King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

固い舗装

2007年11月12日 23時35分30秒 | 日々のこと
スキー明け、体中が痛かった先週とは違い、今週は
いたって快調です。これは、雨の中であまり滑りに集中
しなかったか、でこぼこが少なかったからか、それとも、
筋肉がスキーモードを受け入れたか不明です。

とにかく、先週は一週間全て筋肉痛でした。特に次の日は、
スキーで痛くなったところが、ランニングしたらけつやハムストリングに
移動して、そこが走るたびに痛くなりました。今も、若干筋肉痛
ではありますが、先週のちょっと動くだけで悲鳴を上げるような
ことはありません。

帰りに温泉に入ったのもよかったのか。
ただ、もし今日ひどい筋肉痛ならやろうとしていた事がありました。
タイ古式マッサージという看板が以前から気になっていたところが
あり、これは今ではタイでは忘れ去られた医学的な体質改善法
ということで、マッサージ好きの日本人が新たに発明したカテゴリーです。

日本人は、まず体には秘密のツボがあり、それを押すと元気なったり
健康になったりすると信じました。それから、日常生活を続けていると
不自然な活動により、骨格がゆがみ不健康になると信じて、それを
元の正常な位置に戻す方法があるという整体を信じました。さらに、
足ツボマッサージとか様々なマッサージが毎年はやります。そして近年の
売りがタイ古式マッサージです。

もともとのタイで忘れ取られたものが何で日本で復活するのか。
これはインドのオイルマッサージとかとにかく歴史があり、昔は
それが医療だったという事実を引っ張り出してきただけのようですが、
私の場合、とにかく先週の筋肉痛は今までない現象だったので、
前から整体には一度行った方がいいのでは、と考えていました。
ただ、私が求める運動をして筋肉や筋が緊張しているものをほぐして
もらいたいという簡単な本来のマッサージが、お年寄相手のマッサージ師
に理解できるのかが心配なのです。

最近若い人が通う、タイ古式マッサージならどうだろう。
これをやっている人は多分若い人だろうから、最新のマッサージ
理論で治してくれるかもしれないと考えました。
後は最近よく言われる、インナーマッスルの強化です。
ヨガや古武術の際によく言われるのは、姿勢や呼吸法で
現代人が失った体捌きというものが近年注目されています。
実際、肩甲骨周りの筋肉や関節の可動範囲は極端に個人差が
あり、これが股関節やひざなどにもあり、それを見直すと格段に
スポーツでもレベルアップするという話です。

そんな諸々の事をマッサージに求めているのですが、これは
電話で聞いても解らないだろうし、普段お年寄りしか相手に
していない人にいきなり古武術の話をしても、なんじゃこいつと
なってしまうだろうしと敷居が高くなっています。以前、自分の
母親を整体に連れて行ったときには、骨盤が5㎝ずれていますと
言って今日大分もとの位置に戻りました。と言って初診料と
45分程度の仕儀で10000円ほど取られました。

毎回5000円ほどですが、その度に骨盤が2㎝元に戻ったといって
いました。こういういんちき野郎が、整体師には多いのです。
お前は骨が透けて見えるのか。
手で押して、簡単に元に戻るものなら筋肉が既に、補正するように
働いているはずです。他人の手などで治すものなのでしょうか。
こんな経験から、整体師というものがほとほと信用できなくなり、
一時はやったカイロプラクティックなどの看板は見なくなりました。
最近は岩盤浴やデトックスがわが町にもやって来ています。

汗は毎日十分に流しており、そんな生ぬるい方法の健康法より
十分健康だと思います。ただその手助けを少し求めているだけなの
ですが、それがタイ古式にあるのかちょっと気になったのです。
今回走っても、筋肉痛にならなかったので、看板の前を気になり
ながらただ通り過ぎました。
コメント (2)
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