King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

スパーズ対レイカーズ

2007年11月14日 23時45分45秒 | バスケ
11 Nov 2007
Arena: AT&T Center, San Antonio, TX
Officials: #45 Joe Forte , #9 Derrick Stafford , #50 Olandis Poole
Attendance: 18,797
Duration: 2:15
Team   1   2     3    4   T
Lakers  15   23    24   30   92
Spurs   21   33   25   28   107

この試合は、最初の方はなかなか見所満載で面白いと思って
みていましたが、それも第2Qの中半までです。
それはただ単に点差が離れたという事でもなく、ちょっと
変わった展開だったからでしょうか。

というのも、コービーのブロックショットやリバウンドが炸裂して
すごいなあと感じているうちはよかったのですが、どうも様子が
変だと感じ出すと、普段滅多にタイムアウトをとらないフィルジャクソンが
第2Qに先にタイムアウトをとったのです。つまりこれはゲームプランの
失敗なのだなと気がつきました。その後スパーズがタイムを取って
すぐまたレイカーズがとって、点差はどんどん離されていくという
展開でした。

なぜコービーは、守りも攻めも全開で行ったのか、もっと楽に点をとりに
行っても、ミームも戻ってきたし、バイナムもエバンスもいるのです。
それになんと言ってもリバウンドならクワミブラウンがいるのです。
そのクワミは、第2Qに出て来て、覇気も感じられないプレーの連続で
最初ウィザーズでジョーダンに見出された選手として出て来た時の
初々しさや若々しさがありません。全体的に不遜な感じとプレーに
対する情熱もない感じです。

それで全ては、コービーのリバウンドやブロックに出ていたと思うのです。
俺がこんなにやっているとアピールして若手の奮起を期待したのではない
でしょうか。いつもは入る3Pもまったく入りません。あれだけ飛んだり跳ねたりし
て、得点もガンガンとは行かないでしょう。そんな相手に対してスパーズが
やったことは、最初はパーカーにどんどん中を掻き回させて、次にはジノビリ
がインサイドに行って、中を固めたところをボーエン、フィンリー、ボナーが
外から決めるという攻めです。それも次にやるパスアウトの布石で、最初
から、インサイドにどんどんペネトレートさせたのが、効いていてそれに反応
したコービーの動きもまんまとゲームコントロールできたとポポビッチは思った
でしょう。

ダンカンは、ポストにも最初は立ちませんでした。ダンカンやオベルトの
ゴールしたでも十分勝負できたでしょうが、相手に完全に引導を渡す
点差を前半につけたのは、ボーエンの連続の外からのシュートです。
スパーズは、リバウンドでは劣勢でディフェンスリバウンドでも相手に
セカンドチャンスを与えてしまうなど、インサイドの守りに弱いかのような
印象を与えましたが、ボナーという長距離砲があるという印象やバリーより
優先して出てきた使われ方とかどこからでも点がとれるチームになったと
感じられます。今まで守りのチームというイメージから、リバウンドで負けている
というのは意外な結果ですが、今季はこんな勝ち方が多くなるのかも
しれません。

レイカースは、今まではコービーのチームという感じでしたが、今季は
それよりもチームディフェンスやチームオフェンスでやるのかと思いましたが、
得点は個人技頼みで、せっかくフィッシャーが入っても以前のような組み立て
られた攻撃はみられませんでした。最初は、コービーのプレーでもブロックや
リバウンドまでやりすごい活躍だと喜んでいましたが、周りの選手の動きよう
をみていてなるほどというイメージに変わりました。ターンノーバーやトラベリング
やパスミスというくだらないミスが多発して、ベンチからオドムに気持ちを前面に
出せというようなゼスチャーをしているのをみたら今季はたいへんだなという
思いに変わりました。クワミブラウンの使い方もよくありませんでした。
これはトレード用でシーズン中に出しちゃうかもと思ってしまいました。

コメント
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