King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

中秋の名月とMGC

2019年09月16日 10時06分29秒 | 珈琲

今朝もいつものブラジルでスタートしました。整いました。

 

さて、昨日今日とすっかりと朝晩は涼しくなり、こうなると寝る時や寝具には気を使います。

寝付きも時間がかかるようになり、かといって寝入りから厚い布団などかぶる気にもなれず

薄い綿毛布だと寒くて目が覚めたりと朝に風邪声の人とかもこの急激な気温変化に台風通過と

我々首都圏の人には厳しい環境にあります。

 

夜のランニングでは相変わらず汗まみれでそんな気温の変化も受けていないようですが、実は

涼しくなり走り出しやすくなったり、温まり汗が出るまで時間がかかったりしています。

 

今頃はまだ夏のおしろいばなのはなが香ったり、秋の象徴のような金木犀の香りがしたりして

います。柿の実が道路に落ち酸っぱい匂いがしているところとか虫の音とかすっかりと秋の

風情ながらまだまだ汗が滝のように流れるのは相変わらずです。ただ走りやすくなった感じは

今までのよたよたやっと走っていた感じからそろそろタイムを気にするようになり環境が整ったと

感じたりもしています。

 

先週の土曜のミューズパークではここら辺ではもう鳴いていないミンミンゼミが鳴いていたりと

環境の違いを感じてもう一度近いうちに走りに行こうととう思います。そう思う一つの変化として

まだ今年はススキも萩の花も見ていないので見たいという気持ちもありどちらも間違いなく

あるところで見てみたいと思ったからです。

 

中秋の名月が13日で、その時は曇りで見られませんでしたが、うちでもだんごは用意されていて

あれススキはと思ったのでした。私のランニングコースにも見かけません。これはどうしたことかと

そんなありふれたものも旧市内では見られなくなったのかと訝る事態です。

 

その日に訪れた台湾のお客様と今日は十五夜だと話をすると台湾でも同じだと言いました。台湾では

バーベキューをするんだとか。

 

月を愛でる心と月を見て何を思うのかは人類共通なのかそんなことを思いつつ、日曜はテレビで

マラソンの五輪代表選考レースをみました。これは今までの対象レースでタイムと順位で選んでいたものを

候補三十人を一遍に走らせて一発勝負で一位と二位が代表権獲得という今までにないスタイルにしたもので

これはより公平に活躍できる人を選ぶためだといいますが、実際に選ばれた選手はまさかという結果に

なりこれはこれでよいのか悪いのか今後の結果に現れるでしょう。

 

男子はTBSで女子はNHKでやっていたのですが、それに気が付いたのは男子トップが既にゴールした時で

女子の方は男子ほどのドラマもなく順当といえる人が入ったようです。ただ、その中継のされかたがまるで

二つの局でスタイルが違い女子の方はレースの内容そっちのけで解説が座談会のような砕けた会話でまるで

中継に解説が不要なのではと思わせる無用のコメントばかりでそんなのいらないと何度も思わせたのでした。

 

男子の一人で抜け出し快調に飛ばす姿はトップ独り占めで大群衆の中の首都を駆ける爽快感を見せてくれて

完全に独走だと思われたのに中盤から明らかに疲れが出た走りにこれは最後まで行けるのかと危ぶんでいると

なんとあれだけ離れていた第二集団が段々画面に映りこんでくるようになりそれが30K超えてであり、タイムから

みても1時間43分とこのペースでは明らかに10分を超えるゴールタイムになってしまう事を見ると選考レースで

本番とほぼ同じコースを使い日本人だけというレースでこの時間ではもう候補としてあまりに頼りないのは

明らかでなんてだらしないレースなのかと思ってしまうのでした。

 

最初に飛び出した選手は歴代二位のタイムを持つスピードランナーなだけに6分台のペースでそのまま最後まで

行くものと思ってしまいましたが、まさかの失速と一度速度を失うとその第二集団にもとどまれず結局14位16分

というタイムでした。意外と彼のこの走りに批判よりそのチャレンジ精神に賛意を表する人が多々います。

でもあまりに無残な後半のタイムはどうにかならなかったのかという恨みも出てきます。あまりに優勝タイムが

悪すぎ当日はもっと過酷な熱波の中を走る様な真夏の東京のアスファルトジャングルであることを考えると

こんなのでいいのという気もします。さらに女子は番狂わせもなく順当な選手が一位二位に入り五輪代表権

獲得し、解説がタイムが素晴らしいメダルを期待できるという人がいてそうじゃないだろうとどうしても

思ってしまいました。マラソンの女子記録はあのラドクリフの15分であり、世界的なレベルは20分を切るかどうかが

メダルに届くかというレベルです。確かに暑いリオデジャネイロでは優勝タイムは24分ですが、これは

何度も何度もペースアタックをかけるアフリカ勢の揺さぶりの結果であり、過酷なレースでの24分と今回の

優勝者25分が同じ土俵のタイムに見える解説とは余程のセンスのなさを露呈しています。

 

レース前の注目選手でマスコミ露出度の高かった福士選手は7位腹筋を見せての松田瑞生選手は29分51秒の4位

とレース前のインタビューで語った準備の様子からするとあれという結果でした。

 

残りのひと枠は設定タイムを超えた選手と対象レースが決められていて三位四位の人がこのレースに出てタイムを

出すチャレンジをするのかただ結果を待つのか微妙なものを感じます。

 

当店としてはこの暑さの中ひとつの決定をしました。

それはおいおい発表しますが、今後ますます忙しくなりそうです。

 

 

コメント
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