King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今更ユーミンの地に

2018年03月23日 23時55分43秒 | スキー
何十年もの間間違って聞いていたユーミンをかけ
かつて聞いたユーミンのライブの地に来ました。
と言っても滑るのはかぐらで泊りが苗場の近くの
宿です。

最初初日にガーラで足慣らしをしてから本格的に
かぐらで二日目を迎えようとしましたが、明日は土曜日で
駐車場が有料になることや混雑を考えて反対にしました。

今日は一日雪の中で滑りました。
かぐらはまだトップシーズンの様な感じでまだコブも
育っていません。とはいえ凍った雪の上に10センチ程度の
新雪が乗る状況でこれは全く下が解らずどんな雪面の上に
積もったのか予測してかからないとこの時期あまり人が
踏まずにそのまま溶けて巣の入ったような雪に新雪が乗る
ところに思いきり踏み込んで足がズポッとはまりその勢いで
谷側に倒れようものなら膝を手ひどく痛めてしまいます。

というわけで新雪だからと誰も踏んでいなそうなところは
おいそれとこの時期は入れないのです。しかし、おおむね
どこも固いうえに積もったらしくそんなに苦労する斜面も
ない感じでだんだん上に行くとゴロマは昨シーズンよりも
さらに場外規制線のロープが少なくなりみんなリフト下に滑り込んで
来ます。

私はコース外滑走禁止は依然守りリフト右の斜面には出ません
でしたが、林間に入ってみますとサラサラの新雪が楽しめました。
それなのになぜ固い人が滑った跡の多い斜面に出るのでしょう。

そんなことを思いつつゴロマは二時に終わってしまい、次に
テクニカルとジャイアントに行きますが、ここも田代連絡が
三時閉鎖なのですぐに田代に移り、そうなるとあとはリフトが
終わりとともにロープウェイに追い返されるようになります。
ロープウェイまで行くのに三十分はかかりますから、実質
三時になると移動ばかりになる感じです。

でもこの時期まだ新雪滑走が楽しめるという夢の様なゲレンデ
であり、この後まだ二ケ月もシーズンがあるというゲレンデが
日帰り圏にあるのですから何ともありがたい限りです。

この都心からもアクセスのよいゲレンデは土日と平日ではまるで
様相が違い、心地よさも平日にきてこそなのです。土日では
駐車場が有料になったり、リフト待ちやら食事場所などどこでも
混雑がひどくかなりの苦行となります。さらに車だと渋滞が毎度
あり、この上ない苦痛が重なります。

それなのに相変わらず毎年繰り返されるこの無駄な混雑に
何とかしようという気は起きないのでしょうか。

かつては通勤割引という平日のスキーには強い味方がありましたが、
なんと今は休日割引ということで土曜と日曜は割引になるという
まるで逆のことをしているようで混雑を助長しているようにしか
思えません。

トップシーズンの様な良質な雪も三時になるとぐずぐずのシャーベット
状になりあのサラサラの雪はまるで夢の出来事だったかと思わせる
変貌ぶりです。

それでも最後ロープウェイの下の斜面を何本か滑り四時のロープウェイで
下山します。

いつも日帰りだと六時に出てきて八時台のロープウェイに乗り
ひたすらコブを滑るという感じですが、泊りだと10時について
滑り出すのは11時とまあゆったりスタートです。これだとリフト
移動ばかりが主でひとつのリフトに繰り返し乗って同じコースを
滑りこむなんてこともありません。

これが来月になるとコブしかもう滑るところがないのでかぐら
から登ってコブだけ滑るということになるのですが、となると
移動の長いかぐらよりロープウェイとリフト一本でコブコースに
アクセスできるガーラはゴールデンウィークまでコブ練ができ
インターからも近く優位性があります。

それに交通手段が新幹線直結という利便性の良さで各旅館から
送迎もあり温泉も選び放題です。

さて、今回いつものさくら亭でなくわざわざ苗場にしたのは
直前になり予約したので直前割なるものが使えたのと食事が
ちょっとそそる感じがしたからです。でもこの時期というのは
宿では危険をはらんでおり、子供連れが多くいてそれだけで
いつもの平日のスキーと温泉旅気分を損ねかねないのです。

トップシーズンもやかましい外国人団体客に遭遇し、へたに
大きくて団体旅行向けの日本の温泉旅館では不快な思いも
するものです。そんな中で安くてよい宿というのを発見して
利用してきましたが、今回はさくら亭のグループなのでまあ
良いのではと思い予約したのですが、以前から何度か湯には
入っていたので建物自体もそんな知らないところではないと
いうことである程度安心感があったのですが、案内された部屋は
いつも泊まるところと比べて狭くて造りがかつての合宿宿のような
安っぽい造りでした。

それに依然来たイメージよりこじんまりしてチープなイメージが
しみついてしまいあんまりゆったりかんとかリラックス感とか
いつもの旅行気分にならない感じでした。風呂は二カ所あり
スキーロッカーも完備していてスキー宿としては申し分ない
のですが、三階しかない建物は窓から屋根しか見えなかったり
高層のリゾートマンションに見下ろされていたりと気分が
すっきりとしないのでした。

食事会場は狭いところに平日なのにやはり家族連れが多く
にぎやかでした。それでもすき焼きは食べ放題だし、カニも
ありでこれはいつになく食べ過ぎてしまいました。普通ビュッフェ
の鍋などというと具材もおざなりで手抜きをされたような代表が
鍋ですが、今回は逆にこう来たかという感じでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする