2007/NOV/29
Team 1 2 3 4 T
Nuggets 33 24 18 24 99
Lakers 21 34 26 46 127
Arena:Staples Center, Los Angeles, CA
Officials: #27 Dick Bavetta , #61 Courtney Kirkland , #28 Tommy Nunez Jr.
Attendance:18,997
Duration: 2:35
この試合最初は、アイバーソンが1人で持ち込んで1人で
仕掛けて得点を重ねたので、久々に見るシーンの連続で
面白い試合になると思ってうれしく思いました。しかし、それも
第1Qだけでした。
彼は何をやりたかったのでしょうか。ケニオンマーチンが戻り、
インサイドにはキャンビーもいるのに、リバウンドはとられ放題
です。パスカットを積極的に狙い、スチールは多いものの、それは
堅い守りとは違います。ファウルになるかへたすりゃ抜かれて
簡単に決められてしまいます。それでもそんな一か八か的な
守りとアイバーソンのワンノンワンで最初だけリードして終わりました。
久々にナゲッツの勝利になるのかと思いきや、フィルジャクソンは
以前の試合のようにあわてた様子もありません。第2Qの最初には
コービーを下げたままの余裕のベンチメンバーを繰り出します。
今まで、アイバーソンに対抗してコービーもオドムやバイナムと
インサイドを攻めていたのですが、このベンチメンバーはその流れ
のままインサイドに切れ込んだものの、決めるのは外に待つシューターです。
その3が悉く決まり、じわじわとコービーはいなくとも点がつまってきます。
相変わらず、アイバーソンはゴール下に果敢に攻め込み、シュートを
放ちます。こちらは段々決まらなくなり、一方同じパターンのインサイド
アウトで外から3が確実に決まり、接戦になってしまいます。この連続
3で入れられるとすぐに攻撃、アイバーソンのシュートという繰り返しで
気がつけばいいものを相手が作られたチームでの攻撃という自分たちの
役割を良く理解して攻めているのに、ナゲッツには個人技で突っ走ったら
それを修正する人がいないのです。
今までは、アイバーソンのチームで彼にボールを集めて、彼だけが点を
とって勝ってきましたが、もはやそんな事をしなくてもよいチーム状況だと
いうことを理解して、開幕当初の連勝モードに戻してもらいたいものです。
キャンビーやケニオンマーチンがいなくなると次に出てくる選手はよりリバウンド
やブロックは飛べなくなります。崩れだすとすれば、インサイドを攻められたとき
です。しかし、そんな簡単にインサイドだけ攻めないのがレイカーズです。
特に、変わらないオフェンスシステムながら、簡単に逆転されてしまい、
アイバーソンも出てこなくなるとカーメロにエースとしてチームを引っ張る
力もなく、そのままいいところなく終わりです。最後など、フレグラントファウルを
とられてカーメロは退場というみっともなさです。主力が両方とも引っ込んでしまった
ので、放送も最後の4分はやらないで終わってしまいました。
レイカースのシステムなんてそんなたいした物でもなかったのです。
それでも、それを有効にしてしまったものがナゲッツにあったからあれだけ
鮮やかにやられたのでしょう。やはりそれはポイントガードの力でしょう。
アイバーソンもそんなに自分で決めなくてもよいと途中から人を使う
ことにすれば、また後半自分の個人技が活きてくるのです。それを
許さないチーム事情というのも感じますが、今のままでは上位チームに
は苦しい展開が続きそうです。
Team 1 2 3 4 T
Nuggets 33 24 18 24 99
Lakers 21 34 26 46 127
Arena:Staples Center, Los Angeles, CA
Officials: #27 Dick Bavetta , #61 Courtney Kirkland , #28 Tommy Nunez Jr.
Attendance:18,997
Duration: 2:35
この試合最初は、アイバーソンが1人で持ち込んで1人で
仕掛けて得点を重ねたので、久々に見るシーンの連続で
面白い試合になると思ってうれしく思いました。しかし、それも
第1Qだけでした。
彼は何をやりたかったのでしょうか。ケニオンマーチンが戻り、
インサイドにはキャンビーもいるのに、リバウンドはとられ放題
です。パスカットを積極的に狙い、スチールは多いものの、それは
堅い守りとは違います。ファウルになるかへたすりゃ抜かれて
簡単に決められてしまいます。それでもそんな一か八か的な
守りとアイバーソンのワンノンワンで最初だけリードして終わりました。
久々にナゲッツの勝利になるのかと思いきや、フィルジャクソンは
以前の試合のようにあわてた様子もありません。第2Qの最初には
コービーを下げたままの余裕のベンチメンバーを繰り出します。
今まで、アイバーソンに対抗してコービーもオドムやバイナムと
インサイドを攻めていたのですが、このベンチメンバーはその流れ
のままインサイドに切れ込んだものの、決めるのは外に待つシューターです。
その3が悉く決まり、じわじわとコービーはいなくとも点がつまってきます。
相変わらず、アイバーソンはゴール下に果敢に攻め込み、シュートを
放ちます。こちらは段々決まらなくなり、一方同じパターンのインサイド
アウトで外から3が確実に決まり、接戦になってしまいます。この連続
3で入れられるとすぐに攻撃、アイバーソンのシュートという繰り返しで
気がつけばいいものを相手が作られたチームでの攻撃という自分たちの
役割を良く理解して攻めているのに、ナゲッツには個人技で突っ走ったら
それを修正する人がいないのです。
今までは、アイバーソンのチームで彼にボールを集めて、彼だけが点を
とって勝ってきましたが、もはやそんな事をしなくてもよいチーム状況だと
いうことを理解して、開幕当初の連勝モードに戻してもらいたいものです。
キャンビーやケニオンマーチンがいなくなると次に出てくる選手はよりリバウンド
やブロックは飛べなくなります。崩れだすとすれば、インサイドを攻められたとき
です。しかし、そんな簡単にインサイドだけ攻めないのがレイカーズです。
特に、変わらないオフェンスシステムながら、簡単に逆転されてしまい、
アイバーソンも出てこなくなるとカーメロにエースとしてチームを引っ張る
力もなく、そのままいいところなく終わりです。最後など、フレグラントファウルを
とられてカーメロは退場というみっともなさです。主力が両方とも引っ込んでしまった
ので、放送も最後の4分はやらないで終わってしまいました。
レイカースのシステムなんてそんなたいした物でもなかったのです。
それでも、それを有効にしてしまったものがナゲッツにあったからあれだけ
鮮やかにやられたのでしょう。やはりそれはポイントガードの力でしょう。
アイバーソンもそんなに自分で決めなくてもよいと途中から人を使う
ことにすれば、また後半自分の個人技が活きてくるのです。それを
許さないチーム事情というのも感じますが、今のままでは上位チームに
は苦しい展開が続きそうです。