住職の独り言

~ご縁に触れて~

比叡山 浄土真宗を訪ねて(西塔)

2023年10月25日 | 独り言
西塔には常行堂、釈迦堂がありますが、

親鸞聖人は出家された後、最初に無動寺谷大乗院で勉学されたと伝えられています。

その後聖人は、西塔聖光院において修行に励まれたと言われています。
ここには法華堂と常行堂(
にない堂…内部は非公開))があり、親鸞聖人は常行堂の堂僧でした。常行堂は阿弥陀如来を本尊とし、「阿弥陀経」を読誦し、阿弥陀仏を念じながら不断念仏が行われます。

そして親鸞聖人が主に勉学されたのが横川といわれています。慈円が検校であった
横川の楞厳三昧院の常行堂で、不断念仏を修する堂僧として勉学に励まれていたことが、聖人の妻恵信尼公の消息より推察されています。




(西塔・常行堂)
比叡山を訪れたのは10月中旬でしたが、紅葉にはチョット早かったけど寒さを感じました。
(次回は後記1/2へ)
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