King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『龍神の雨』読了

2010年11月30日 23時51分37秒 | 読書
読むものがなくなって、積んである誰かが
買っておいた本を読み出したのがこれ。


『龍神の雨』です。

ミステリーとかサスペンスのジャンルのようですが、
小説としての中身が薄いので、所々違和感が起こり
ひっかかり、物語に浸れません。

それに、『太陽を曳く馬』を読んだ後だと、そのできの
薄さにいまさら色あせた絵画を鑑賞する気にもなれない
と言う感じなのです。

もっと読み応えのあるもの。

そんな欲求があるのです。

作中、秩父の山と言うフレーズが何度か出てきて、作者
が自作を語るテレビ番組でも取材と言うことで秩父を
訪れる作者がありましたが、宣伝してもらっているよう
ですが、なんか使い方が間違っていると言う印象も受け
ました。

最近はやっている作者のようですが、とても陳腐な
感じを受けました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最近の注文 | トップ | 通りすがり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事