魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

悲しむべきこと-本日は真面目

2015年08月09日 | Weblog
本日は長崎に原爆の落ちた日です。




もう70年前になります。静かに追悼したいと思います。
落下地点より4~5キロですが、私の祖父、祖母、父は被曝しております。
原爆を投下したポイントが、ちょっとずれていただけで、現時点で「私」は存在しませんでした。
不思議なものです。


今日本の世の中は、とても揺れています。
「安保法案」の是非についていろんな意見が飛び交っています。

もちろん憲法違反という大義に背くことは大問題です。

ただね、賛成の方も、反対の方も、お互いに憎しみ合うことがとても悲しく思います。
ネット上で罵り合いを目にすることがあります。

仮想敵国といわれる某国家を嫌いと言いながら、実のところは自分と意見合わない日本人の
方が嫌いなんじゃないの、と思ってしまいます。
同じ日本人同士で憎しみ合うことのなんと愚かなことでしょう。


「国家」というのは怖いですね。
個人個人では何でもないのに、集合して国家となると別のものになってしまいます。

全体主義(国家主義)の人は「弱者の気持ちへの思いやり」を持っていません。
犠牲を強いることを当然と考えています。
つまり「いじめ」であり、「いじめっ子」なのです。

その集合体として「原爆投下」であり、「悲惨な過去の歴史」だと考えています。




私などの考えが甘いと言われようと、今年も自分の言葉で歌い、祈っていきます。

幻の日(オリジナル曲、ラリラリ・ピノ)


私なりの思いの詰まった曲です。
憎しみの連鎖が産むものは不幸であって、そんな負の連鎖は終わって欲しい。
そして寄りそえるものを見つけて歩み寄って欲しいという思いを込めています。

コメント (2)
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