King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ブルンジ深煎りにしてみました。

2015年03月21日 13時58分46秒 | 珈琲


でお気に入りの銘柄として有名なブルンジですが
昨今ではカップオブエクセレンスも実施され積極的に
輸入されてこの本が書かれた当時からすればこの銘柄を
巡る環境も様変わりで本で紹介されたような野生の味も
今はするのかどうか疑わしいところです。

というのも今ではフルウォッシュの清潔で最新の設備で
生産されなおかつCOEのお墨付きでスペシャルティの
仲間入りとなってしまい、かつての野生の味は失われて
しまったのではという感じです。

そんな感じのあまり面白味もない感じでしたが、今回
さらに焼きを深くしてみたらこれまた味の特長が強まり、
甘さと苦さと持ち味が強調され気が付かなかったところも
今回は奥行まで見えた感じでした。

アフリカの豆はどれも個性的であり、ケニアやタンザニア
のように古くから知られたところもこれからのところも
その個性をより競って行ってもらいたいものです。
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『9年前の祈り』読了

2015年03月21日 11時53分55秒 | 読書


特別な場所と特別な思いが宿る思い出で小説が出来ると
いうのはありそうことです。

最近多いご当地言葉でつづるリズムと独特の場所の情景が
聖地だったり、祈りだったり特別な思いとリンクするという
のも特別珍しいことでもないのですが、この本は描写が
行ったり来たり繰り返される引きちぎられたミミズというのは
なになのか実際の専門家の知見が示されるわけでもなく、
何を際立たせたいのか不明なのです。

そんな上っ面だけなぞるような話が最近は多いのです。

途中過去と現在がごっちゃになって子供を捨てちゃう
異常者の話なのかとどきどきしちゃいますが、まあ
特別変わったことも結局起きないのでこの過去と現在の
行き来を情緒的に楽しむ本なのかという感じです。

つまりはあまり新しさも斬新なアイディアもなく、夢中にさせる
物もなく読書のワクワクとかドキドキもなくという最近の
本のありそうな話でとどまっている感があります。
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