King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

サンズ対キングス

2006年01月22日 00時06分30秒 | バスケ
予報どおり雪が降りました。朝からガンガン降っていて交通機関への
影響が心配されていました。折からセンター試験で試験を遅らせるかは
会場に問い合わせるようにとニュースで言っていました。ご親切に受験票に
会場の番号があるからと。

例年センター試験の時には天気が悪いと相場が決まっています。

January 17, 2006
ARCO Arena,
Sacramento, CA
Attendance: 17,317

FINAL  1 2  3 4  T
Suns 23 20 22 25 90
Kings 32 33 27 27 119
かつての強豪と最近の強豪との対決で興味のある戦いが
繰り広げられると期待されました。ただし、キングスは主力3人
が怪我で出場できません。サンズは、スタウダマイヤーがいないのに
デビジョン一位。一方キングスは最階位。
当然、サンズが快調に得点してそのまま突っ走ると思っていました。
序盤はまさにそのとおりになりました。
しかし、解らないのはそれからです。バスケットは一度リズムをつかみ
主導権をとってしまえば、そのまま勝ってしまう事もあるのです。
チーム力や総合力で圧倒しても、波に乗れなかったら、点が入らず
そのままリズムもなく得点力も上がらずという風に点がとれずに
本来の力が出ないという泥沼状態がこの日のサンズです。

キングスは立て続けにスリーポイントを決めて波に乗り、一度つかんだ
リズムをそのまま放しませんでした。本来はそんなに点が取れるメンバーでは
ないのです。たまたま外からの得点が入ってディフェンス以外のところで
点がとられたというところで、まだ建て直しのチャンスはありました。ただ、
こういう展開にサンズが弱いというところをみせてしまったのが痛いところです。
今までは破壊力抜群のセンターがいて、それがリバウンドでもインサイドの
基点もなれたので、こういう崩れた試合でもやり直しが効いたのです。
それがやはりセンターがいないということで、いくらナッシュががんばってパスを
飛ばしてもシュートが落ちては追いつけません。外からのシュートも入らず
まともなセンターはいない。相手はリバウンドを取り捲り、ミラーのワンノンワンも
出来る。新人たちにいいように入れられたのでナッシュも出番がなくなり、
なすすべ無しです。

しかし、これを招いたのは最初の序盤の造り方が悪かったからです。
最初はいつもどおりせめて早い展開でシュートもよく入っていました。
それがただ早くお互いシュートを入れあうような単調なリズムの中で
ノーガードの打ち合いをしてしまい、相手のいいパンチである、スリーポイント
三連発を食ってしまったというわけです。今シーズンはこの試合のように
主力が抜けた角飛車落ちの試合みたいのが多いのですが、それでも
新人でもこれだけ点が取れるという見本のような試合でした。
コメント
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