goo blog サービス終了のお知らせ 

魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

侵入者はかく行動せり その2

2006年10月04日 | ちょっと怪しい
書いていたらちょっと長くなりまして、さらに睡魔に襲われた関係上、
2夜連続シリーズとなってしまいました。前日の続きです。
いきなりここからではなく、前日からお読み下さい。



ズドン、ズドン、ズドン

あぁ、ゴキおばさまに襲われる~~!!!
こっちに、目の前に来る~~!!


と思いきや?・・・・・私の目の前ですっくと方向を変え、カウンターへ
向かうゴキおばさま。

カウンターでまたいろいろと銀行員とお話を始めた。
ゴキ君はまだヒザのあたりです。

それから20、30秒してからです。
根性ゴキ君はさらに登り始めました。
本当に上昇志向の強いゴキ君です。

太股をさらに登り、腰にまで到達しました。
こうなると目立つので、そこいらで大騒ぎになるのか?
とも思いましたが、誰も気付きません。

おばさまはバッグを2個くらい抱きかかえておられたので、
腰あたりはキュッと締まって侵入を許さないはずです。
ところが・・・・・・・・!!!


ゴキ君はさらに上昇。
おばさまの白い上着の裾から中の方へ侵入を始めたのです!

ここまで来ると、見てるこちらも、言葉を失います。
おばさまは相変わらずカウンター越しに銀行員と話をしています。
もう雑誌の内容はどうでもよくなっていて、雑誌を持っていた手が震え始めます。

はい!茶色が白に入り込んだ。アタックチャーーーンス!!!

ゴキ君は出てこない。しばらく出てこない。
さあ、騒ぎが始まるのか???

と思いきや、何事もなかったようにおばさまはカウンターを離れ、
こちらへやって来るではありませんか!

と、また方向を変え、出口へ。そしてそのまま店を後にされたのです。

ゴキ君は多分洋服の中で潰される運命か、
それとも、くすぐったくて手を入れたら、その手にゴキ君が出てくるのか、
おばさまの家まで運ばれて、そこで暮らして生涯を終えるのか、
まあ、いずれかでしょう。


侵入者はこうして運ばれる、という典型例を垣間見ることが出来ました。
いつ、どこから入ってくるかは人智の予測を越えるのです。
これをお読みの方、、あなたの裾や、そで口から、
侵入者は入ってこないとも限らないのですよ。

ほぉらぁ、今、侵入者はあなたの服の中にいるかもしれません。

あぁ、ホラーを書いてしまった!ゴメンナサイ。




コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする