二日目(前半)
鳥喰の唯円旧地→親鸞聖人田植え旧跡
【鳥喰の唯円旧地】
鳥喰の唯円(とりはみのゆいえん、生没年不詳)俗名は橋本綱宗と称した武士といわれ、武蔵楢山城主との説もある。常陸国鳥喰(現在の茨城県那珂市豊喰)に住したことから鳥喰の唯円と称される。子供を亡くしたことから無常を感じ、親鸞の弟子となった。(二十四輩の一人)
【親鸞聖人田植え旧跡】
真仏寺へ行かれた折、この地域は田植えの真っ最中。
人々は、お念仏のみ教えを聞くどころか、田植え歌を歌いながらせっせと苗を植え続けていたのでした。その様子をご覧になった聖人は、衣のすそをたぐり、袖にたすきをかけて、一緒に田植えを始めたのです。そして「都の歌を教えましょう」と歌を歌われました。
人々は、お念仏のみ教えを聞くどころか、田植え歌を歌いながらせっせと苗を植え続けていたのでした。その様子をご覧になった聖人は、衣のすそをたぐり、袖にたすきをかけて、一緒に田植えを始めたのです。そして「都の歌を教えましょう」と歌を歌われました。
五劫思惟の苗代に (ごこうしゆいのなわしろに)
兆載永劫のしろをして (ちょうさいようごうのしろをして)
雑行自力の草をとり (ぞうぎょうじりきのくさをとり)
一念帰命の種おろし (いちねんきみょうのたねおろし)
念々相続の水ながし (ねんねんそうぞくのみずながし)
往生の秋になりぬれば (おうじょうのあきになりぬれば)
実りを見るこそうれしけれ (みのりをみるこそうれしけれ)
兆載永劫のしろをして (ちょうさいようごうのしろをして)
雑行自力の草をとり (ぞうぎょうじりきのくさをとり)
一念帰命の種おろし (いちねんきみょうのたねおろし)
念々相続の水ながし (ねんねんそうぞくのみずながし)
往生の秋になりぬれば (おうじょうのあきになりぬれば)
実りを見るこそうれしけれ (みのりをみるこそうれしけれ)
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