King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

#MIAvsSA ファイナルG2まで来た

2014年06月10日 10時44分32秒 | バスケ
NBAファイナルヒート対スパーズは二戦目を終え
一対一のタイになりました。

しかし、これが全くの予定調和的な何の盛り上がりも
なく、筋書き通りに只やってみたという感じのゲームで
つまりません。

一戦目は最後レブロンが負傷して肝心の時に得点源が
ショートして負けたといういかにも明確な視覚化された
感じですが、今までの相手のエースを徹底的にマークして
つぶして勝ってきたチームなのに、レブロンにはお手上げ
的なお互いのエースは適当に触れないで入れさせている
感じがとても不自然です。

ヒートはスモールラインナップという米のバスケが定着して
得点の大半がレブロンがとっているようでもベースはインサイド
アウトでスリーの得点がかなり重要なポイントであり、その連携
を崩す守りとか、インサイドでの高さの優位さで守り勝とか
レブロンをファウルトラブルにするとかいくつかの定番の守り方
が存在します。

しかし、スパースの戦い方は今までのつぶして勝つというよりは
同じ戦略のひとつ先のところで能力の差を見せているような
あまりに力の誇示にこだわるようなところが見られます。

つまり普通にやってもこちらの方がお前らより強いという
なし崩し的なスタイルですが、見ている方は素人の演劇を
みるよりつまりません。

今でもレブロンを徹底的にマークするなど逆にレブロンだけ
走り疲れさせるようにするとか決まりきったインサイドアウト
の先を見切った守りとかなんで実行的な手を打って勝とうと
しないのか。

ヒートの場合、昨年よりまだウエイドとか他の選手が活躍する
という選択肢的なこれがだめならこれでもという感じの作戦と
レブロンの執念にも似た点の取り方がありましたが、別に
そこまで行かなくても点は取れるという感じの戦い方です。

ハスレムに代わり先発にラシャ―ドルイスが出て外から打つ
シーンが見られますが、確率はレイアレン、バティエよりかなり
落ちています。

スパーズはかつてレイアレンのような存在を多用して勝ってきた
チームなので、レイアレンをなかなかフリーにせず外でもしっかりと
マークするという戦法ですが、このファイナルになってからはレイ
アレンのインサイドへのアタックも見れ逆にこれはいいものを
見せてくれると思っています。

それでもゲームを決めるスリーをどこかで必ず放つでしょう。

スパーズのトップオブザキーの選手を早くからダブルチームで
止めるなどヒートのディフェンスはかなりスパーズ封じには知恵を
絞っており有効な感じですが、スパーズはヒートを止める有効策を
未だとらずにまだ温存している感じです。

レブロンを封じることは簡単にできてもそれでは見ている人を
ただがっかりさせることになってしまうという事まで当然理解し
プロらしくお互いのいいところを出しつつ、見せ場も見せつつ
大事なところで勝つというところまで計算しているのでしょうが、
それが賞味期限切れのラシャ―ドルイスをいつまでも見ること
になっていることや年寄り三人組を本当に止められないのかと
思えてしまうことなど何ともつまらないファイナルなのです。
コメント
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