) 生まれてくる子どもが嬉しそうに顔を出している、(2) 妊娠し、肥っている土偶、(3)男神の男根、(4)亡くなった幼児の手形・足形

2018-08-28 09:23:08 | 日記
(1)
大きな壺形土器の上の縁に出産する女性の顔が付け足されている。表情はあっけらかんだ。顔の前側に、壺の中空部分があって、その前側外の壺側面の真ん中、ちょうどすわった女性の足の股の間に当たる位置から、子どもがどこか嬉しそうに顔を出している。印象が強烈だった。驚いた。縄文時代、無事、子どもが生まれることは、大きなめでたい出来事で、それが隠されることなく表現されている。


(2)
縄文のヴィーナス(土偶)は、妊娠し、肥っている。子どもが生まれること、また肥っていることは、繁栄の象徴だ。


(3)
石棒は男根だ。まっすぐで元気そうだし健康そうだ。生殖、そして繁殖は、おそらく強い雄が優先だったろう。生存競争の時代だ。石棒は、権力者、強力なボスの男根か、あるいは男神の男根だ。日本の神々にとって、生殖は、讃えること、自然のことで、恥ずべきことでない。

(4)
お墓から出た子どもの手形、足形の焼き物は、おそらく亡くなった幼児のものだろう。縄文時代の親心が思いやられて、胸が痛んだ。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする