魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

浦上天主堂再現プロジェクト-ランデヴー

2015年08月07日 | ワイン ~2019年
この夏の夜に面白い企画が。



「浦上天主堂再現プロジェクト」!

天主堂の壁面に映像を映し出すパフォーマンス。



重たい歴史ある場所だけにそれは心に響いてきました。
他の場所ではなく、この浦上天主堂という場所において、というのが重要なポイントでした。
映像は10分程度です。


公園の周りで整理券をもらって(多分すぐもらえます)、天主堂の目の前にある天主堂公園に入ります。


間もなく始まりました。
カメラがちっぽけなのでよく撮れていませんが、こんな感じです。









キリスト教がやってきて、信者で教会を建てて、それが原爆で破壊され、再生・・・。
大方そんな流れ。

とても良かったですし、見ていた方々もみなさん「良かったね、また来よう」と言ってました。

8/8(土)にも4回行われますのでぜひ行ってみてください。おすすめです。


そしてその近所の平和町商店街。
飲みものやかき氷などお店も開いていて、お客さんも入って賑わっていました。
馴染みのお店もあります。ロールケーキの名店「欧月堂」がなくなったのが個人的にはとても悲しい。







さて、今夜はこれ。
過去と今をつなぐランデヴー。




2011 ドメーヌ・レ・クレイス ランデヴー
  (仏、赤、千円台前半~半ば)

カリニャン、グルナッシュ、シラーなど。

香りは厚みのあるプラム程度の熟したベリー、煮詰めたジャム、クレヨンや絵の具、
エンピツの芯、井戸の苔、ハーブ、何となくボルドーに似ています。フランスの香りです。

味わいは濃い果実味はしっかりと煮詰めたジャムを飲むようです。品のある、いわゆる
フランスらしい風味が漂います。若いので肉や土っぽさはそう出ません。フルーツが
支配していますが、フルーツ爆弾というよりは、落ち着きがあり、分別のある味わいです。

派手に旨味が出ているわけでもなく、すごいボディーも持ち合わせてはいません。
しかしアイデンティティーを感じる味わいがしっかりと出ていると思います。
良いワインだなあ、と思います。

スポットで後続の入荷はありません。在庫限りですのでよろしくお願いいたします。


コメント (2)
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