魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

イタリアのZinってホント?!

2006年10月31日 | ワイン ~2019年
2005 Renideo Zinfandel(イタリア、プーリア州、1500円程度)

プーリア州ならプリミティーヴォ種=ジンファンデル種なので
ラベル上、そう表示すればいいものを、何故かジンファンデル表示なのです!
「おい、アメリカに魂を売ったのか!」なんて声も聞こえてきそう。
どこか違和感ありますよね。販売戦略としての表示なのでしょうか。
(ある意味レアもの?)

香りは明るい赤系ベリー(イチゴ、フランボワーズなど)に焼き菓子、
マシュマロや蜜が香り華やかで開放的です。
ただ、香り自体はそんなに強くもありません。

味わいも香りになめし革のニュアンスをプラスしたような感じで軽めで明るい。
ライト~ミディアムボディでしょう。
結構好印象ですが、この価格を出すのならもっと素晴らしいワインを選ぶこと
は出来ます。ただ、決して悪くはありません。

実はずっと前から思う希望があるのです。
「フランスでジンファンデルを造ってくれないかなぁ」ってこと。
カベルネやメルロ、ピノ、シャルドネ等仏品種は世界中で造られていますが、
本場フランスの良い土壌でこそ、その他の地域で有望なブドウ品種を
育ててみてトライすべきだろうと考えるからです。

ダメだったらダメでいいじゃないですか。トライだけはして欲しいです。



さあ、また棚卸しの日がやって来ました。
「もういいよ・・・」って思うのですが、容赦なしに月末はやって来るのです。
誰かに全部のワインを買ってもらって、在庫をゼロにしてもらえると、
棚卸しもすぐに終わるのですが・・・???オイオイ


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする