魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

いよいよ長崎くんち

2006年10月08日 | Weblog
7日から9日まで、「長崎くんち」が開幕です。

毎年のこととはいえ、街は賑やかになります。
ただ、くんちを支える踊り町は長崎市内の中心街、商店街です。

この商店街不況の折り、いつまで出来るのだろうか?と思っています。
時間と、お金と、人手と、手間ひまをどこまでやれるのか?
郊外店全盛の世の中でいつまで続くかは不安です。

現在の車社会、さらに大店舗法廃止の状況では、もともとの町、都市の
成り立ち(街道、鉄道、海運の港などを拠点として発展してきた)の根幹
が覆されはじめています。

きっと将来は踊り町は「町」ではなく「企業」になる日もあるかも知れません。
自由、弱肉強食の競争社会では勝者の企業こそが「踊り町」になるべきでは
ないのかな?なんて、ふと考えたりします。

あまりに露骨な競争社会は、全国の街並みや物流、さらには
文化や人の心までも変えて、最後にはその土地のアイデンティティーすら
奪ってしまうものでしょうか。悩みは尽きません。

最近は個人的にそんな思いを持ちながら、長崎っ子として
長崎くんちを迎えているのです。

ごめん!今日はちょっと固かった。

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