King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

沈む国

2008年01月03日 23時45分05秒 | 日々のこと
新年早々の新聞一面に、これから景気が悪くなり
日本は国力が低下するとでかでかと出るというのも
どうでしょう。

まあそれが事実なんだから仕方ないのかもしれません。
日本は、先進国の例に漏れず人口が減っていて
労働人口も減っています。欧米先進国は、当然それらは
移民などの低賃金労働者を入れて補っているのですが、
日本はそれが昔から消極的で、言うならば鎖国状態
です。

となれば、いずれ開国要求もされることでしょう。
一時は世界一のGDPも20年には米国の半分になって
しまうといいます。ついこの間までは、景気回復がされ
企業業績はかつてないほどのものであるといっていたのに、
日本は沈む国と自ら発表するようになってしまいました。

私が一番この問題で重要視するのは、一番国内景気を
左右する住宅関係で耐震偽装から国内規制が強くなり、
許認可業務が停滞して住宅の生産性を下げたことです。
これにより国内の内需は今年影響を受け、低成長路線に
拍車をかけました。もちろんサブプライムローンの影響を大きく
してもいます。アメリカのバブルがはじけて日本の住宅産業も
だめなんじゃないかという連想を生んでいます。

サブプライムローン問題はアメリカのバブルがはじけて金融業界に
信用収縮が起きているのですから、日本が経験した不良債権
問題のときのように速やかに公的資金を導入して金融収縮の回避と
住宅市場の健全化を行うべきです。ローンの借り手を保護する動きより
住宅産業界を活性化させるように、新旧の交代を促す政策にして
住宅の流通性を高めるようにすべきでしょう。
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