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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

開幕前夜のCh.ラグレゼット-政

2020年06月27日 | ワイン ~2020年

いよいよJ2再開だぜ~!

再開というよりはほぼ開幕に近い感覚でしょう。

我らがV・ファーレン長崎は、もうね、私の気持ちの中ではJ1昇格を決めそうな勢い。

あまりにワクワクするのでちょっと良いワインを開けることにしました。

 

 

開幕前夜の試飲はこれ。

 

2008 Ch.ラグレゼット アートラベル マルベック

   (仏、南西地方、カオール地区、マルベック種、赤、4千円程度)

 

開けたてからガツンと来ます。香りはプラム、ブラックベリーなどしっかり濃いフルーツ、

そして日陰の植物、なめし革、寝かせた肉、黒糖、ミネラル、甘草、シナモン、アニス、

コショウ、オリエンタルスパイス、しっかりと沈んで深い!

 

そして何といっても2008年もの、つまり12年も経っているのに注ぐ時の泡立ちと

エキス分のすごさ!

 

何なの、この元気良さ!!!

通常あり得ないほどのヴィヴィッド感!

 

味わいは濃厚で極めて力強い。12年熟成なのに衰え知らずのパワー。

深みがあり湧き上がってくる黒糖や土っぽい風味がド~~~ンと弾けます。

フルボディがお好きな方ならグッと来ること請け合いです。

そうですねえ、パーカーポイントなら93-95あたりを付けたいと思います。

 

有名なボルドーやローヌでもなく、有名ワインの1/10程度の価格でこれだけのポテンシャル

を味わえるとしたら極めてお買い得だと言えるでしょう。

もともとフランスワインをよく知るマニアはこの銘柄をこっそりと飲んたり、秘蔵したり

してますので、あえて表に出さないほうが良いのかもしれませんが、たまには良いでしょう。

 

2005年ものも壮絶な出来でしたが、この2008年もさすがの出来になっています。

ただし、このワインはあと10年寝かせても柔らかくはならないだろうと思います。

どこかワイルドさは良い意味でずっとっ保ちそうです。

 

音楽に例えると、あくまでパンチの効いたブルースのように味のあるスタイルでしょう。

決して優雅なモーツアルトとか、華やかなクラシックではありません。ブルースです。

 

「男は黙ってマルベック」と私はかつて言いましたが、「マルベックこそブルースだぜ!」

とも言いたくなります。飲んでいただくとそのニュアンスが伝わるかな???(笑)

少しお高めですが(4千円程度)、高級ワインの1/5~1/10の価格で近い品質!

もうすぐ入りますのでぜひお試しください。

 

 

そして今日のラーメンは長崎駅前の「ラーメン家 政」で。

 

 

 

クーポンのキャベチャー&お昼サービスのごはんを付けて650円!

いつもながらの大満足。(キャベチャーの盛りだけがやや少ない?)

 

さあ、サッカーのある毎日が再スタート。

今日の試合はもちろん勝利だよ~!!!

 

 

 

コメント (2)
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