King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『変』ノーベル文学賞受賞者莫言

2013年04月15日 09時39分25秒 | 読書
これも日経の書評で注目の本です。



『変』ノーベル文学賞受賞者の自伝的小説というだけで売れそうですが、
メディアの取り上げ数や世間的な露出が少なくあまり知られていないようです。

日経記事内の「激変する人生、激動する中国において習得されてきた物語りの絶技…
というところだけで手が伸びそうになる本です。

現在中国の思想ということでどんな教育がなされ、人々はどう生活しているのかを
知るためにもいいのかもしれません。

かつては豊かな思想と世界の中心であった中国も今は発展を続ける新興国となって
います。

古いものはことごとく破壊され日本では国宝になっている茶器や文化財などは
残っていません。

そして著作権が尊重されていなくて様々なコピーが存在し、他国の援助もいつのまにか
自前の独自技術としてよその国に売り込んだりととかく迷惑な隣人としか最近は話題に
なるのですが、かつては尊敬されていた文化の復活はあるのか気になるところです。

その一端を知るのにもどんな精神史が積み上がっているのか知るきっかけとなる
のではないでしょうか。

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