魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

謎のインド菓子-田舎のワイン-田舎の夜 

2015年08月11日 | ワイン ~2019年
昨日、伝票に印鑑を押そうとして、バッグの中から取り出して押したのですが・・・

印が付かないんですよ。

よく見たら・・・・・リップクリームでした。

もうね、完全に焼きが回ってきたようです。


最近の酒のあて、謎のインド菓子。




「くろ井」(マドゥバニ)で買ってきました。300円。
ずっと食べております。すごくすごく不思議な風味がして辛いです。

どう例えようもなく、日本にはない味わいです。
ピーナッツと混ぜるとこれまた美味しいです。柿ピーの原理ね。




さて、今夜はこれ。昨日の白に続いての試飲。




2013 フォンタス リュベロン ルージュ
  (仏、ローヌ地区、赤、千円台前半)

香りはやや軽めのベリー、イチゴ、フランボワーズ、パッションフルーツなど。
バイオレットや苔、ミネラルなど。動物的香りはほぼなく、フルーティーです。

味わいは瑞々しい果実味は角がなくスムースに柔らかく入ってきます。きれいな酸と
細かくなめらかなタンニンであまり長持ちワインというわけではありませんので、
今のうちに楽しんで良いかと思います。

ちょっと田舎の明るい太陽を思い起こさせます。格調高いわけではなく、普段着の味わい
です。決して着飾っていないところが庶民的で素直で、でも決して不味いわけでもありません。

これだったら今在庫のある別のワインの方が、ちょっとお安くて美味しいので、採用はしませんが、
私は好感が持てて好きです。グルナッシュの風味が結構しますね。


ドジな私も、謎のインド菓子も、このワインも田舎ものという共通項でしっかりと
結ばれている気がします。田舎の夜なのだよなあ。


コメント
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