この世のことは
みんな夢
すぎてしまえば
跡もなし
咲いて残るは
なんの花
それは尽くして尽くされた
まごころ
まごころ
まごころの花
(西条八十)
この詩は西条八十が奥様を亡くされ
その奥様が八十に献身的につくして下さった
思いを込めて詠まれたそうだ。
【教行信証】
慈眼をもつて衆生を視そなはすこと、
平等にして一子のごとし。
ゆゑにわれ極大慈悲母を帰命し礼したてまつる。
(意訳)
阿弥陀如来は慈悲の眼で一切衆生を平等に
またただ一人の子供のようにご覧になる。
だからわたしは、広く大いなる慈悲の心を持つ母である
阿弥陀如来を信じ礼拝したてまつる。